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あずきさんの和菓子のお散歩

東京にある和菓子屋さんを、みーんな訪ねてみようという無謀なことを考えました。日々これ一歩前進中。

川口駅前の「太郎焼本舗」へGO!

2008年04月11日 | 鯛焼き、おやき専門の店


 先日、雨の中、川口駅に初めて降りたってみました。キューポラのある町かと思ったら(古くてスマン)、そんなものはなんにもなくて、ニョキニョキと巨大なタワーマンションが何棟も建っているのにびっくり。キューポラがわりに「キュ・ポラ」なる駅ビルはあって、無印良品やスーパーが入っているのに平成を感じちゃう自分です。

 たまたまでかけたので予備知識ゼロでしたが、なにげに私を誘うお焼きの店発見。改札をでたら真っ正面にあるんだから、こりゃ、見逃せそうにないよ。「昭和二十二年創業 川口名物太郎焼」の言葉に、老舗好きがよろめきます。



 でお品書きを見てみると、お焼きの種類はカスタードとあずきの二種。「新太郎焼」というのがあって、それは何かと言えば甘さちょい控えめのあずき餡なのだそうな。さらになぜか天津甘栗も売っているわけね。そのこだわりのなさもよい感じではないでしょうかねぇ。



 わざわざ買って帰りましたとも。なにしろ厚みがごつっとあって、すごい迫力なの。そしてポイントは皮の薄さ。でももっちりもしていて香ばしさもあって、なかなか評価高いですよ。



 もちろん「新太郎焼」も食べたけど、ま、甘みが軽いなという程度。通常のものでも特に甘さが辛いとかいうことはまったくなく、ただ3つも4つも食べ尽くす私のようなやからは「新」の方が内臓的にはよいかなぁ。できればゴマ餡とか作ってくれればなおいいのに。



 最後にカスタードを食べたんだけど、個人的にはこれがもっともNGでした。だって味がどうしてもニセモノ系のカスタードなんだもの。適当に油脂とか入れて作っちゃったんでしょみたいなコンビニ安手味。あずき的王道路線でいってくれれば、老舗の風格すら出てくるように思います。ちょい残念。

お焼き風格度★★★★☆ また食べたい度★★★☆☆

太郎焼本舗
有限会社喜多の家
川口市栄町3-7-1
10:00~21:00
048-252-2525

22番目「根津のたい焼き」、うまっ!

2006年12月05日 | 鯛焼き、おやき専門の店
 わーい。行っちゃいました。東京の鯛焼き御三家に一軒を加えるなら、必ず入賞するであろう、「根津のたいやき」です。


 この店は以前は柳家を名乗っていて、あの御三家、日本橋の柳家で修行した職人さんが始めた店だとか。2000年10月より、現在の名前を名乗っているそうです。
 以前、ここで鯛焼きを食べたときは恐らく初代と思われるおじいちゃまが焼いておられましたが、今回は若い息子さん(?)が汗を流しつつ鯛焼きを量産中です。
(写真下の奥 白帽子にふわっとヘアの男性が焼いてます)



 そして鯛焼きが焼き上がったら、お母さんが魚の周囲をハサミでちょきちょき切って、余分な生地を取り去り、お嫁さんかなぁ、若い女性が手早く販売。この3人の息が揃っていることといったら。5、6人の行列はあっというまにさばけていきます。



 「根津のたいやき」の特徴は、ぴっちりと粒あんの詰まった薄目の皮がぱりぱりと音をたてること。当然、焼きたてが一番だけど、家でこんがりトースターしちゃっても悪くなかったですよ。元米国副大統領、元駐日大使のモンデール氏御用達だったそうで。この味のわかるアメリカ人、なかなか立派じゃないですか。



「根津のたいやき」
東京都文京区根津1-23-9
地下鉄千代田線根津駅下車徒歩5分
03-3823-6277
火曜・金曜休(時々不定休あり)
10:30~売り切れ次第
↓参考HP
http://www.yanesen.net/shop/shop/318/



たい焼き屋の前で喜ぶ自分。こんなやつですが。
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