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◎延長戦を制し今季初勝ち点 近畿学生野球連盟秋季リーグ第1節3戦

2013年09月13日 | 野球・ソフト
 近畿学生野球連盟秋季リーグ第1節3戦、神戸大‐大阪大が9月10日、舞洲ベースボールスタジアムにて行われた。神戸大は1-0で迎えた9回裏、守備の乱れから阪大に追いつかれたが、10回表に3番畑中(工・4年)の右中間への適安打で勝ち越し。その裏を無失点で抑え辛勝した。対戦成績を2勝1敗とし、今季初の勝ち点を獲得した。【9月12日 神戸大NEWSNET=UNN】

 接戦の末に執念で奪い取った勝ち点だった。

 1-0で迎えた9回裏。いままで堅守でチームを盛り立ててきた遊撃手二谷(工・3年)がまさかのエラー。無死2塁のピンチを迎える。その後、2死3塁にまでこぎつけあと一人でゲームセットという場面だったが、8回から出場している井上晶(経営・2年)がまさかの送球ミス。ここまで無失策と堅守をみせてきたが最終回に2つの失策で同点に追いつかれてしまった。

 しかし、迎えた10回表。連盟規定で延長戦は1死満塁からの攻撃となる。ここで打席には3番畑中。「内野の守備も前にきていたし思い切り振って前に飛ばすことだけを考えた」という打球は右中間に落ちる勝ち越し適時打。2-1と1点リードで10回裏の守備に向かう。

 その直後の10回裏。先頭打者に粘られフルカウント。四球でも同点という場面だったが「冷静に頭の中でこうすればベストボールが投げられると考えていた」というマウンド上の山崎(工・4年)。渾身のストレートで三振に切って取ると最後の打者を遊ゴロに打ち取りゲームセット。対戦成績2勝1敗で今季初の勝ち点を手にした。

 試合後中村監督は 「最後にやってはいけないミスが出てしまった」と厳しい表情。主将の山崎も「簡単には勝たせてもらえない」と話すなどワンプレイの重さを再認識した様子だった。それでも、「今季初の勝ち点を取って選手も自信になったのではないか」と中村監督。山崎も「飛び上がるくらい嬉しい」とほほを緩める。次戦以降も続けて勝ち点を取得できるか、目の離せない戦いが続いていく。(記者=高橋和弘)


●近畿学生野球秋季リーグ第1節第3戦(9月10日・舞洲ベースボールスタジアム)

神戸大 000 010 000 1=2
大阪大 000 000 001 0=1

【大阪大】福原、●楠本-岡本、徳村
【神戸大】瀬川、井上祐、○山崎-岡添


【写真】リリーフで好投した主将山崎(9月10日・舞洲ベースボールスタジアムで 撮影=高橋和弘)
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