◎【フットサル】日本一への想い 関西フットサルリーグ開幕

　関西フットサルリーグ開幕目前。フットサル部の新たな１年が始まる。新主将の山本拓児（農・４年）に今年の展望について話を聞いた。【５月４日　神戸大NEWS NET=ＵＮＮ】

　チーム１番の目標は、夏に行われる全日本学生選手権での優勝。そして、昨年は８位に終わった社会人の関西リーグでは、地域チャンピオンズリーグ出場のため、３位以内を狙っている。「誰１人辞めることなく、チーム一丸となって日本一を目指していきたい」と、主将としての抱負も口にした。

　「今年は目標を達成できる確率が高い」そう山本が話すのには理由がある。昨シーズンと比べてスターティングメンバ―は一１人しか入れ替わっておらず、経験豊富な選手が多い。「今まで守備が固いことが強みだったが、今は攻撃力がある選手が多いチームになっている」と山本は話す。昨年の関西リーグで５得点をあげた菅亮輔（経営・４年）や、春に行われた学生地域チャンピオンズリーグで４得点をあげた清水（海事・３年）など得点に期待できる選手が多いのが特徴だ。その一方で、山本自身が１月から骨折のため試合から離れているという不安な一面もある。開幕戦への出場については五分五分だというものの、「焦っても仕方ない。チームのために今出来ることをしたい」と前向きだ。

　開幕戦は５日、京都府立体育館にて行われる。「目の前の試合を一つ一つこなしていくことで目標に近づければ」ここ２年勝ち星のない社会人チームMESSE OSAKA DREAMに勝利なるか。（記者＝小山絢子）


【写真】主将の山本（撮影＝小山絢子）