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◎総力戦も守りの野球崩れる 硬式野球春リーグ開幕戦

2014年04月07日 | 野球・ソフト
 ◆近畿学生野球連盟1部春季リーグ開幕戦

●神戸大6-7和歌山大〇(第1節1回戦、5日・ 舞洲ベースボールスタジアム)

 春季リーグ開幕戦、「守りの野球」を掲げる神戸大にとっては不本意なスタートとなった。4失策も絡んで7失点。不安視されていた打撃陣が奮起し一時は5点差をつけるも守りきれなかった。【4月7日 神戸大NEWS NET=UNN】

 1点差に詰め寄りなおランナー1・2塁の9回ウラ、1番高橋( 工・4年)の放った打球は内野ゴロ。1塁ヘッドスライディングも及ばず砂ぼこりとともにアウトコールが響いた。逆転負けのショックからか、先発の井上佑(経済・2年)はベンチ裏で涙を流した。

 オープン戦では得点力不足に苦しんだが、中井監督が「着実に調子は上がっていた」 と話すようにこの日は初回に幸先よく2点を先取。4回ウラには4番蓬莱(発達・4年) が満塁から走者一掃のタイムリースリーベースを放ち5-0と差をつけた。しかし直後の5回にエラーで先頭打者を出塁させると、4安打を集中され一挙に5失点。「オープン戦で一番良かった投手」と開幕戦に抜擢された2年生の井上佑、毎回ランナーを出しながら粘りのピッチングを見せていただけにエラーが痛かった。7回にこの日4つ目のエラーで先頭打者を出塁させたところで井上 は降板、後続が勝ち越しを許した。14安打を放った打線は9回に粘りを見せたがあと一歩及ばなかった。

 「敗因はエラーとベンチワークのミス」と中井監督。 先発井上佑の替え時やチャンスでスクイズなどを使わなかったことを挙げた。それでも「ベンチ入りした25人全員が、勝つためにどうしたらいいかを考えていた」と選手をねぎらった。 神戸大のスタイルはあくまでも「守り勝つ野球」だ。「気持ちをリセットして、うちの勝ち方をつらぬいていきたい」。 黒星スタートとなった春リーグだが、 リセットをする余裕はまだ十分にある。(記者=田中謙太郎)

【写真】5回、同点打を許し悔しい表情を見せる先発井上佑(中央)(4月5日・舞洲ベースボールスタジアムで、撮影=田中謙太郎)
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