お久しぶりの投稿となります。
今日は、花月園競輪場で、
『全日本プロ自転車競技大会』(通称全プロ)が、開催されました。
その全プロを、今日はのんびりとネットライブ中継で、
のんびりと観戦していました。
この競技大会は、ギャンブルではなく、純粋に自転車競技の大会です。
自転車競技と言いましても、この全プロはトラック競技になります。
日本でも自転車競技は、ロードレースの方が有名で、人気もあります。
単純に、街道や山道で個人的に楽しめる点でも、愛好者が多いですね。
反対に、トラック競技は、バンクそのものが競輪場に
あることが多く、入門しようにも、敷居が高く思えるのも、
不人気の一つなのかもしれません。
今回の全プロは、その名の通り、プロの選手しか参加しておりません。
ただし、交歓競技の女子競輪は別ですが…。
さて、トラック競技で有名どころは、
1000mをどれだけのタイムで走れるかを競う、『タイムトライアル』。
1対1の真剣勝負で、どちらが早くゴール出来るかを競う、『スプリント』。
日本生まれの自転車競技、『ケイリン』。
あたりでしょうか。
後は、アテネオリンピックの時に、奇跡の銀メダルを獲得した競技が
『チームスプリント』です。
チームスプリントは、最初は3人で同時に発車し、3人一組で最初の1周を走ります。
その後は、ロケットみたいに1周ごとに、一人ずつが離れて行き、
3週目で、最後の一人がゴールした時のタイムを競います。
マニアックなトラック競技は、『4km団体追い抜き』です。
これは、4人一組で同時にスタートし、1周毎に先頭の選手が後ろの選手と交代し、
先頭の選手は最後尾に並びなおして、4000mを走り抜く競技です。
この時に、3番手の選手がゴールした時のタイムが、
上がりタイムとして優劣の対象となります。
『4km個人追い抜き』は、ホーム側、バック側に一人ずつ同時にスタートし、
4kmをどちらが早く走り切るか、もしくは、片方の選手が相手を追い抜いた
時点で勝負が決まります。ただし、追い抜いても、4kmのタイムトライアルは
継続されます。(タイムで優劣を決めるため)
過酷なのは、『ポイントレース』です。
20~30人の大人数でバンクを走ります。全周回数は、50周。
400mのバンクで換算すると、20km走り続けます。
鐘の合図が鳴ったら、次の周回でポイントが入りますが、
この時の駆け引きが、観ていて面白い競技でもありますが、
いかんせん長丁場なのと、ポイント周回までの周回が
少しだれる点がたまにキズです。
お家芸であるケイリンは、武田豊樹選手(茨城・88期)の優勝でした。
武田選手は、全プロのケイリンは4連覇と、とても強いです。
スプリントは、ここ近年は優勝争いが混沌としています。
近年は、金子貴志選手(愛知・75期)が、スプリントでは強かったですが、
その金子選手を、準決勝で敗退させた、
北都留翼選手(福岡・90期)が優勝しました。
そして、1000mタイムトライアルは、強風吹き荒れる中、
新田祐大選手(福島・90期)が優勝です。
花月園は、今日は天候が悪く、タイムが出ずに苦しんでいる中、
唯一の1分4秒台の好ラップをマークしました。
ポイントレースは、倉野隆太郎選手(愛知・91期)の優勝で、
獲得ポイントは26点ですが、2位の岡村潤選手(静岡・86期)とは
2点差でしたので、辛くも勝利したと言ったところでしょうか。
しかし、強風の中、ご苦労様でした。
4km個人追い抜きは、この部門では6連覇の偉業を達成した、
内田慶選手(栃木)を偲んでのレースとなりました。
内田選手は、去年の一宮オールスター競輪で、
競走中の落車事故が原因で、帰らぬ人となってしまいました。
今も元気であれば、間違いなく彼が、優勝争いの筆頭だったことでしょう。
さて、内田選手の次に、日本のプロで4km個人追い抜きが
強い選手と言えば、オールドな競輪ファンなら、ピンと来ることでしょう。
そう、飯島規之選手(埼玉・61期)です。
ちなみに、同じ関東にもう一人、『いいじまのりゆき』選手がいますが、
彼は漢字で書くと、『飯嶋則之』となります。
最近、競輪を覚えたファンからすると、思わず耳を疑うかもしれませんね(笑)。
その、飯島選手が、ベテランの経験を生かし、あっさりと優勝です。
みなさん、強風で苦しむ中、不惑半ばに差し掛かる飯島選手は、
4kmを4分40秒台でゴールです。
これは流石に圧巻でした。
4km団体追い抜きは、九州チームが優勝です。
この競技は、観戦していないので、詳しくは書けません。
そして、チームスプリントは、何と嬉しいことに、
僕の地元である三重県から、優勝者が現れました。
三重県チームは、柴崎淳選手(三重・91期)、柴崎俊光選手(三重・91期)、
浅井康太選手(三重・90期)の将来有望なヤングトリオで挑戦し、
強風吹き荒れる中、唯一1分14秒台でフィニッシュです。
これまでは、愛媛チームか、群馬チームが強かったのですが、
時代は変わりつつあるのでしょうか…。
これから連覇を狙って欲しいと思います。
久しぶりに書きましたが、毎回長文になりがちですみません。
今日は、花月園競輪場で、
『全日本プロ自転車競技大会』(通称全プロ)が、開催されました。
その全プロを、今日はのんびりとネットライブ中継で、
のんびりと観戦していました。
この競技大会は、ギャンブルではなく、純粋に自転車競技の大会です。
自転車競技と言いましても、この全プロはトラック競技になります。
日本でも自転車競技は、ロードレースの方が有名で、人気もあります。
単純に、街道や山道で個人的に楽しめる点でも、愛好者が多いですね。
反対に、トラック競技は、バンクそのものが競輪場に
あることが多く、入門しようにも、敷居が高く思えるのも、
不人気の一つなのかもしれません。
今回の全プロは、その名の通り、プロの選手しか参加しておりません。
ただし、交歓競技の女子競輪は別ですが…。
さて、トラック競技で有名どころは、
1000mをどれだけのタイムで走れるかを競う、『タイムトライアル』。
1対1の真剣勝負で、どちらが早くゴール出来るかを競う、『スプリント』。
日本生まれの自転車競技、『ケイリン』。
あたりでしょうか。
後は、アテネオリンピックの時に、奇跡の銀メダルを獲得した競技が
『チームスプリント』です。
チームスプリントは、最初は3人で同時に発車し、3人一組で最初の1周を走ります。
その後は、ロケットみたいに1周ごとに、一人ずつが離れて行き、
3週目で、最後の一人がゴールした時のタイムを競います。
マニアックなトラック競技は、『4km団体追い抜き』です。
これは、4人一組で同時にスタートし、1周毎に先頭の選手が後ろの選手と交代し、
先頭の選手は最後尾に並びなおして、4000mを走り抜く競技です。
この時に、3番手の選手がゴールした時のタイムが、
上がりタイムとして優劣の対象となります。
『4km個人追い抜き』は、ホーム側、バック側に一人ずつ同時にスタートし、
4kmをどちらが早く走り切るか、もしくは、片方の選手が相手を追い抜いた
時点で勝負が決まります。ただし、追い抜いても、4kmのタイムトライアルは
継続されます。(タイムで優劣を決めるため)
過酷なのは、『ポイントレース』です。
20~30人の大人数でバンクを走ります。全周回数は、50周。
400mのバンクで換算すると、20km走り続けます。
鐘の合図が鳴ったら、次の周回でポイントが入りますが、
この時の駆け引きが、観ていて面白い競技でもありますが、
いかんせん長丁場なのと、ポイント周回までの周回が
少しだれる点がたまにキズです。
お家芸であるケイリンは、武田豊樹選手(茨城・88期)の優勝でした。
武田選手は、全プロのケイリンは4連覇と、とても強いです。
スプリントは、ここ近年は優勝争いが混沌としています。
近年は、金子貴志選手(愛知・75期)が、スプリントでは強かったですが、
その金子選手を、準決勝で敗退させた、
北都留翼選手(福岡・90期)が優勝しました。
そして、1000mタイムトライアルは、強風吹き荒れる中、
新田祐大選手(福島・90期)が優勝です。
花月園は、今日は天候が悪く、タイムが出ずに苦しんでいる中、
唯一の1分4秒台の好ラップをマークしました。
ポイントレースは、倉野隆太郎選手(愛知・91期)の優勝で、
獲得ポイントは26点ですが、2位の岡村潤選手(静岡・86期)とは
2点差でしたので、辛くも勝利したと言ったところでしょうか。
しかし、強風の中、ご苦労様でした。
4km個人追い抜きは、この部門では6連覇の偉業を達成した、
内田慶選手(栃木)を偲んでのレースとなりました。
内田選手は、去年の一宮オールスター競輪で、
競走中の落車事故が原因で、帰らぬ人となってしまいました。
今も元気であれば、間違いなく彼が、優勝争いの筆頭だったことでしょう。
さて、内田選手の次に、日本のプロで4km個人追い抜きが
強い選手と言えば、オールドな競輪ファンなら、ピンと来ることでしょう。
そう、飯島規之選手(埼玉・61期)です。
ちなみに、同じ関東にもう一人、『いいじまのりゆき』選手がいますが、
彼は漢字で書くと、『飯嶋則之』となります。
最近、競輪を覚えたファンからすると、思わず耳を疑うかもしれませんね(笑)。
その、飯島選手が、ベテランの経験を生かし、あっさりと優勝です。
みなさん、強風で苦しむ中、不惑半ばに差し掛かる飯島選手は、
4kmを4分40秒台でゴールです。
これは流石に圧巻でした。
4km団体追い抜きは、九州チームが優勝です。
この競技は、観戦していないので、詳しくは書けません。
そして、チームスプリントは、何と嬉しいことに、
僕の地元である三重県から、優勝者が現れました。
三重県チームは、柴崎淳選手(三重・91期)、柴崎俊光選手(三重・91期)、
浅井康太選手(三重・90期)の将来有望なヤングトリオで挑戦し、
強風吹き荒れる中、唯一1分14秒台でフィニッシュです。
これまでは、愛媛チームか、群馬チームが強かったのですが、
時代は変わりつつあるのでしょうか…。
これから連覇を狙って欲しいと思います。
久しぶりに書きましたが、毎回長文になりがちですみません。