介護保険、ディサービスの成果加点

2，3日前のNHKテレビのニュースで、

介護保険でディサービス（在宅で昼間通う施設）に支払われる報酬が

機能回復の成果が表れたところには多く支払われるように4月に改定されていたことを報じていた。

 

施設が機能回復に積極的になるのは大歓迎である。

以前、通っていたディサーケアは理学療法士は在籍していたが、

利用者に認知症の方の割合が多かったこともあり、

転倒防止には極力力を注いでいたが、筋トレマシーンは古くて、安っぽくて、

トレーニングメニューも十分でなく、スッタッフもリハビリに熱心ではなかった。

 

フットネスクラブに通うようになり驚いたのは、

最近のジムの筋トレマシーンの進歩である。

空気圧の筋トレマシーンは腕も足も片足づつのトレーニングが可能で、

ツマミ一つで負荷を変えられ、回数も自動でカウントされる。

今まで、油圧マシーンは便利だと思い込んでいたが、はるかに上だった。

片麻痺になって6月で6年間、数か所以上の施設を体験したが、

こんな機械には巡りあったことがなかった。

http://www.toredie.com/product/keiser-strength/

 

 

ただ、リハビリ病院で同室だった90歳代のおばあちゃんのことを思い出した。

私がその病院に入院し時、その方は退院1か月を控え、退院準備に忙しそうだった。

退院するまでに、自分でパジャマが脱着できるように、一人で食事ができるようにトレーニングがたいへんそうだった。

療法士さんが特別に時間を取って、猛トレーニングしていた。「退院まで、自立していただかないと・・・」療法士さんの口から漏れ聞こえた。

おばーちゃんはとても辛そうだった。

そこまでしなくても、家に帰れば実の娘さんがいらしゃり、その方は専業主婦で十分時間もおありのようすだった。時々、食事時にいらして、ご飯を食べされていらした。

成果主義がよくない方向に進んでいるんだなぁ。