66 私の子供たちへ(父さんの子守唄)作詞・作曲 笠木 透
生きている鳥たちが 生きて飛びまわる空を
あなたに残しておいて やれるだろうか父さんは
目をとじてごらんなさい 山が見えるでしょう
近づいてごらんなさい こぶしの花があるでしょう
デフレ不況、震災以来あまり騒がれなくなった「環境破壊問題」なのだけれども、結局のところ
生きている君たちが 生きて走りまわる土を
あなたに残しておいて やれるだろうか父さんは
というところに尽きるのではないか。
でもそれは「自然だけ」のことではなく、「社会やこの国のあり方」でもあるような気がしている。
大声を上げて喚くことも大切なのかもしれないが一人一人が「自分の子供に何を残してやれるかどうか。」ということではないのかなと思う。
そういう思いにさせてくれる曲です。