オリジナル「107ソングブック」  Original  natarsher seven

全く、個人的趣味の音楽の一つ。高石ともやとナターシャセブン。
「107ソングブック」の曲をオリジナルの歌詞で

83 君かげ草

2013-04-22 | natarsher seven

83 君かげ草   作詞・作曲 高石とし子

 

♪な~が~れ ながれて~

 ながら~が~わ~

 

 み~の~は やまぐに~ たそがれて

 

長良川の抒情を歌っているのですが、君影草とはスズランの別名だとか。

植物には詳しくないので。

まあ谷間に咲くスズランもいい感じです。

かつて、仕事で野山を歩き回っていたことがあって、そういうときに見かけたことがあったような気がしてはいます。

まあそれが目的ではなかったので、目的の場所に向かって道なき道をラッセルしていました。いくつのも花を踏みつけていたでしょう。

 

 


82 涙色の星

2013-04-21 | natarsher seven

82 涙色の星  作詞・作曲 高石とし子

107ソングブックの「オリジナル曲」の中で個人的に最も好きな曲です。

 

♪私の ブルースは 涙色の星 

 気まぐれ 青い鳥は あなたの窓で唄う

 

というところにぐっと来てしまいます。

こんなにメロディーと歌詞が合った曲もないような気がしているのです。

 

ただどうしても「女性」に歌ってほしい曲なのです。

むさくるしい男の声ではどうも・・・。

だから自分でも歌うことをちゅうちょしてしまいます。

 


81 たづるさん

2013-04-20 | natarsher seven

81 たづるさん

♪るらん るらん ふ~たりで うたをうたえば~

 

実は個人的にこの手の音楽は・・・。

某企業のイメージソングだったような気がするのだけれど。

たづるさんとは高石氏の娘さんの名前。

「田鶴」

地名や店名にいろいろと使われている。

いまでこそ「鶴」が見られる場所は数少なくなってしまったけれど、かつて日本の至る所でその姿が見られた。

だから「田圃」の「鶴」が地名になったのだろう。

食用にさえなっている。

そのおかげで絶滅しかけたという説も。

過剰な保護は逆に生態系を崩してしまうので賛成はしないけれど、絶滅においやるほどの乱獲もまたいただけない。


80 京都まつり音頭

2013-04-19 | natarsher seven

80 京都まつり音頭

 

あまり政治的なことを書くのも何なのですから、さらっと。

 

この「まつり」にはいったことはありません。

別に政治的なことに関係なく遊びに行ってもよかったのでしょうが、「(某政党の機関誌の)まつり」ということだったので。

京都ではなく別のところでのモノに行ったことはあります。

まあ政治に関心がなければ行くようなところではないような・・・気も少ししていたので。

 

ただ、それを除いて聞いてみれば・・・。

良い歌なんじゃないかと思いますよ。

 

 


79 街

2013-04-18 | natarsher seven

79 街

♪下駄の音 路地裏どうり 雨上がりの屋根

 

ご当地ソングの雄「京都」

景色を詞にして「京都の地名」を入れれば「京都の歌」になる。

だから京都の地名の入らない「京都」の唄を創った。

ということのよう。

 

まあ、「全国の」港の名前を並べただけでできた曲だとか、演歌に似合いそうな言葉を並べて「よこはま」と入れれば横浜の曲になるのだから、それはそれで納得するのかもしれないが。

学生時代コンパの席で必ずと言っていいほど誰かが歌った曲がある。

「**音頭」

**にはそこの地名や「店の名前」が入る。

とても短い簡単な詞。当然に誰でも歌える。さらに著作権なんてないだろうからここに載せます。

♪ハア~。**の温度は××度。」

以上。

メロディーは・・・、即興でお好きなように。ただし「音頭」ですのでそれなりに。

 

話は「街」に戻りますが。

この曲を聴いて、やはり一度は考えたことがあるでしょう。

「あれって、具体的には”何処”?」

 

私なりに・・・

1番は室町あたり

 夏の地蔵盆の様子を見れば納得すると思うのです。

2番は東山七条

 私がいた頃に限れば「京阪七条」から智積院(というより京都女子大)へ向かう途中に、良い雰囲気の喫茶店があった。

 もちろん国立博物館もあるし京女に向かう坂道もあるし。

 でももう一つの候補。 「岡崎」。蹴上から南禅寺の参道も・・・。

3番 「五重塔」といえば東寺と思うのだけれど「高台寺、八坂の塔」でしょうかね。 

 清水坂の夕焼けはきれいだし、三年(産寧)坂は石畳だし。

4番は百万遍あたり

 京都大学のあるところ。

 かつて京都市電が通っていた。

 出町柳は「出町文化圏」と言われたくらい。

 

けれど結局 

♪この街が好きさ 君がいるから

 この街が好きさ 君の微笑みあるから

 
ということになるのじゃないかと。

 

 

今回は長編になってしまいました。


番外編  その7 孤独のマラソン・ランナー

2013-04-17 | natarsher seven

孤独のマラソン・ランナー

♪若者が走るよ、街のビルの谷間を  若者の足どりは、風を切ってゆくよ
  みんなが声をかける、「おはようさん」君よと  近所の子供たちも、「どこへ行くの」と聞く
    わき目もふらずに、前だけを見つめて  若者が駆けて行く、振り向きもしないで

 

一時期 ランニングに嵌ったことがあった。

最終的には「京都マラソン完走」を目指した。

市民マラソン大会じゃないので、5時間も6時間もかけて走れる大会じゃない。

 

並大抵のものではないことはよく解っていた。

が、何か走れそうな気もしていた。根拠のない自信だけが。

先だって滝崎 邦明というカンボジア人が芸能人マラソン最速記録を樹立したのだが、それまでずっと2時間45分07秒という芸能人記録をもっていたのが、京都マラソンでの「高石ともや」

その姿を見て、北山修が作ったのがこの曲だという。

 


78 旅(ワンカップ大関)

2013-04-17 | natarsher seven

78 旅(ワンカップ大関) 

♪せまい日本も 旅すりゃひろいよ  旅はその日の 風まかせ

キップは一枚 何処まで行こうか  俺の人生 ひとつだけ

ワンカップ ワンカップ     ワンカップ大関

 

初めてコマーシャルソングというものを”意識した”のがこの曲じゃなかったか。

たしかに♪わたなべの~ジュースのもとです。 もういっぱい  なんて曲も歌ってはいたけれど、コマソンとして聴いたのはこの曲だった。

以来、特に酒のコマーシャルに「良い曲」があるような気がしている。

他にも  ♪やっぱり~おれは~ひとりじゃない

なんて好きな曲がいっぱいあった。

 

そういう意味で、いかにもタイアップです~という感じの今のコマーシャルの作り方は???

 

♪旅の終りは、いつかは来るさ  いがぐり頭の、孫たちと
過ぎてしまった、俺ら(おいら)の青春  あつい涙で、語るだろう
  ワンカップ、ワンカップ  ワンカップ大関


77 春を待つ少女

2013-04-16 | natarsher seven

77 春を待つ少女

作詞・作曲  高石とし子

 

♪ ひかる~はなはねこ~やなぎ~

  はるのひをまちながら~

  かける~むすめは ひかりのなか~

  どこへゆく~むすめ~

 

これは結構好きな曲でもあるんです。

晩冬の田圃のあぜ道をかけていく少女

そういう風景なのでしょうか。

名田庄村に行ったことがありませんので、勝手な想像なのですが。

 

かつてやっていた仕事は”公共事業”に関連する仕事でしたので、10月から4月までの半年で1年分の給料を稼いでいました。

近畿の都会、都市部そして農山間地域を機械を担いで歩きまわるものでした。

雨の日は外歩きはしないのですが雪の日はよほどの吹雪でない限り、外にいました。

だから、自分にとっては

~春を待つ兄さん~

だったのでしょう。

 


76 谷間の虹

2013-04-15 | natarsher seven

76 谷間の虹  作詞・作曲 高石とし子

 

♪はるになるたび~お~もいだす~

 

実はあまりこの歌にはなじみがない。

自分のレパートリーに入っていないからだけれど。

 

♪思い出はいつも消えて行く ひとつひとつ

  それでも虹を追いかけよう

  もうそんなには 遠くはないさ・・・

 

いくつになっても「虹を追いかける」気持ちは大事にしたい。

気持ちだけは・・・・

あとは体が付いてこん。


75 明日になればね

2013-04-13 | natarsher seven

75 明日になればね

作詞作曲 高石とし子

♪このよは~ひろいよ~

 このよはゆかいだよ~

 ちゃんすなんていつでもあるさ~

 あしたになればね~

 

ここから「オリジナル・ソング」に入ります。

 

この曲を聞くたびに、ある曲を思い出します。

北山修作詞、加藤和彦作曲  牧葉ユミ 歌の「冒険」という曲です。

まだかろうじてフォークルをやっていたころもしくは解散直後の曲ではないかと(1971年です)。

 

♪広い世界のその中で

 何か出来るさ、ぼくだって

 

 だけどまだ終わらない。これからさ。

 

結構好きだったんだけれど、あまりヒットせず(ファンの方、関係者の方、失礼します。)4、5曲出して終わったかと。

「歌謡曲」全盛時代にフォークと言えばメッセージフォークしか”存在してはならない”時代でした。

彼女と高田恭子は同じように時代を間違えたかもしれません。もし少し遅れて「ニューミュージック」の時代であれば、今のユーミンのようになれていたかもしれません。

けれど彼女の残したのはあまりにも大きいものです。

彼女の曲を歌ってオーディションに合格したのが「桜田淳子」そして「山口百恵」。

のちのアイドル全盛を造った人たちです。