森の聲だより

久々に頭から煙が~


在宅看護の仕事をしていると
患者さまの生き方を尊重してくれる医師が沢山いて
本当に素敵なお医者様が沢山。

そんな先生たちと連携とりながら看護できる幸せを感じるのですが

いや~久々に
限界のある西洋医学
死=負けの世界・・・にどっぷり浸り沈みそうな病院の医者に会いました。
患者さんの意見を聞かず患者さんの代弁をする看護師の言葉にも耳を貸さず
一方的に抗がん剤を飲ませようとするのです。

一度は我慢をして嫌々飲みました。やっぱり副作用出現しました。
倦怠感、食欲低下、浮腫み。。。次第に胸水が溜まり呼吸困難・・・
胸水を抜いて楽になると高価な抗がん剤を再度飲めって言うのです。

泣き泣き私に言うのです。。。。

もう80歳。手術をして5年。この5年間は色々ありましたが楽しく生きてこれました。
これからは薬を飲まずに命が短くなっても
このまま穏やかに楽しく暮らしたい。
今なら自分の足で歩きたいって思えるんです。
抗がん剤を飲んで苦しんで動きたくなくなって
食欲もなくなって
何のために生きているんだ。。。って思ってしまう毎日は嫌なんです。

毎日でなくても3日に一度でもいいから飲めって言われて。。。
先生には手術もしてもらったし悪くて薬は飲みたくないって言えないんです。

そのことを私が代弁し医師に伝えたら「本人から聞かないと・・・」っとスル―
それなら看護師から聞いたけど
「飲みたくないの?なぜ?」って聞いてくれたらいいのに・・・と思ってしまう。
(在宅の先生ならそう聞いてくれる先生が多いけどね~)

その医師にとって抗がん剤の副作用で
弱っていくことを嫌がる患者に
それでも薬を飲めっていう理由は何だ!と逆に聞きたい。

金か?名誉か?生存率か?・・・

久々にポッポポッポ・・・頭から煙が出てきちゃったから
言いすぎました。。。

いかんいかん・・・・
怒りを鎮めて・・・

それなら患者さまと一緒にどうしたら主治医に
本人の口からの自分の思いを伝えることが出来るか
考えていこう

++++++++++++++++

死=負けなら・・・
生まれてきた人みんな負けだな~
必ず死ぬんだから。。。

人の命ってそんな簡単に勝ちだの負けだの
誰も同じ尺度では測れないですよね

その人が幸せならいい人生だし
その人が自分らしく生きていけたらOKかもしれない

人の命を救う医者だからこそ
患者さま一人ひとりの思いを大切に受け止めるとことから始めて欲しいな~と思うのです。

二拠点生活始めたフリーのアロマナースの日々のこんな活動!

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