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インフルエンザの方が恐い去年は年間3千人死者

2020年02月27日 20時23分38秒 | 日本を守ろう
コロナを恐れる必要なし
マスコミが新型肺炎で大騒ぎするのはインフルエンザより危険だからではなく、
ネタとしておもしろいからに過ぎない。
それは彼らのビジネスとしては合理的だから
マスコミの報道ではどうなんでしょう。


国立感染症研究所によれば、
インフルエンザの今シーズンの累積受診者数は約650万人と推定されている。
大流行した去年はインフルエンザで1100万人以上が感染し、
3000人以上が死亡した。
今年も1000人程度が死亡すると予想されている。


 ところが73人の新型肺炎患者は毎日報道されるのに、
その10万倍近いインフルエンザ患者は報道されず、
その数字を知っている人もほとんどいない。なぜだろうか。

「新型肺炎は致死率が高い」といわれる。
過去のコロナウイルス感染症(SARS)の致死率は約10%だったが、
新型肺炎の致死率は約2%。
それも武漢など湖北省が突出して高く、
他の地域では1%以下である。

 感染症の致死率は、
感染の初期には高く出るバイアスがある。
これは重症の患者だけ検査するからで、
検査が進むとインフルエンザの0.1%に近づくかもしれない。

「新型肺炎は感染力が強い」ともいわれる。
これは基本再生産数と呼ばれ、
新型コロナウイルスは3程度と推定されている。
インフルエンザの1.3の2倍ぐらいだ。

 つまり新型コロナウイルスはインフルエンザより致死率で10倍、
感染力で2倍ぐらい強いが、
それを勘案しても感染者が10万倍近いインフルエンザのリスクは、
新型肺炎の5000倍ぐらい大きい。
新型コロナウイルスは、風邪のリスクを0.02%ほど増やしただけだ。

 これから集会やイベントを中止するのは無意味である。
最大の感染リスクであるインフルエンザの流行はもうピークを越えたからだ。
人々が接触を恐れて活動しないと、
マイナスに落ち込んだ日本の成長率がさらに下がるおそれが強い。

中国人をシャットアウトすると日本経済は崩壊する
「爆発的な流行を防ぐ必要がある」という人もいるが、
湖北省以外では爆発的な流行は起こっていない。
日本の感染症の「流行」の基準は全国5000の定点で毎週1人以上(つまり全国で5000人以上)
新しい患者が出ることだが、
新型肺炎の患者は累計でもわずか1.5%で、
警戒する水準ではない。

 今後これが拡大する可能性はある。
再生産数が3とすると、
感染者がまわりの3人にウイルスをうつし、
その人が3×3人に感染を拡大し・・・というように感染は指数関数的に拡大するので、
これから爆発的に拡大する確率はゼロではない。

 しかし風邪や肺炎のシーズンは冬である。
インフルエンザがもっとも流行する時期は毎年1月(第2~6週)だが、
今シーズンはすでにピークアウトした。
新型コロナウイルスも熱や湿度に弱いので、
流行のピークは過ぎたといわれている。
 ただ新型コロナウイルスの特徴は、
感染源が中国にあることだ。
これが日本に入ってくる初期に水際で止めるのがベストだったが、
国内の感染者73人のうち、湖北省に滞在歴のある人は25人だけ。
すでに国内にウイルスが入り、
水際対策の時期は過ぎた。

 日本政府は湖北省などからの入国を拒否している。
その対象を中国全土に拡大しろという人がいるが、
今からそんなことをしてもほとんど効果はない。
中国からの入国を禁止すると、
毎年950万人ぐらい来る中国人がゼロになる。
観光もサプライチェーンも崩壊し、
日本経済はリーマンショック並みの危機に陥るだろう。

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/59432

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