新しい風を 起こそう!   ~日本をよい国に~

一人ひとりの願いを大きな風に変えて・・・
今 動き出そう!



 

戦術家たらんとする者

2009-11-26 16:28:03 | 日記
『坂の上の雲』を読み始めた。
四度目となる。

気に入った部分には付箋とメモ書きがなされている。
だんだんと愛着が湧いてきた。

以前、こんな部分に付箋を貼っていた。
真之の場面だ。

  ***

 戦術家たらんとする者はまずそういう自分をつくらねばならぬとかねがね思っている。
 戦術というものは、目的と方法をたて、実施を決心した以上、それについてためらってはならないということが古今東西のその道の鉄則のひとつであり、そのように鉄則とされていながら戦場という苛烈で複雑な状況下にあっては、容易にそのことがまもれない。真之はそれを工夫した。平素の心掛けにあると思った。
「明晰な目的樹立、そしてくるいない実施方法、そこまでのことは頭脳が考える。しかしそれを水火のなかで実施するのは頭脳ではない。性格である。平素、そういう性格をつくらねばならない」

  ***

目的を達成するため、自分自身の性格までもを作り上げる意志。
そんな生きざまに魅かれて思わず線を引いた。
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さくらのいろ

2009-11-25 16:52:10 | 日記
昨日から東京出張だった。
新幹線の窓の外を流れていく景色。
秋から冬の始まりを感じさせる風景が連なっていた。

桜色と言えばピンク色の春の色を思うだろう。
しかし桜は秋の風景にも欠かせない。
色づいた葉の重なり合いは、日本の美しい秋の情景を生み出す。

春 夏 秋 冬
それぞれに異なった空の色 木々の装い 太陽の光 暮らしのリズム

四季に恵まれた自然に囲まれ、日本人は日本人の感性と美意識を培ってきたのだろう。

新幹線での移動中もパソコンに向かう人が多いけれど、たまには少し顔を上げてみるといい。
様々な風景が、強張った感性をほぐしてくれるから・・・

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箸先が語るもの

2009-11-23 16:35:50 | 日記
今はなき、明治生まれの僧侶。
その人は生涯肉食妻帯せぬ厳格な人であった。

とにかく弟子にも厳しかったらしい。
そのお弟子さんたち・・もう還暦を超えるほどの年齢だ。
師匠の思い出話をするときは、今も一瞬背筋が伸びていらっしゃる。

あるとき、お弟子さんから、こんな思い出話をうかがった。


***


師匠の御供で食事に行ったときのこと。
有名な日本料理店での食事だった。
食事を終えて、帰ろうとしたとき、料理長が挨拶に来られた。
 「いったいどんな方に、お召し上がりいただいたのかと思いまして・・・」
何のことか最初は分からなかった。
 「お召し上がりいただいた後のお箸を拝見しました。このようなお箸は見たことがありません」
そう料理長は仰った。
師匠のお箸は、箸先わずか一センチが汚れているだけだったのだ。
その見事な食事作法を料理長は、箸先からうかがい知り、敬服されたのだ。

師匠は、弟子だけでなく、信者の方にも厳しかった。
でも、一番厳しくなさっていたのは自分自身に対してだった。

だから、どんなに厳しくされても、弟子をはじめ多くの方が慕い、尊敬していたのであろう。


***


ふと、自分の食事のあとのお箸を見た。
お会いしたこともない師匠のどなり声が聞こえてきそうだった。
思わず恥ずかしくなった。
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アナログ派だけれど・・・

2009-11-22 12:17:30 | 日記
最近twitterをする人が増えてきた。
志民運動に関係する方々の名前もある。

私はもともとアナログ派人間。
最初からtwitterに興味があったわけではない。
でも、“何でもやってみなくちゃ分からない”という好奇心は旺盛。
先日、まずは始めてみた。

そんな私が感じるtwitter。
 ●140字という字数は、作成する場合も、読む場合も負担がない。
 ●返信を待つわけでも、返信を義務付けれらるものでもない。
 ●だけれども、誰かと交流し、つながっている感がある。

そして最も大きなことは、
 ●どんな相手でも、とても近しい、親しい感情が湧いてくる
ということだ。

知人友人だけでなく、有名人、政治家等のタイムリーなことばに触れることができる。
例えば、気になる政治家が、今何を考えているか、タイムリーに知ることができる。
また、本来知ることなどできない、著名人のプライベートを知ることもある。
“今日のランチは○○です”とか、“今、新幹線で○○に向かっています”など。

全く面識がないのに、グッと距離感が縮まるのがtwitter。
人柄に触れ、生活の一部を共有しているような不思議な感じが魅力なのかもしれない。
そんな特徴をうまく活用して、情報発信力を上げている方もいる。

これから、「よい国」を思う人の言葉が行き交うこともあるかもしれない。
そして、志民の交流を広める場の一つになっていくのかもしれない。

食わず嫌いにならず、うまく道具を活用しなければ・・・
アナログ派の私も、そんなことを感じた。




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積み重ねなさい

2009-11-21 08:37:14 | 日記
積み重ねられない時も 積み重ねなさい
くじける時も 積み重ねなさい
できてる時も 積み重ねなさい
どんなことに出会っても
積み重ねることでしか活路は開かない
積み重ねなければならない時に
積み重ねられないのは
人に感謝することのできない
自分のたかぶりにあるのです

   
  ***


ある本のなかの一節


多くの人々への感謝を胸に
よい国に向けて
一歩一歩積み重ねるのみ

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