でんち・デンチ・電池【NEXcell】

電池って何?どんな電池があるの?環境にいい電池って?ネクセルの扱う電池って?
電池から人生までも話しましょう。

電池のテストはこんな試験を行います。

2010年05月17日 | Weblog
充電式電池の性能を評価するには容量や電圧や繰返充電放電の回数などはもちろんです。また、エネルギーを蓄していますので、安全性は大変大事です。

弊社は電池を釘で差し込んで試験を行います。ですから、かなり安全性の高い電池を製造販売しております。というのは、万が一の場合、電池の外部ショートまたは内部ショートを行った場合も電池の発火・爆発をしないように安全設計をして事故を防ぐからです。そこで、お客様の安全を守ります。

世の中にはいろいろな品物がありますが、値段だけではなくて、品質がしっかりしない電池ではないと、結局大きな損を受けます。特に最近海外からの製品が多くて、本当にしっかり検査をしているかを販売者は十分チェックしなければなりません。

理想な電池

2010年05月09日 | Weblog
私たち 電池関係者でいつも理想な電池を目指しております。

理想な電池は一体どんな物でしょうか。
 1.体積密度が高いこと。つまり、小さい物
 2.重量密度が高いこと。つまり、軽い物
 3.電圧が高くて、安定すること。
 4.資源豊富で、安定的に提供されること。
 5.安全で、安いこと。
 6.製造工程も簡単であること。

もちろん、現在実際作って使用している電池は理想ではありませんが、材料・電気化学・ナノの科学者および技術者いろいろの方々は努力しています。昔の鉛電池やマンガン電池から徐々に軽い金属のリチウムの特性を生かして、ここ数十年でかなり発展してきました。
現在リチウムイオン電池の性能がかなりよくなるし、今後もっと発展を期待しております。

また、これから、もっと高い容量の金属空気電池の研究に挑戦しています。未来の電源として見込まれています。

新しい電池の成功が電池界だけではなく、生活全般や産業全体に大きな影響を与えることと思います。

なんで万博?

2010年05月01日 | Weblog
上海万博は上海で開く万国の博覧会で、今日開幕しました。よく考えてみたら、これは世界中の国々は自国の一番良い技術・良い品物を見せる場所ですね。
5年間ごとに開きまして、2005年の愛知万博から早くも5年経てました。

今度中国上海で開く意味が二つだと思います。一つは、世界中の発展の中心である中国です。もう一つは未来の人類を示す新技術・新生活スタイルの展示会です。

かなり期待して見学したいですが、半年間で7000万ほどの人々の入場を想像して、平均的には一日は33万人の入場者で、大変混雑だろうと思います。

実際に行かなくても何か方法で情報を入手できればと思います。

充電式電池を使い切れなくて継ぎだし充電は損?

2010年04月28日 | Weblog
ニカド電池はメモリ現象ということがあります。つまり、完全放電しないと、継ぎだし充電を行って次使うとき使用時間が短くなることです。これで、充電式電池を完全に使って使用したほうがいいかなぁと思いがちます。

ニッケル水素電池・電動歯ブラシ・携帯電話や電動自転車などを使う皆様はほとんど電気がないと初めて充電することになるでしょうか。

実は、これは間違っています。つまり、結論は損です。理由は以下の通りです。

 ニッケル水素電池やリチウムイオン電池にはメモリ現象はなくて、電池を途中で充電してもまったく問題はないし、むしろ使用回数が増えます。要するに、完全放電してしまうと、逆に繰り返し充電/使用の回数が減ります。

 電池を充電・使用することにより、電池の中の材料は変質(結晶の変化)しますので、完全に放電すると、大きく変化します。途中で充電して変化が少なく、繰り返ししても劣化が少ないのです。
 たとえばハイブリッド車のプリウスやインサイトなどは電池をちょっと使っても充電します。むしろ常に充電しながら使っています。これで約十年使用できます。もし完全放電してから充電して使うと、一年も持ちません。

ですから、ニカド電池を除いて、ニッケル水素電池・リチウムイオン電池はなるべく早く充電したほうがいいです。携帯電話の場合は毎晩に充電することをお勧めします。

桜の季節だけど、花を見るのは短いですね

2010年04月14日 | Weblog
福井市では 4月8と9日桜が満開で、すごくきれいでした。福井城の周りに行って、桜の写真を撮りました。今年大雪の年で桜の木はよく頑張って、自分の力を蓄積して、春になってちゃんと美しく咲きました。自然の力の強さを感じています。

人間にはいい頭があります。勉強力も創造力もすごいけど、たまに変になってどうしようと大変悩んでいる時もあります。そのとき、自然に触れて、いろいろ勉強しなきゃなりませんね。

特に今は春で、外に行って、体を温めながら、気分を転換したほうがいいです。

中国のお客様来社

2010年04月12日 | Weblog
4月9日中国浙江大学副書記(副学長相当)王玉芝 一行4人は弊社を視察しました。

中国は60歳以上の方々がすでに1億6千万以上になりました。年をとったら、元気で自由な生活を過ごしようとします。絵を描いたり、書道を習ったりする老人大学で勉強する方々も結構います。後、休日のとき、マージャンしたりします。

ただし、会議参加したり、出かけたりすると、耳が遠くて不便で、補聴器がほしいです。そこで、空気電池は売れるではないかといわれました。

弊社は中国のマーケットをも狙っております。今後リサーチしてみます。

リチウムポリマー電池について

2010年04月05日 | Weblog
リチウムポリマー電池はリチウムイオン電池の部類です。また、ポリマー電池や高分子電池とも呼びます。この電池の電解質がポリマーを使用しているが、負極または正極の活物質も導電性高分子などを用いたものもあります。

ポリマー電池は薄く軽くて、ケースがアミルラミシートで包んでいます。電解質が固体状態なので、液漏れしにくいという利点があります。また、様々な形状が作れます。このような利点を利用して、デジカメ・ビデオカメラ用電池や携帯電話やMP3など電池として活躍しています。

また、最近放電率も30Cに達して、つまり2分で完全放電ができるので、大放電のラジコン用電池として急速に普及しています。

今後研究による進歩を期待しておりますが、やはり有機溶剤を使っているますから、ショートしたら電池が膨らんで、発火する可能性もあります。気を付けながらご使用ください。

バッテリ、電池およびセルの違いは何でしょうか。

2010年03月20日 | Weblog
2008年5月、セルと電池の違いを説明させていただきましたが、もう一度バッテリも含めてそれらの違いを話してみます。

バッテリは英語のBatteryからです。そのままの英語の読み方ですが、通常車の中の鉛電池をバッテリと読んでいることがしばしばです。本当は電池の英語名です。Battery(バッテリ)にはプラスとマイナスの二極から電気を行いますので、その対から名前を付けたようです。

電池は日本語のバッテリです(爆笑)。150年前、今のような電気のケーブルを各家庭に繋がっていないので、電気を使おうとするとき、電池を使いました。(水の)池のような感覚で、電気を貯蔵している英語のバッテリを電気の池 つまり電池に翻訳したと思います。すごく良い名前です。分かりやすくて、覚えやすいです。

そして、当時の電池を二つ以上の品物に組み合せて使いますが、その中の最小単位の物をセル(CELL)と言います。セルは本来大きなものを構成する集合体の一番小さい単位を指します。例えば、個々の細胞や分子などもセルと呼びます。それに対して、電池(Battery)はセルの集合体です。

しかし、現在では2個以上の電池を組み合わせた物を電池パックや組電池とも、その中の単品を電池とも呼びます。

つまり、昔のセルを電池に、昔の電池を電池パックに変化(進化)してしまいました。ですから、現在単4電池や単3電池という呼び方があります。

時代は変わって、品物の呼び方も変わります。身の回りにはいっぱいありますね。