松阪競輪場で開催のG2・共同通信社杯競輪は、今日で閉幕となりました。
優勝したのは小野俊之選手(大分・77期)でした。
最終ホームは気迫の差し脚を見せ、地元浅井康太選手(三重・90期)を追い込み、
ゴール前で魂のハンドル投げで逆転優勝でした。
小野選手、久々のビッグ優勝おめでとうございます。
まあここまでは平和な話ですが、ここから先は少し辛気臭い話になるので、
お付き合いしていただける方は覚悟の方をお願いします。
競輪ファンと言うか、人間として昨日の一件は看過出来るものではなく、
別にモラルやマナーの問題でおっさん達に噛みついたわけではありませんでした。
人間というものはカッカすると、つい本音が出てしまいます。
昨日のとある客の一言は、あそこの場では通じるかもしれないですが、
一歩あの場を出れば通じるような発言ではないと思っています。
雰囲気や場面を考えずに場当たり的にストレス発散目的で罵声を飛ばすと言うのは、
僕としては正直困りものです。
閑古鳥が鳴いてる平日の普通開催なら常連客の仲間内ばかりでしょうが、
(だからと言って良いとは言えない。)
この日はビッグ開催だったので誰が見ているかわかったものではありません。
あれでまたせっかく来ていただいた一部の初見のお客さんを、
リピーターに出来ずに失ったのではないかなって思うんですよ。
「競輪って他と違ってお客さん怖いな。
もう来たくないな・・・。」
って。
競輪場は常連のおっさん連中のカオスなパラダイスになってるのが現状です。
地方田舎の競輪場ほどそのカオス度が顕著。(笑)
リピーターになるにはそれなりの耐性を付けないと、競輪は無理でしょうね。
かつて廃止になった西宮、甲子園はヤジ、罵声の汚いツートップと言われていました。
廃止になったのは施行者側の都合で決まったものですが、
こういう現状ではどちらにせよ淘汰されて消えていたでしょうね。
今は平成の世の中、21世紀です。
今でも時代が昭和なのは競輪場の中と、
そこにいるタテ社会人間のおっさんの脳みその中ですね。(笑)
まあ僕はその後、初心者コーナーにいた元競輪選手の竹田恵一さんや
警備員に伝えて施行者に伝達して、あまり酷い場合はしょっ引けるように伝えたので、
いきなり国家権力というような暴挙に出るようなマネはせず、手順は踏んだつもりですが・・・。
過去に落車で本当に痛い思いをしているのに、止めを刺すような一言を浴びせられ、
キレてしまった選手がいます。
しかし、その時は「プロだからそんなことでキレるのはかっこ悪い」の理由で逆に叩かれました。
浴びせてくる言葉にも限度があります。
競輪に限らず、客の心無いヤジ、罵声でキレたプロのスポーツ選手はいますよ。
しかし、それでも給料をもらっている以上は、お客の方が立場が上。
正直、残酷だと思いました。
そうして叩く輩は客、ファンとしての立場を履き違えてるだけじゃないかと思います。
4年前だったかな?一宮競輪場でG1・オールスター競輪開催中に、
レースで落車事故が発生して一人の選手の尊い命が亡くなりました。
それは真剣勝負の中で起きてしまったものでした。
当日のレースは見ていませんが、その後僕は本場まで行って、
線香をあげて記帳もしてきました。
それからです。
度の超えた言葉はやめようと。
そんなものは応援でも何でもない。
まして「死ね」は人として最低だと。
いくら大事な金を賭けていようが、金は金。
所詮はただの道具に過ぎません。
当てれなかったのは自分の予想や買い方悪い訳で、決して選手ではない・・・と。
自分で予想して負けたのだから、それは仕方がないと。
話が逸れてしまったので、軌道修正します。
かつて自分は記念競輪でのトップ選手の欠場について、
日程の問題、選手の体調管理や意識の欠如が問題だと思っていました。
しかし、昨日の一件にブチ当たってしまったために、あることに行きつきました。
それが、心無い客の罵声が一つ絡んでいるのではないかと。
G3だと記念競輪なので、優勝賞金はせいぜい400万円です。
しかし、4日制G2以上だと2000万円に跳ね上がります。
G2以上のビッグレースはグランプリを見据えて走るかもしれないが、記念はブッチする。
たしかに、その考え方はプロとしてどうなのかという疑問も発生します。
しかし、選手ってそこまで頭悪くないので、酷い罵声を浴びせたファンの顔や
競輪場は覚えているものですので、人間の心理として理解出来る部分もあるのです。
それを克服するのもプロに必要な条件なのでしょうが、
理由の背景にそれがあるとしたら、それはファン側にも問題があるかもしれません。
昨年、一昨年と同じようなことを松阪に行く度に書いていますが、
あそこに行くと本当にファンの方からも姿勢を変えて行かないと、
競輪場、競輪界は変えられないのだろうなと思い知らされます。
別に僕、競輪のネガキャンやってるわけでもなければ、
競輪選手の擁護をしているわけでもありません。
ただ、この現状に対して業界の動きが鈍い以上、少し横暴なやり方になりますが、
ブログ、mixi、ツイッターというインターネット上の伝達手段を利用して、競輪業界の恥の部分を世界中に拡散しないことには、何かが変わらない気がするのです。
こうして日記を書いてる自分もろくでなしとして恥をかくことになるのですが、
それでも構わないと思っています。
だからそういう恥の部分は、包み隠さずこれからも発信させていただきます。
これも業界に変わって欲しいと切に願う、一競輪ファンとして・・・。(笑)
優勝したのは小野俊之選手(大分・77期)でした。
最終ホームは気迫の差し脚を見せ、地元浅井康太選手(三重・90期)を追い込み、
ゴール前で魂のハンドル投げで逆転優勝でした。
小野選手、久々のビッグ優勝おめでとうございます。
まあここまでは平和な話ですが、ここから先は少し辛気臭い話になるので、
お付き合いしていただける方は覚悟の方をお願いします。
競輪ファンと言うか、人間として昨日の一件は看過出来るものではなく、
別にモラルやマナーの問題でおっさん達に噛みついたわけではありませんでした。
人間というものはカッカすると、つい本音が出てしまいます。
昨日のとある客の一言は、あそこの場では通じるかもしれないですが、
一歩あの場を出れば通じるような発言ではないと思っています。
雰囲気や場面を考えずに場当たり的にストレス発散目的で罵声を飛ばすと言うのは、
僕としては正直困りものです。
閑古鳥が鳴いてる平日の普通開催なら常連客の仲間内ばかりでしょうが、
(だからと言って良いとは言えない。)
この日はビッグ開催だったので誰が見ているかわかったものではありません。
あれでまたせっかく来ていただいた一部の初見のお客さんを、
リピーターに出来ずに失ったのではないかなって思うんですよ。
「競輪って他と違ってお客さん怖いな。
もう来たくないな・・・。」
って。
競輪場は常連のおっさん連中のカオスなパラダイスになってるのが現状です。
地方田舎の競輪場ほどそのカオス度が顕著。(笑)
リピーターになるにはそれなりの耐性を付けないと、競輪は無理でしょうね。
かつて廃止になった西宮、甲子園はヤジ、罵声の汚いツートップと言われていました。
廃止になったのは施行者側の都合で決まったものですが、
こういう現状ではどちらにせよ淘汰されて消えていたでしょうね。
今は平成の世の中、21世紀です。
今でも時代が昭和なのは競輪場の中と、
そこにいるタテ社会人間のおっさんの脳みその中ですね。(笑)
まあ僕はその後、初心者コーナーにいた元競輪選手の竹田恵一さんや
警備員に伝えて施行者に伝達して、あまり酷い場合はしょっ引けるように伝えたので、
いきなり国家権力というような暴挙に出るようなマネはせず、手順は踏んだつもりですが・・・。
過去に落車で本当に痛い思いをしているのに、止めを刺すような一言を浴びせられ、
キレてしまった選手がいます。
しかし、その時は「プロだからそんなことでキレるのはかっこ悪い」の理由で逆に叩かれました。
浴びせてくる言葉にも限度があります。
競輪に限らず、客の心無いヤジ、罵声でキレたプロのスポーツ選手はいますよ。
しかし、それでも給料をもらっている以上は、お客の方が立場が上。
正直、残酷だと思いました。
そうして叩く輩は客、ファンとしての立場を履き違えてるだけじゃないかと思います。
4年前だったかな?一宮競輪場でG1・オールスター競輪開催中に、
レースで落車事故が発生して一人の選手の尊い命が亡くなりました。
それは真剣勝負の中で起きてしまったものでした。
当日のレースは見ていませんが、その後僕は本場まで行って、
線香をあげて記帳もしてきました。
それからです。
度の超えた言葉はやめようと。
そんなものは応援でも何でもない。
まして「死ね」は人として最低だと。
いくら大事な金を賭けていようが、金は金。
所詮はただの道具に過ぎません。
当てれなかったのは自分の予想や買い方悪い訳で、決して選手ではない・・・と。
自分で予想して負けたのだから、それは仕方がないと。
話が逸れてしまったので、軌道修正します。
かつて自分は記念競輪でのトップ選手の欠場について、
日程の問題、選手の体調管理や意識の欠如が問題だと思っていました。
しかし、昨日の一件にブチ当たってしまったために、あることに行きつきました。
それが、心無い客の罵声が一つ絡んでいるのではないかと。
G3だと記念競輪なので、優勝賞金はせいぜい400万円です。
しかし、4日制G2以上だと2000万円に跳ね上がります。
G2以上のビッグレースはグランプリを見据えて走るかもしれないが、記念はブッチする。
たしかに、その考え方はプロとしてどうなのかという疑問も発生します。
しかし、選手ってそこまで頭悪くないので、酷い罵声を浴びせたファンの顔や
競輪場は覚えているものですので、人間の心理として理解出来る部分もあるのです。
それを克服するのもプロに必要な条件なのでしょうが、
理由の背景にそれがあるとしたら、それはファン側にも問題があるかもしれません。
昨年、一昨年と同じようなことを松阪に行く度に書いていますが、
あそこに行くと本当にファンの方からも姿勢を変えて行かないと、
競輪場、競輪界は変えられないのだろうなと思い知らされます。
別に僕、競輪のネガキャンやってるわけでもなければ、
競輪選手の擁護をしているわけでもありません。
ただ、この現状に対して業界の動きが鈍い以上、少し横暴なやり方になりますが、
ブログ、mixi、ツイッターというインターネット上の伝達手段を利用して、競輪業界の恥の部分を世界中に拡散しないことには、何かが変わらない気がするのです。
こうして日記を書いてる自分もろくでなしとして恥をかくことになるのですが、
それでも構わないと思っています。
だからそういう恥の部分は、包み隠さずこれからも発信させていただきます。
これも業界に変わって欲しいと切に願う、一競輪ファンとして・・・。(笑)