中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

色々な餅とその食べ方

2012年12月30日 | 少数民族の食べ物

私が今住んでいる貴陽市花渓地区は、元々はプイ族という民族が多く住んでいる所だそうです。そのためか餅や饵快粑を専門に売っている店が目に付きます。私が以前住んでいた事のある凱里では、あまり餅や饵快粑を専門に売る店は見かけなかったように思いますが、ここ花渓は凱里と比べると餅や饵快粑専門に売る店や饵快粑を売る人が多いようです。

 

三輪車などに餅を積んで餅や饵快粑を売りに来る人も多い。
一斤(500g)4元前後ですが、このように行商に来る人の餅
には当たり外れがある。安いが品質がイマイチという饵快粑も多い。
切ってくれる。棒状物は饵快粑。丸い形の物が餅。

 
 
街頭で餅を売っている人。大鍋の下にはコンロがあり、冷めないよう
暖めて売っていて、黄粉とあんこの2種類ある。こちらは一個2元。

 


ここ花渓では10月頃から街頭で餅を売る人も増え、以前焼きトウモロコシを
売っていた人も最近では、炭で焼いた餅を売っていたりします。
中はアンコと胡麻が多いようで、中に何も入っていない餅もあります。


こちらは饵快粑で、この形から饵快粑と呼んだという説もあるそうです。
中味は同じ。


榕江県で見かけた餅、黄色い餅は、黄色いお強と同じ植物で
色付けしたものだそうです。


榕江県、从江県には、このように様々な種類の餅があります。どれも炭で
じっくり焼くので美味しいです。


こちらは、日本で言うところの草もちのような餅で、この周辺で取れる植物の葉
と一緒に搗いた餅。その植物が採れる春、夏の期間限定の餅です。

これは花渓の農貿市場にある餅や饵快粑を専門に売っているお店。この
店の餅や饵快粑は美味しいです。一斤4元。


やはり花渓にある餅専門の店。この店では店頭で餅つきの実演もやる。
出来立ての餅を売るのを売りにしている。やはりアンコと黄粉の二種類ある。
餅の中に好みのアンコや黄粉を入れて油で揚げるという食べ方もあり、この
油で揚げるというほうが好みという人も多い。

 

こちらは黎平県のトン族の村で、春節のとき見た光景。ある村の鼓楼でトン族の人
が歌を歌いながら、その合間にこのような巨大な網で餅を焼いて食べていました。
元々鼓楼の中には焚き火をする場所があり。





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