ことじのブログ

趣味で集めている骨董・古道具の収集を綴ります。
2019年春にYAHOOから引っ越してきました。

古道具 木の道具

2014年09月12日 17時56分39秒 | 古道具
今日は古道具から
この道具を見つけた時は初見で何だろうと思いました。
かなり使い込まれていて長い間道具として活躍したものだろう
と思いました。
見方によってはまるで木製のオブジェのようです。
これだけでインテリアの飾りになる雰囲気があります。
前置きがながくなりましたがこれです。
 

 
さてこれは何に使われた道具でしょうか。
私は聞くまでは判りませんでした。
これを購入した後でほんの数回だけこの道具を
見かけましたがこれほど面白いデサインの道具には出会っていません。
 

別の角度からの写真です。
そうですね。古民具として出ているものです。
もう少しヒントを出しますとこの写真になります。
 

そうでうすね下部にこの棒を通して使います。
棒が無くても充分飾れるものなんですね。
裏の太い鉄の鎹もアクセントになっていますね。
 
すいません。随分引っ張ってしましました。
 
これは萱ぶきの屋根の萱を叩いて整える道具です。
今では使う事は滅多にないですね。
完全な絶滅危惧種の古民具でした。
 
 
 



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13 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ことじ様へ (不あがり)
2014-09-12 18:44:00
この『藁ぶきの屋根の萱を叩いて整える道具』と言われてもピンと来ませんでしたので。検索して見てきました。映像で見ると大きな物に見えるのですが。それほど大きな物では無いのですね。これは十分にオブジェになりますよ。現代の木彫家がこんな感じの肌を出した彫刻を作っていた筈です。確か。記憶が曖昧ですが。おそらくこの最初の映像のような物を見てインスピレーションを感じたのだと思います。昔からある道具はある時代を超えるとアートになります。それを見つけ出したことじ様の目が見事です。ナイスです。有難うございます。
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骨董に於ける境界線はございません。しかるに本日掲載された記事は立派な骨董とお見受けしました。 (横町利郎)
2014-09-12 19:11:00
この道具を使って果たして何百、何千の藁葺き屋根が葺かれたことでしょう。それがしはここに大いなるロマンを感じます。
きょうも有意義な記事に触れさせて頂きました。ありがとうございます。MN
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こちらでは府下の美山町の茅葺屋根の集落が有名です。 (ぷぺぽ)
2014-09-12 20:04:00
その道具だとすれば、木の物としてはとてもおもしろい品物ですね。
私も実物は見たことがありません。
ことじさん、いいもの見つけましたね。
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今晩は (pada)
2014-09-12 20:22:00
こりゃ写真だけではわかりません(笑)
用途分っただけでも掘り出し物ですね!
しかし、表面のギザギザ面白いです。
一寸陶器でつくってみましょうか?
ナイス!
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不あがりさん (ことじ)
2014-09-12 21:32:00
早速調べていただき恐縮です。そうでしたか作家もいたのですね。
これは道具としての彫がまるでデザインのように見えてきます。
すません藁ではなく萱でした。訂正させていただきました。
ナイスありがとうございます。
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ミックさん (ことじ)
2014-09-12 21:34:00
そうですね。境界線は無いのですね。その言葉は勇気をもらえます。
角がとれて使い古された道具ですが時を経たロマンがありますね。
ナイスありがとうございました。
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ぷぺぽさん (ことじ)
2014-09-12 21:36:00
美山は有名ですね。一度は行ってみたいところです。
こちらは世界遺産になった五箇山の合掌集落が有名ですよ。
私も初見でした。特にこの彫のデザインは未だに見ていません。
今では大変珍しいものかもしれませんね。
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padaさん (ことじ)
2014-09-12 21:39:00
やはりパット見ただけではわかりませんよね。
売っていた骨董屋さんに教えてもらいました。
教えてもらう前に一目惚れしてしまいました。
聞いて尚欲しくなりました。
焼き物でも面白いかもしれませんね。
ナイスありがとうございます。
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絶滅危惧種、所見です (森川天)
2014-09-12 22:09:00
長崎では藁葺き屋根の民家に馴染みが薄いので
藁葺き作業など、見たこともありませんです

大きさがよく判りませんが、それなりに重量も
有りそうですね。

魅力的な木の道具 ナイスです
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森川天さん (ことじ)
2014-09-13 17:32:00
長崎は茅葺はあまりないのですね。
こちらでも現役の家屋はほとんど残っていません。
大きさは鍬の鉄の部分ぐらいですね。
ナイスありがとうございます。
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