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ワンタッチピクニカ(レッド号) レストア日記・・・繭からの誕生編

2012年12月18日 16時42分18秒 | 自転車生活
繭のような状態でお届け物が来ました。・・・私の元でレストアされて第二の人生を迎えるが為にやって来たのです。・・・さて・・・繭の中身はなんでしょう?いよいよ飛び立つ時がやってきました。・・・中から出てきたのは・・・真っ赤なワンタッチピクニカ!・・・で・・・状態はそこそこくたびれている(まぁ奇跡的に現存していたのだから良しとしましょう)・・・後輪を抑えてハンドルを引き上げるとリアのアームが延びて「パチン」・・・はいセット完了!・・・これぞワンタッチピクニカの名前の由来でもあるワンタッチ式にて走行可能状態になる折り畳み式自転車なのです。・・・今回、私の元にやって来たのはベルト駆動式の最後期型です。FGベルト駆動式はブリジストンが得意としているところ・・・実はこのケース内に凸型歯車と凹型歯車がクリアランスを取りながら回る仕組みになっていて現代のアルベルト駆動式自転車の原型となるタイプなのです。・・・漕ぎ出しが軽やかでチェーンのような駆動音が出ないハイソな自転車なのです。・・・ハンドルはあの頃流行したY字スタイル・・・松島奈々子さんがイメージガールしていた頃だっけ?もっと前だったっけ?・・・ちなみに今はAKB48・・・ハンドル廻りはやはり最後期型だけあって未来的な形状のプラレバー・・・ブレーキタッチは良い・・・グリップ形状は懐かしのカマキリ自転車と同じタイプでエンドにリングがある樽型・・・ベルはハンドルにネジ穴が開いたところに直付けのチンカンベル・・・音色は安っぽい・・・シートもカマキリ自転車と共通のような気がする・・・尾骶骨が当たるところが盛り上がった現代式に近い形状で意外と座り心地が良い・・・そして14インチホイール・・・そこらの廉価版とは決定的に違う原価の高いステンレスリムを使っています。耐久性と耐腐食性からしてコレだけは譲れなかったのだろう・・・タイヤは当時のオリジナルなので要交換・・・後輪を見ると結構摩耗している・・・前のオーナーはよくコレに乗ったということだナ・・・この角度から見るとポップな赤いフレームとポップな形状のY字型ハンドルが良く似合っている・・・いわゆるワンタッチピクニカとしての熟成された最終モデルの集大成・・・言っていることが大げさかナ?・・・ママハンドル&チェーン駆動式の中期型と並んでパチリ・・・今回のレッド号は最後期型なので水色の中期型より新しいハズなのだけれど状態は悪い(いわゆる若いのに苦労して老けている)みたいな・・・で・・・フェンダーレスになっている・・・「路面が濡れている日は乗るな!」的な・・・完全レジャー用自転車としてのカテゴリーなのか?・・・水色号用に買ったホワイトリボンタイヤ・・・やっぱりレッド号に付けようかナ~・・・


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