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◎志願の6番ピッチャー、1安打完封 近畿学生野球春季1部リーグ第4節第1回戦

2013年05月15日 | 野球・ソフト
 近畿学生野球連盟春季1部リーグ戦第4節第1回戦、神戸大-大阪市立大が12日、南港中央野球場で行われた。神戸大は先発の山崎(工・4年)が6番で打席に立つ、指名打者制の近畿学生野球連盟では異例の措置。0-0のまま10回に入ると、タイブレークの一死満塁から犠飛で1点を先取。裏の大阪市立大の攻撃を0点で抑え1-0で勝利した。【5月15日 神戸大NEWSNET=UNN】

 「自分が打線に入った上で点を取れないなら、それは自分の責任。さらに抑えようという気持ちになるはず」と、自ら志願して打線に入った山崎。その言葉通り、丁寧な投球で相手を10回1安打の完封に抑えた。その1安打も遊撃内野安打と、いい当たりを全く打たせない完ぺきな内容だった。

 0-0でタイブレーク制の10回に突入し、先攻の神戸大は一死満塁の好機を4番の岡添(発達・4年)に託す。これが功を奏し、右飛で三塁走者が還り1点を先取。追加点とはいかなかったが、山崎が10回も三塁ゴロ、左飛に抑え投手戦を制した。

 中村監督は「今日はバッテリーによる勝利」と称賛。先の2試合ではともに8回に失点し逆転負けを喫していたが、この日は8回も三者凡退。「大きいといえば大きい」試合だったと振り返った。山崎も「逆転負けの原因は自分では分かっていた。反省を生かしクールに投げられた」と納得の様子だった。

 課題は打線だ。相手が1安打に終わったのに対し、神戸大は9安打を放ちながらも9回まで無得点。あと1本が出ないもどかしい攻撃が続いた。またこれまでの試合では決めていた犠打も決めることができなかった。守り負ける試合から守り勝つ試合を展開した。次は打ち勝つことができるか。(記者=香月隆彰)


●近畿学生野球リーグ(5月12日・南港中央野球場)

神戸大   000 000 000 1=1
大阪市立大 000 000 000 0=0

【神戸大】山崎-岡添
【大阪市立大】岡田-原田


【写真】決勝打の犠飛を放った4番の岡添(5月12日・南港中央野球場で 撮影=田中謙太郎)
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