夢をかなえる新聞・聖教新聞 -人間革命の指針-

聖教新聞は夢をかなえる新聞です。その中より「新・人間革命」、名字の言、体験から夢をかなえゆくための指針をつづります。

奄美の同志から信心を学んで帰ることだよ

2009-02-14 14:08:46 | 小説「新・人間革命」
「石川さん、指導をするという発想ではなく、奄美の同志から、信心を学んで帰ることだよ。ここの支部長や婦人部長は、この遠く離れた奄美から、毎月、船と列車を乗り継いで、東京の本部幹部会に来ているんだ。それだけでも一週間はかかってしまう。その間、仕事もできないし、送り出す家族の苦労も大変なものだ。

そして、会員の激励に島から島を駆け巡り、命がけで広布の道を開いてきた。生活だって犠牲にしなければできなかったはずだ。一人ひとりが広宣流布の大功労者だ。

幹部で役職が上だから、信心が強情とは限らないし、偉いわけでもない。話をさせれば、みんなの方がうまいだろうし、教学力もあるだろう。しかし、それと信心とは、必ずしもイコールではない。

大事なことは、実際に広宣流布のために何をしてきたかだ。どれだけ折伏し、どれだけ同志を立ち上がらせ、どれだけ動き、どれだけ汗を流し、悔し涙を流してきたかだ。

奄美は確かに遠い。しかし、奄美の同志の心は、私に最も近い。私とともにおるといってよい。学会本部にいても、心は私と離れている幹部もいる。心の距離は、決して場所によって決まるものではない。

私がみんなを連れて来たのは、奄美の友と接するなかで、本当の信心を、そして、本当の戦いと、本当の苦労を知ってほしかったからだ」

8巻 布陣

師匠の名前を叫ぶ

2009-02-01 10:03:37 | その他
誰も「戸田先生」と言わなかった時、私が一人「戸田先生、戸田先生」と叫んだ。叫び続けたんだ。師匠の名前を呼ぶ。叫ぶ。それが大事なんだ。「戸田先生」と叫ぶことで、私は学会を守ったんだ。(池田SGI会長)

09年1月10日 「若き指導者は勝った」より