中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

雲南省大理白族自治州の冬

2014年01月20日 | 雲南省

私が今滞在中の大理白族自治州は、冬も大変過ごし易い所です。去年12月中旬には、7年ぶりに珍しく雪が降り気温も大幅に下がりましたが、数日後には雪も消え例年通りの気温に戻りました。1月に入っても最高気温は16度から18度程度と云う様なとても過ごし易く、快適な日が続いています。最低気温も大体1.2度ですが、連日太陽が顔を出し、時には雲一つ無い晴天になる日も多いです。

しかし、今日は珍しく、先月雪が降って以来の雨、約一ヶ月振りの雨の日となりました。ここ大理も雨が降り、曇ると一気に気温も下がります。今日は最高気温が11度との事です。天気予報では、雨は今日だけで、明日は曇りですが、最高気温も15度迄上がり、明後日には最高気温も16度から18度と通常通りに戻るとの事です。

私は、ここ大理白族自治州に来る前は、貴州省に滞在していましたが、貴州省特に貴陽市等は、冬の間は最低気温1.2度で、最高気温も5.6度と云うような日が連日続きます。滅多に晴れる事ありませんで、冬の間は連日のように曇りの日が続きます。極たま太陽が顔を出すと気温も7.8度近くなりますが10度を超える事は滅多にありません。

貴陽市は、冬は晴れる日は殆どありません。そんな事もあり「貴陽」と云う名前は、太陽が貴重だから、貴陽と言う名前が付いたと云うような冗談を云う人も居るほどで、なるほどと思い込む人居るほどです。(注:日本人の一部には、貴陽市と云う地名は太陽が貴重だから、その名が付いたと思い込んでいる人も居るようですが、それは完全な間違いです。このブログでも貴陽の地名の由来に付いて触れた事がありますが、興味ある方は覗いて見てください。)

貴州省で3年ほど過ごして、ここ大理白族自治州に来ると、改めて雲南省大理白族自治州の気候の良さをしみじみ感じる次第です。私が雲南省昆明や大理古城を最初に訪れたのは、1989年1月の事です。その時は河南省鄭州市で語学留学していましたが、雲南省が気に入り1989年9月からは雲南省昆明市に移りました。雲南省での短い滞在を終えて、1990年に止む無く日本へ戻る事になりましたが、その時思った事は、「年金を貰えるようになったら、雲南省で生活しよう」と言う事でした。

そして今幸いにも雲南省大理白族自治州に滞在している訳ですが改めて雲南省や大理白族自治州の良さをしみじみとかみ締め日々暮らしている次第です。

 

 

 

 

 

 



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