中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

中国共産党の党員は8956.4万人

2018年07月05日 | 中国事情

毎年7月1日は、建党節つまり中国共産が誕生した記念日で、今年は97回目との事です。中国共産党の党中央組織部の発表に拠れば、2017年度末の時点で中国共産党の党員の数は、8956.4万人に達したとの事です。共産党支部の数は、457.2万支部で、この数も前年より5.3万支部増えたとの事。

2013年度からは党員の質良を一定程度に保つ為、年間の党員増加率は1.5%以内に抑えられているとの事です。従って、近年は入党希望者が多いものの党員なるには、以前に比べ厳しくなっているそうです。

国営企業においては、92.8%に党支部が存在し、全国の様々な組織や事業単位での党組織の組織率はそれぞれ99.7% 95.2%との事です。女性党員の割合は、2388.8万人で率にして26.7%で、また少数民族の党員は651.4万人で率にして7.3%との事。私としては、女性党員はもっと多いと思っていましたが思いのほか少ない感じです。

中国には、大学や高校等の高等教育機関にも党支部がある様です。大学のトップは共産党の書記で、学長ではありません。また、大学の学部のトップも学部の党書記で、学部長ではなく、学部毎に党書記がいます。大学内には、党組織部、宣伝部、統一戦線部、規律委員会、学生工作部等もありそれらの組織には専任の党員が居る様です。

中国共産党には、18歳から入党申請する事が出来るとの事ですが、全体の人口に占める党員の数は、一割強と思われます。現時点の中国の総人口は約13億7000万人で、その内18歳以下の人口は約2億8000万人と推測され、入党可能な全人口約11億人の中に、党員は約9000万人いる事になります。

中国では、農村部の最小の行政単位は村ですが、村にも党書記がおり、その上の行政単位の鎮、県にも当然党の様々な組織がある様です。都市部の最小の行政単位は、社区の様ですが、そこにも党組織がある様です。

 党費は、収入に応じて決められている様で、月収3000元以下は月収の0.5%、3000元から5000元の人は1%、1000元以下の人は1.5%との事。農民党員は一月0.2元から1元、学生党員は毎月0.2元との事です。



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