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西分堂日記

書画を趣味にする私が、感じたこと見聞きしたこと、たまに、自作の書画を掲載できれば、と思います。

夜抵江上候船至暁始行 (高青丘詩)1

2013年07月16日 | 臨書
夜辞西陵館 霜谷猿叫歇 津卒未具舟 天険不可越   夜、西陵の館を去る時、 霜深い谷は猿の叫び声もやんで 船頭はいまだ舟の準備もせず、 さりとて天険は 人力では越えることはできないだろう   お気に入りの中国半紙「菅公」に鉄斎墨を摺って「書芸一品」を少し加えて書いた。 前に「摺った墨に墨汁を加えては美しい墨色が台無しでしょう」と指摘されたことがあるが、 . . . 本文を読む

能旦攻真草今(顔真卿「述張氏史筆法十二意」)

2013年06月18日 | 臨書
能旦攻真草今   米芾蜀素帖を臨書した時の記憶がやくにたっているが、 違いは、といわれると、ちょっと困る。 蔵鋒を強調して、ゆっくり目に書いて、 紙に黒い墨をたっふり残すことかなぁ ?  このごろ思うんだけど、 墨をたっぶりつけて、筆を良く動かすと、 魔法が起きて、素敵な形ができやすい。 墨に魔法が掛る、と私はしんじている。   身体が不自由 . . . 本文を読む

竹林院小堂張(顔眞卿 述張長史筆法十二意)

2013年02月18日 | 臨書
竹林院小堂張(顔眞卿 述張長史筆法十二意) 顔真卿といっも源本は肉筆でなくて石碑の拓本。 しばらく書いていたら、米フツ蜀素帖みたいになってきてしまった。 一時、真剣にやったからだろう。 たぶん、書道の勉強とは、たぶんそういうもので、 初めに倣ったものが、いつまでも手が覚えているのだ、 多分そういうものだと思った。   . . . 本文を読む

臨美人薫氏墓誌銘

2013年01月22日 | 臨書
北魏墓誌銘の一つ、実用書の練習にイイらしい。 小筆が見当たらないので、筆ペン。 お気に入りの筆屋さん「あかしや」の筆ペン。 残念ながら新品でないので、筆先が利かない。 少し離れると、細部はあまり気にならない。 字の大きさ、字間、行間、ある程度揃っていると、 まぁまぁ、見れる感じ。 紙は雁皮紙の写経用紙。   . . . 本文を読む