にっち・自然に囲まれて

多様な生きものといっしょに生きる雑貨店。

衣替えの季節。冬毛にかわっていくリス!

2016-12-01 07:57:48 | 生きものあれこれ
車で走っていると、
あちこちの家の前に、のれんのように干し柿が
下がっている光景を目にします。

いい光景ですね!

私も山小屋暮らしをしているときは、
干し柿づくりをせっせとやりました。

あるとき、ふと縁側のガラス越しに、
こんな光景を目にしたのです!



↑ 干したばかりの柿なので、まだ柔らかでした。


リスがのっているのは、細い丸太です。
リスの道として、小屋のまわりにつくってありました。
そこをリスが走っているのは、毎日のように目にしていましたが、
まさか、干し柿をこんなふうに立ち上がって食べるとは!

リスはおいしそうに柿をかじり、
そのうち、干し柿を結んだひもを噛み切って、
丸ごとくわえて走り去りました。

近くに柿の木があり、実がなっていても、
リスがやって来て、柿を食べている姿を見たことはありません。

干し柿が好きなんですね!

食べられたことよりも、それがわかって、
干し柿を食べにくるリスを、毎日見るのが楽しくなったのです。


しかも、その姿が、冬毛になっていたのでびっくり!

9月のリスは、こんな感じでした。



↑ 濃いクリ色の短い毛におおわれ、
  もり、もり、っと、筋肉質の体をしていました。

お腹のほうは白いのですが、背中とお腹の境目のところは、
赤みの強いオレンジ色がきれいでした。

それが、10月になると・・・




↑ 腰から尾にかけて、灰色になってきましたが、
  まだ短くて、そんなに目立ちませんね。

同じころ、こんなリスもいましたよ!



↑ お尻から首筋まで、背中のほうが、やや長い冬毛でおおわれたリスも
  いましたが、手足と頭はまだ夏毛のままです。


そうして、11月の始めになると・・・




↑ 冬毛がたくさん! でも、かすかに夏毛が残っているのもわかりますよね?


この時期のリス、っておもしろいんです。

何より、「ただのリス」って感じだったのが、
「スカート(をはいてるリス)」など、ニックネームをつけられるのが楽しかった!


冬毛のいちばんの特徴は、やっぱり耳毛かもしれません。



↑ 耳に、長〜い房毛が生えています。


そんなわけで、リスを見るのがとっても楽しい秋でしたが、
12月になると、ふわふわの冬毛におおわれてしまいます。
体も丸みをおびて、ひとまわり大きくなった感じ。

そうして、雪が降ると・・・

新雪を食べて、楽しく遊んでいます!



↑ 私たちだって、雪をぱくりと食べますよね!


夏毛も、冬毛もない私たちですが、
体を守るための、暖かな服で身をつつんで、

元気よく、散歩に出ましょう。

土沢商店街にも、遊びに来てくださいね!












                    
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