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あずきさんの和菓子のお散歩

東京にある和菓子屋さんを、みーんな訪ねてみようという無謀なことを考えました。日々これ一歩前進中。

33番目(墨田区-3)つるりっと麩まんじゅうがおいしい

2007年07月16日 | 浅草、向島で和菓子
 いよいよ台風も去って、夏本番。暑い季節にはもちろん水ようかんもいいんだけど、麩まんじゅうの冷たく、つるりっとした食感は楽しいものです。 
「言問団子」「道明寺の桜もち」という江戸時代から続く老舗のご近所に、麩の専門店「麩澤」があります。



 紺色ののれんをくぐると、ガラスケースがどかんとあって、ずらりと揃っておりました、旨そうな麩まんじゅう。その他にも生麩製品がいろいろあって、麩料理好きの人なら垂涎の品選びになりそうです。



 写真には写っていないけど、ガラスケースの上には苔にまみれてしまった金魚用水槽があって、かなりの大物金魚(丹頂とか東錦などの銘柄金魚ね)が何匹も泳いでいました。
「金魚水槽、掃除しないといけませんねー」
 麩の物色をしつつ、余計なことを言う私。応対してくれたご主人曰く
「今、デパートの催事に出ているので時間がなくてね。それに食品を扱うからなにかあるといけないんでね」
 確かに金魚水槽には魚につきそうな細菌もあるだろうし。個人経営の小さなお店は人出がなくてホントに大変そうです。広くない店の端っこには発送用段ボールなんかが積んであって、商売っけというより雑然な日常。壁にはなぜかゴルフカレンダーが3種類も貼りつけてあって。ご主人、ゴルフ好きなのかな。でもここの麩はいけそう。そんな匂いがふんぷんとするんですよね。

 そんなわけで当然、麩まんじゅうをお買いもの。漉し餡入りとゴマ餡入りの2種類です。6個詰め1260円也。二種のまんじゅうを3個つつ入れてもらいました。



 まんじゅうのサイズにはいろんな感じ方があるでしょうが、個人的には適当な大きさだと思います。あまり大きすぎると麩のしこしこ感がかえって口に残るような気がするので。



 つるっとした食感、いいですねー。漉し餡もゴマ餡もどっちも大好き。難点があるとしたら、麩のグルテンがぐっと効いてすぐ満腹しちゃうんですよ。

 他にも手まり麩やらあわ麩、よもぎ麩など生麩がいろいろ。おいしそうなんだけど、これはまた今度ね。この日は味付けゆばを買いましたが、さっぱりした上品な味付けで酒の肴にも合いました。



麩澤
墨田区向島2-12-4
03-5608-3891
10:00~18:30
不定休(※7/19はお休みとのことです)

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32番目(墨田区-2)言問団子でいつでもシアワセ

2007年07月07日 | 浅草、向島で和菓子
 道明寺の桜もちを食べれば、ここから徒歩3分、江戸時代から続く老舗「言問団子」をまわらずに帰るトンマな和菓子党はいません。ま、どっちを先に行くかで悩むことはあるかもしれないけど。

 そんなわけで今回は桜もちをやっつけたあと、団子で締めようというと家族を引き連れていそいそと参りました。



 コンクリ造りの堅そうな建物ですが、団子は柔らかいです。



 店内にはいると「道明寺の桜もち」同様、50がらみのお母さんが親切に座敷へ通してくれました。そして尋ねるのは「何名様ですか?」ということだけ。なにしろメニューは「言問団子」しかないので、選ぶ苦労はいっさいなしで。



 そして出で参りました。お江戸名物の「言問団子」550円。この三色が粋じゃないですか。お餅を芯に漉し餡で包んだもの、白餡で包んだもの、そして黄色だけがちょいと作りを変えて白玉の生地にクチナシで色を付け、芯に味噌餡をしこんであります。ま、どれも永遠に飽きない味ですが、三体揃っていよいよ江戸の風味。



向じま 言問団子
墨田区向島5-5-22
TEL 03-3622-0081
FAX 03-3626-3922
9:30~18:00
火曜休 月末火曜水曜連休あり

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31番目(墨田区-1)長命寺桜もちで、年中春気分

2007年06月16日 | 浅草、向島で和菓子


 さてさて隅田川へやってきました。浅草から言問橋を渡って対岸へ。
和菓子喰いなら時々遊びに来たくなる老舗があります。
残念ながら高速道路に空を塞がれ、景色はずいぶん変わったけど、
昔と変わらずの和菓子といえばもちろん「長命寺の桜もち」。



 実際、ここへ来ると驚くのだけど、首都高の入り口の真ん前なの。
ある意味、車の便がめちゃいい。そして道路を渡ればすぐに隅田川なので、
昔はさぞ風光明媚なお散歩スポットだったのだろうなぁ。残念なこと。



 でもお店は大繁盛。店の前に立つだけで、大島桜の葉の甘く青い香りが漂ってきます。
ちょっとの間に車や徒歩で次々とお客さんがやってきて、名物の桜もちを際限なく購入中。
店舗には座って食べる場所もあって、「お召し上がり」は1人250円。
桜もちふたつとお茶が出てきます。



 この杉の器がかわいいですね。器も下さいと言ったら、女給さんに笑っていなされました。
ここの女性従業員はみな50、60代とおぼしきしっかりもの揃いで手際のいいことといったら。
小股切れあがりすぎなくらいです。



 そして出ました桜もち。あっさりの漉し餡を包む、この皮の薄さは元祖クレープです。
3枚もの桜の葉を剥くたびに芳醇な春の香りが漂ってきます。ここはまさに年中春の気分。
そして名物たる由縁は何度食べても飽きない癖のなさ。
それにしても大した発明じゃないですか。創業1717年というから、約300年前の味を1つ180円で食べられる。
時空を越えた食の旅です、いやホントに。



 これ↑は6個入り1200円。50個入り9800円というのもあるのです。一生に一度くらい買ってみたいものだわ。

「長命寺桜もち」
墨田区向島5-1-14
03-3622-3266
9時~18時
月曜・第四日曜休