79 街
♪下駄の音 路地裏どうり 雨上がりの屋根
ご当地ソングの雄「京都」
景色を詞にして「京都の地名」を入れれば「京都の歌」になる。
だから京都の地名の入らない「京都」の唄を創った。
ということのよう。
まあ、「全国の」港の名前を並べただけでできた曲だとか、演歌に似合いそうな言葉を並べて「よこはま」と入れれば横浜の曲になるのだから、それはそれで納得するのかもしれないが。
学生時代コンパの席で必ずと言っていいほど誰かが歌った曲がある。
「**音頭」
**にはそこの地名や「店の名前」が入る。
とても短い簡単な詞。当然に誰でも歌える。さらに著作権なんてないだろうからここに載せます。
♪ハア~。**の温度は××度。」
以上。
メロディーは・・・、即興でお好きなように。ただし「音頭」ですのでそれなりに。
話は「街」に戻りますが。
この曲を聴いて、やはり一度は考えたことがあるでしょう。
「あれって、具体的には”何処”?」
私なりに・・・
1番は室町あたり
夏の地蔵盆の様子を見れば納得すると思うのです。
2番は東山七条
私がいた頃に限れば「京阪七条」から智積院(というより京都女子大)へ向かう途中に、良い雰囲気の喫茶店があった。
もちろん国立博物館もあるし京女に向かう坂道もあるし。
でももう一つの候補。 「岡崎」。蹴上から南禅寺の参道も・・・。
3番 「五重塔」といえば東寺と思うのだけれど「高台寺、八坂の塔」でしょうかね。
清水坂の夕焼けはきれいだし、三年(産寧)坂は石畳だし。
4番は百万遍あたり
京都大学のあるところ。
かつて京都市電が通っていた。
出町柳は「出町文化圏」と言われたくらい。
けれど結局
♪この街が好きさ 君がいるから
この街が好きさ 君の微笑みあるから
ということになるのじゃないかと。
今回は長編になってしまいました。