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あずきさんの和菓子のお散歩

東京にある和菓子屋さんを、みーんな訪ねてみようという無謀なことを考えました。日々これ一歩前進中。

京都「長久堂」の、あまりにリアルなお干菓子「花面」

2010年01月10日 | 到来ものの口福
京都へ行ったとき、お世話になったCaffe mochaさんからいただいた、
素敵なお干菓子です。
1831年に創業した長久堂という老舗の名物で、
能の面をかたどってあります。
能面師が木型を彫ったというだけあって、
本当に精巧にできているんです。
細かな表現のところも、きっちりと角が立っていて
ここまで美しく型を抜けるなんて、いったいどうやってるんだろう...
と素朴な疑問がでてくる始末。
しかも色が違えば風味も違っていて、
翁は大豆、乙羽御前は空豆、小面が和三盆、福の神が抹茶、嘯吹が玄米。
そこはかとなく風味が加えてあって、手が込んでます。

「長久堂」
京都市北区上賀茂畔勝町97-3
tel:075-712-4405
fax:075-712-3585
営業時間:午前10時~午後7時
定休日:不定休有
http://www.digistyle-kyoto.com/gourmet/hyakumikai/kyogashi/chyoukyuudo.html

大阪の和菓子は菓銘で勝負!

2008年11月20日 | 到来ものの口福
 いやぁ、久しぶりの更新です。さぼっていたけど、お菓子はいっぱい食べまくっておりました。

 今日は到来もののの口福で、大阪のお土産。御菓子司 絹笠の「商」という焼き菓子です。これの何か楽しいかというと、やっぱり命名の勝利? 「あきない」ですからね。さすが商売人の都・大阪でしょうか。東京だと、こういう名付けは多分ありそうもない。

 お菓子は五感で楽しむものとかいいますが、名前の楽しさでつい買いたくなるというのもあるなぁ。お菓子そのものは、ほっこりした黄身餡の入ったベーシックな焼き菓子。表面に「商」の文字がかたどってあるんだけど、どこか人の顔みたいに見えたりして。いよいよ面白いかも。

博多名物「一口二○加」とは、これ如何に?

2008年05月06日 | 到来ものの口福
 博多土産にせんべいをいただきました。感謝!!



 菓銘は「博多一口二○加(ひとくちにわか)」そして箱を開ければ、ちょっぴりびっくりな変形のせんべいで、なんと目が焼き印してあるじゃないですか。さらに箱にはおそろいの目玉付きお面までついていた!

 でも、このせんべいは西日本的には当たり前なお目々らしく、何を今さら驚いているのと呆れられ、少々恥ずかしいような気持ちに。すいません、無知蒙昧です。

 添付の説明書きを熟読したので、もう私も博多一口二○加のベテランです。これは約300年前の寛永年間に始まった当地のお祭り「博多仁和加」にちなんだお菓子でだそうですね。最初は博多の物好き連中がお盆の夜に集まって、提灯の上下の縁を取ったものを頭から被って、目の所だけあけて、往来を歩き遊んだとか。生きたおばけ提灯みたい。それが今では郷土演芸として広まっているらしいです。今もあるのかしら。ぜひ見てみたいものです。

 そしてこのおもしろいお菓子は明治39(1906)年、「博多仁和加」の半面のデザインからヒントを得て、東雲堂初代が発売したもの。御年102才ですか。すごいなぁ。ちなみにお味の方は、いわゆる瓦煎餅を薄く、カリッとした感じ。食べやすくおいしいです。

 お土産インパクト度★★★★☆  お土産リピート度★★★★☆



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「三万石」のむつちどり

2007年05月15日 | 到来ものの口福
 いつでも到来ものというのは嬉しいもんです。むちゃくちゃ落ち込んでいても、気の利いたお菓子なんかもらっちゃった日には気分はぴょんとUPすること確実。
 そんなわけで今日はお友達からちょこっといただいた口福をご紹介します。



 福島県郡山市ではかなりの有名店らしい「三万石」の菓子「むつちどり」です。小豆、砂糖、餡、水飴、寒天というシンプル材料でサクッとおいしい砂糖菓子。いいですねぇ、いかにも土産もんという感じで。



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(「ままどおる」というのが代表銘菓らしいですね。今度銀座店でも行ってみるかなぁ)


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