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子供用眼鏡の選び方③

2010年03月05日 10時52分43秒 | 子供用眼鏡

今回は「子供用眼鏡の選び方」についてお話します。

子供用眼鏡の多くは、治療を目的として装用する場合が殆どです。

斜視、弱視、先天性疾患(先天性白内障、未熟児網膜症)など様々な要因があります。

これらの症状の場合、幼少期の眼鏡装用が将来に非常に大きな影響を及ぼします。

  

では正しい眼鏡装用(選び方)とは?

①フィッティング

②子供用メガネフレーム

③アフター

上記の要素が重要です。

今回は③です。

  

③アフター

子供用眼鏡にとってアフターは非常に重要です。

元気いっぱいの子供達は眼鏡の使い方もアグレッシブ。

踏んでしまった、落としてしまった、ぶつけてしまった・・・etc。

様々な原因で眼鏡は歪みます。

歪んだ状態の眼鏡では、頂間距離や光学中心(レンズの中心部分)が瞳孔(黒目)の部分から外れてしまい、矯正器具として正しい効果が発揮出来ません。

又、眼鏡フレーム自体を破損してしまう場合もあります。

  

歪んだり破損してしまった場合、どうすればいいのか?

まずは購入された眼鏡店へ持ち込みましょう。

歪み直しであれば殆どの場合、5~10分程度で直ります。

破損してしまった場合は、メーカーよりパーツを取り寄せる必要があるかもしれません。

この場合、1週間~3週間ほど時間が必要になります。

※当店では全色、全サイズ、各パーツ(kooki snoopy series)も常時保管しております。

※各パーツは有償です。

※レンズが破損してしまった場合は別途納期、費用がかかります。

  

今回で子供用眼鏡の選び方は終了します。

最近、量販店で子供用眼鏡を購入した方が頻繁に来店されます。

量販店ではアフター(歪み直し、修理対応)が芳しくないようです。

【値段が安い、デザインが良い】こんな理由でお子様の眼鏡を選んでいませんか?

お子様の眼鏡は治療用目的の場合が殆どです。

子供用眼鏡を販売する眼鏡店には知識、技術が求められます。

特に弱視治療目的の場合、将来のお子様の見え方に非常に大きな影響を与えます。

お子様の眼鏡は技術があり、信頼できる眼鏡店で購入するべきだと私達は考えます。

※通常、当店以外で購入された眼鏡は修理、調整等、全てお断りしています。