まずは新橋へ行きました。
さすがオッサンの街だけあって、右にも左にもダークスーツのおじさま方が闊歩してます。案外、こういう雰囲気が好きなのは、私も立派なオバハンだからでしょうか。
さて、この日、訪れた和菓子屋は1912年創業の「新正堂(しんしょうどう)」です。
実はここ、年末になると、ついついおじさま方を惹きつける物語「忠臣蔵」にご縁があるんです。というのも新橋の赤レンガ通り沿いにある店舗が、あの浅野内匠頭が切腹した田村家屋敷跡にあったから(現在は田村家屋敷跡のすぐ斜め前に店が移転しました。ちょっと残念)。
↑この写真の真ん中のビルの向こう側あたりで、浅野内匠頭が切腹されました。合掌。
そして、この歴史を背負ってなのか?、生み出された和菓子が、白鉢巻き姿も潔い、名物「切腹最中」です。
梅の形を模した最中の皮にあふれんばかりのあんこ。すでに御大は切腹しておりますが、恐れながら、そいつをさらに開腹すると、
粒あんの中に白々とした求肥餅がぴょんと出現。生々しいまでの侍魂が詰まっていました。まさに大胆不敵な意匠の勝利でしょうか。これは新橋のサラリーマンの間で、お客様への不祥事のお詫びに携える定番菓子なのだそうな。お味の方は餡の歯切れがよく、餅と適度にからまって、おいしくいただけます。
さらにはおじさんギャグ満載のお菓子もありますよ。「出世の階段」と「景気上昇最中」なんてどう? サラリーマンライフって、すごく楽しいのではと思わせるパワーが漲ってます。
手前の「景気上昇最中」は餡が粘らず、私の好きなタイプです。「出世の石段」は東京で一番高い山「愛宕山」の愛宕神社へ続く86段の石段にちなんだお菓子。抹茶味の固めクッキーという雰囲気。中に白クリーム入りで、洋菓子度が高いです。あんこはちょっとね、という方におすすめかも。
でもね、オッサンギャグには疲れを感じるという女子たちにいいなぁと思ったのは、
こちらの生ドラです。
手前からあずき、チーズ、抹茶。冷凍してアイスモナカにしてもOK。一杯飲んだあとの口直しによさそうだな、と思う私は、いよいよ飲んだくれのくせに甘党の始末に負えないオバサンです。
「御菓子司 新正堂」
東京都港区新橋4-27-2
JR&地下鉄新橋駅下車徒歩7分
03-3431-2512
日・祝休
9:00~20:00(土曜は17:00)
http://www.shinshodoh.co.jp/index.htm
さすがオッサンの街だけあって、右にも左にもダークスーツのおじさま方が闊歩してます。案外、こういう雰囲気が好きなのは、私も立派なオバハンだからでしょうか。
さて、この日、訪れた和菓子屋は1912年創業の「新正堂(しんしょうどう)」です。
実はここ、年末になると、ついついおじさま方を惹きつける物語「忠臣蔵」にご縁があるんです。というのも新橋の赤レンガ通り沿いにある店舗が、あの浅野内匠頭が切腹した田村家屋敷跡にあったから(現在は田村家屋敷跡のすぐ斜め前に店が移転しました。ちょっと残念)。
↑この写真の真ん中のビルの向こう側あたりで、浅野内匠頭が切腹されました。合掌。
そして、この歴史を背負ってなのか?、生み出された和菓子が、白鉢巻き姿も潔い、名物「切腹最中」です。
梅の形を模した最中の皮にあふれんばかりのあんこ。すでに御大は切腹しておりますが、恐れながら、そいつをさらに開腹すると、
粒あんの中に白々とした求肥餅がぴょんと出現。生々しいまでの侍魂が詰まっていました。まさに大胆不敵な意匠の勝利でしょうか。これは新橋のサラリーマンの間で、お客様への不祥事のお詫びに携える定番菓子なのだそうな。お味の方は餡の歯切れがよく、餅と適度にからまって、おいしくいただけます。
さらにはおじさんギャグ満載のお菓子もありますよ。「出世の階段」と「景気上昇最中」なんてどう? サラリーマンライフって、すごく楽しいのではと思わせるパワーが漲ってます。
手前の「景気上昇最中」は餡が粘らず、私の好きなタイプです。「出世の石段」は東京で一番高い山「愛宕山」の愛宕神社へ続く86段の石段にちなんだお菓子。抹茶味の固めクッキーという雰囲気。中に白クリーム入りで、洋菓子度が高いです。あんこはちょっとね、という方におすすめかも。
でもね、オッサンギャグには疲れを感じるという女子たちにいいなぁと思ったのは、
こちらの生ドラです。
手前からあずき、チーズ、抹茶。冷凍してアイスモナカにしてもOK。一杯飲んだあとの口直しによさそうだな、と思う私は、いよいよ飲んだくれのくせに甘党の始末に負えないオバサンです。
「御菓子司 新正堂」
東京都港区新橋4-27-2
JR&地下鉄新橋駅下車徒歩7分
03-3431-2512
日・祝休
9:00~20:00(土曜は17:00)
http://www.shinshodoh.co.jp/index.htm