東横『学芸大学駅』近くの産直パブ、地元に必要なお店として。明るく楽しく、天を敬い、人を愛する。楽しく飲みたい

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漱石の松山嫌い

2009年06月22日 05時53分06秒 | 文学雑考
夏目漱石の松山嫌いは結構有名な話で有る。
『宿屋、下宿屋は皆、ノロマの癖に不親切』、『当地下民等でノロマの癖に御座候』また正岡子規へ『僻地師友なし』と愚痴を手紙で送っている。
また松山を舞台にした『坊ちゃん』の中で異常なまでの漱石の松山嫌いが覗える。
逆に、
四国の松山行けば、どこもかしこも『坊ちゃん』、『坊ちゃん』、坊ちゃん団子は小説坊ちゃんの中で道後温泉に入浴の後、近くの評判の団子屋に立ち寄った話が有る。
だが美味しいとは一言も言っていない、
温泉だけは素晴らしいと言っているが、それはまあいいとして、坊ちゃん饅頭、坊ちゃん煎餅から坊ちゃんを冠したお土産ばかり、お店ののれん、下駄にすら!。。まあ何でもかんでも夏目漱石にあやかり、地名さえも、伊予鉄道も坊ちゃん列車、劇場も坊ちゃん劇場、最近でも球場の名称も『坊ちゃん球場』、漱石自身松山にいた時期は短い、但し正岡子規と漱石が仲良くその縁で松山を訪ねているが、漱石は理由はよくわからないが、松山の人々を小馬鹿にしている、小説『坊ちゃん』の中で松山の事、散々悪く書かれているのに、漱石から小馬鹿にされても松山の人々は漱石に強烈な片想いでもしているかのような観が松山の商店街を覆っているように感じられた。
司馬遼太郎は
『松山に他に人物がいないわけでもないだろうが、松山の商魂なのか?、伊予人の寛容なのか? 』 わからないと云い。
小説の中でアレだけ小馬鹿に散々な事を言われても怒らない。何故?!?
不思議がってる。
また、漱石の孫娘で有る半藤未利子氏はパチンコ店、一杯飲み屋にも登場する。漱石みて呆れ果てた、
1年しかいなかった松山、
約100年後、大嫌いな松山から厚遇を受けさぞ、漱石先生もむず痒かろうな。




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