仕事で英語を使うこともあって、言葉の変化には敏感なつもりだけど、それでもワケの分からない言葉が出てきたりして戸惑う事もあったりで…。CNNなんかで最近シニア向けの美容整形手術をテーマにしたニュースがよく流されていて、僕にはまだまだ無縁の世界と思いながらも、そういったニュースを何回か興味深く見た。しばらくして、アメリカ人の友人と話をしている時に、彼女が「最近は美容整形って言わないんだよ」と一言。「じゃあ、なんて言うの?解体作業?」、そんなワケ無いのを承知で聞いてみた。最近のシニア向け美容整形は「アンタイ・エージング・ビジネス」と称されるらしい。簡単に訳せば、「年を取る事に抵抗する」ビジネスみたいな感じになり、こっちの方が響きがいいんだとか。相手に不快感を与えないことを目的に、アメリカでは新しい言葉が毎日のように生まれているけど、中には突然聞いてもイメージがわかない言葉もあったりするんです。
言葉といえば、昨日もう1つの発見が。かなり小さな話題になってしまうんだけど、日本映画の名作「Shall We ダンス?」にまつわる話。数年前に日本版をDVDかビデオかで見たサッカー仲間の1人が、先週末にハリウッド版をとうとう見たらしい。どっちが面白かったのかと聞いてみると、彼はキッパリと日本版のほうがベターだと言い切った。舞台設定が日本だったからこそ面白かったというのが彼の言い分で、僕もそんな気がする。この友人は南米出身だったため、スペイン語放送で(スペイン語の字幕がついていたらしい)ハリウッド版を見たらしいんだけど、スペイン語版のタイトルを聞いてまわりは爆笑の渦に。スペイン語版のタイトルはずばり「Bailamos」で、僕は「そのままやんけ」と本気でツッコミを入れたかった。「エンリケ・イグレシアスを思い出すなぁ」、と横にいたアメリカ人が言ってたけど、僕はその時すでに西城秀樹さんのステージを想像していた…。
さてさて、今日一番大きかったニュースといえば、やっぱりスペースシャトルの打ち上げが成功した事でしょう。スペースシャトル以外の話題といえば、アメリカ全土を襲う熱波の話(ブログでも何度か書いているけど、このニュース、地味ながらかなり深刻な問題でもあるんです)や最高裁判事に指名されたロバーツをめぐる政界の動き、ブッシュ大統領の腹心だったカレン・ヒューズが国務省にやってくるといった話など。まぁ、地味ながらも通常通り細々としたニュースはあったものの、やっぱりスペースシャトルが無事に打ち上げに成功したのは大きかったようだ。カネがかかってしょーがないNASAの宇宙事業、今回の打ち上げ成功で(シャトルが無事に帰還するまでは分からないけど)予算面で窮地に立たされるという事態は回避できたのでは?
米航空宇宙局(NASA)はスペースシャトル「ディスカバリー」を東部時間26日午前10時39分に打ち上げ、今月13日から延期されていた打ち上げがようやく決行された。ディスカバリー号の打ち上げが約2週間ちかく延期された背景には、外部タンクの燃料センサーに以上が確認されたためで、NASA側は外部タンクの補修作業に追われていた。2003年2月のコロンビア号以来のシャトル飛行となるが、日本人の野口聡一さんら7名がクルーとしてシャトルに乗り込んでおり、アイリーン・コリンズ船長が女性というのも話題を集めている。テキサスとフロリダの宇宙センターでは、打ち上げの成功後に喜びを隠し切れないスタッフが少なくなかったが、2003年のコロンビア号空中分解事故の遺族に配慮して、祝賀イベントなどは一切行われなかったのだという。
2005年度も日本円で1兆6000億円以上の予算を獲得しているNASAだが、以前からNASAの予算削減を求める声が存在しており、2003年のシャトル事故で風当たりがいっそう厳しくなっていた事は否めない。今回のシャトル打ち上げが成功するかどうかで、NASAのシャトル計画に対する予算が将来的に削減される可能性もあったからだ。打ち上げ前日、NASAのマイケル・グリフィン長官は「今回もしもシャトルを失うような事になれば、シャトル計画そのものが座礁する事になるでしょう。アメリカはこの先何年もクルーを宇宙に送り出せなくなります」と語っていた。ディスカバリーのクルーは軌道上で機体補修のテストや国際宇宙ステーションへの物資輸送を行ったのち、来月7日にフロリダ州のケネディ宇宙センターに帰還する予定だ。
打ち上げ前、ケネディ宇宙センターにはローラ・ブッシュ大統領夫人も姿を見せた。また、2003年のコロンビア号と1986年のチャレンジャー号の事故で亡くなった14名の飛行士の家族も打ち上げに招待されていた。ヒューストン・クロニクル紙によると、ローラ夫人はディスカバリー号のアイリーン・コリンズ船長が女性である事に感激していたようで、「彼女がみんなを元気付けてくれる」と語っていた模様だ。ブッシュ大統領もワシントンで声明を発表し、「我々の宇宙計画は国家の偉大な誇り」とした上で、クルーの安全とミッションの成功を切に願うと語っている。「これは希望であり、想像力であり、そして未来でもあるのです。宇宙開発計画がなくなることは、みんなの未来が無くなるに等しいとおもいます」、グリフィン長官はAP通信の取材にそう語った。
シカゴの開発業者は2009年までに市内に115階建ての高層ビルを建設する予定を明らかにし、この新しいビルが完成した場合、シカゴは全米で最も高いビルが2つ並ぶ町となる。デヴェロッパーのクリストファー・カーリー氏はシカゴ市内の湖のほとりに高さ2000フィートのビルを建てる計画を進めており、ビルの設計は著名な建築家サンティアゴ・カルトラーバ氏によってすでに描かれている。全米位置高いビルは同じくシカゴのシアーズ・タワーで、その高さは1450フィートにも達するが、カーリー氏の計画する新しいビルは尖塔部をのぞいても1458フィートあり、シアーズ・タワーよりもはるかに高い設計となっている。しかし、カーリー氏の計画ではテナントの割り当てなどで未定の部分も多く、ライバル業者からは実現不可能との声も出ている。
ニューヨークでは世界貿易センター跡地に「フリーダム・タワー」という新しいビル建設が計画されており、2010年に完成予定の建物の高さは1362フィートで、尖塔部分を加えると1776フィートにまでなる。しかし、カーリー氏が計画されるビルがシカゴに建設された場合、ニューヨークのビルは高さでシカゴに再び追い越される。現在世界で最も大きなビルは台湾の台北市にある「101」で、その高さは実に1670フィートもある。建物の利用プランについて決まっていない部分が多いため、ライバル業者から実現は不可能と揶揄されるカーリー氏の新ビル建設だが、スペイン生まれのカルトラーバ氏によるデザインは非常に斬新なものだ。ミルウォーキー美術館やアテネ・オリンピックの競技会場のデザインも行ったカルトラーバ氏は、今回ドリルの先のようにツイストを繰り返すビルをデザインした。
カーリー氏のビルはまだ建設が開始されておらず、建物の40パーセント以上のテナント契約を確保しなければ建設そのものが開始できない取り決めになっている。カーリー氏はAP通信の取材に対し、来年3月までに起工して、4年以内でビルを完成させたいと語っている。シカゴで高層コンドミニアムを建設した有名デベロッパーのドナルド・トランプ氏は、シカゴ・サンタイムズ紙の取材に「911テロ事件後に高層ビルに入居する人はそんなにいるとは思えない」と語り、カーリー氏の計画を間接的に批判している。この発言にカーリー氏はすぐに反応を示し、トランプ氏がシカゴに建設した92階建てのコンドミニアム(高さは1360フィート)を例に出し、「どこまで高いのがよくて、どこまでがダメなんでしょうか。1360フィートはOKなんでしょうね」とトランプ氏に反論している。
経済誌フォーブスが全米で独身者が最も住みやすい町のランキングを発表していて、面白そうな企画かなと思ってのぞいてみたら、コロラド州のデンバーが1位という結果だった。ちなみに、2位はボストンでワシントンは5位にランク入りしていた。ボストンとワシントンに関しては、実際に自分が住んだ(いる)経験があるので、なんとなく分かる気がする。イベントや遊ぶ場所も適度にあって、いろんな出会いも多い町だし。ニューヨークが8位で、ロサンゼルスが7位ですか。ランキングの基準がいまいちよく分からないけど、ニューヨークなんかもっと上位に来ていてもと思ったりもするんだけど…。デンバーの1位にもピンとこないけど、自分が知っているデンバー出身者にはナイスな人が多いのも事実。最下位の40位にはノース・カロライナ州グリーンズボロが。まぁ、これは妥当でしょう…。
言葉といえば、昨日もう1つの発見が。かなり小さな話題になってしまうんだけど、日本映画の名作「Shall We ダンス?」にまつわる話。数年前に日本版をDVDかビデオかで見たサッカー仲間の1人が、先週末にハリウッド版をとうとう見たらしい。どっちが面白かったのかと聞いてみると、彼はキッパリと日本版のほうがベターだと言い切った。舞台設定が日本だったからこそ面白かったというのが彼の言い分で、僕もそんな気がする。この友人は南米出身だったため、スペイン語放送で(スペイン語の字幕がついていたらしい)ハリウッド版を見たらしいんだけど、スペイン語版のタイトルを聞いてまわりは爆笑の渦に。スペイン語版のタイトルはずばり「Bailamos」で、僕は「そのままやんけ」と本気でツッコミを入れたかった。「エンリケ・イグレシアスを思い出すなぁ」、と横にいたアメリカ人が言ってたけど、僕はその時すでに西城秀樹さんのステージを想像していた…。
さてさて、今日一番大きかったニュースといえば、やっぱりスペースシャトルの打ち上げが成功した事でしょう。スペースシャトル以外の話題といえば、アメリカ全土を襲う熱波の話(ブログでも何度か書いているけど、このニュース、地味ながらかなり深刻な問題でもあるんです)や最高裁判事に指名されたロバーツをめぐる政界の動き、ブッシュ大統領の腹心だったカレン・ヒューズが国務省にやってくるといった話など。まぁ、地味ながらも通常通り細々としたニュースはあったものの、やっぱりスペースシャトルが無事に打ち上げに成功したのは大きかったようだ。カネがかかってしょーがないNASAの宇宙事業、今回の打ち上げ成功で(シャトルが無事に帰還するまでは分からないけど)予算面で窮地に立たされるという事態は回避できたのでは?
米航空宇宙局(NASA)はスペースシャトル「ディスカバリー」を東部時間26日午前10時39分に打ち上げ、今月13日から延期されていた打ち上げがようやく決行された。ディスカバリー号の打ち上げが約2週間ちかく延期された背景には、外部タンクの燃料センサーに以上が確認されたためで、NASA側は外部タンクの補修作業に追われていた。2003年2月のコロンビア号以来のシャトル飛行となるが、日本人の野口聡一さんら7名がクルーとしてシャトルに乗り込んでおり、アイリーン・コリンズ船長が女性というのも話題を集めている。テキサスとフロリダの宇宙センターでは、打ち上げの成功後に喜びを隠し切れないスタッフが少なくなかったが、2003年のコロンビア号空中分解事故の遺族に配慮して、祝賀イベントなどは一切行われなかったのだという。
2005年度も日本円で1兆6000億円以上の予算を獲得しているNASAだが、以前からNASAの予算削減を求める声が存在しており、2003年のシャトル事故で風当たりがいっそう厳しくなっていた事は否めない。今回のシャトル打ち上げが成功するかどうかで、NASAのシャトル計画に対する予算が将来的に削減される可能性もあったからだ。打ち上げ前日、NASAのマイケル・グリフィン長官は「今回もしもシャトルを失うような事になれば、シャトル計画そのものが座礁する事になるでしょう。アメリカはこの先何年もクルーを宇宙に送り出せなくなります」と語っていた。ディスカバリーのクルーは軌道上で機体補修のテストや国際宇宙ステーションへの物資輸送を行ったのち、来月7日にフロリダ州のケネディ宇宙センターに帰還する予定だ。
打ち上げ前、ケネディ宇宙センターにはローラ・ブッシュ大統領夫人も姿を見せた。また、2003年のコロンビア号と1986年のチャレンジャー号の事故で亡くなった14名の飛行士の家族も打ち上げに招待されていた。ヒューストン・クロニクル紙によると、ローラ夫人はディスカバリー号のアイリーン・コリンズ船長が女性である事に感激していたようで、「彼女がみんなを元気付けてくれる」と語っていた模様だ。ブッシュ大統領もワシントンで声明を発表し、「我々の宇宙計画は国家の偉大な誇り」とした上で、クルーの安全とミッションの成功を切に願うと語っている。「これは希望であり、想像力であり、そして未来でもあるのです。宇宙開発計画がなくなることは、みんなの未来が無くなるに等しいとおもいます」、グリフィン長官はAP通信の取材にそう語った。
シカゴの開発業者は2009年までに市内に115階建ての高層ビルを建設する予定を明らかにし、この新しいビルが完成した場合、シカゴは全米で最も高いビルが2つ並ぶ町となる。デヴェロッパーのクリストファー・カーリー氏はシカゴ市内の湖のほとりに高さ2000フィートのビルを建てる計画を進めており、ビルの設計は著名な建築家サンティアゴ・カルトラーバ氏によってすでに描かれている。全米位置高いビルは同じくシカゴのシアーズ・タワーで、その高さは1450フィートにも達するが、カーリー氏の計画する新しいビルは尖塔部をのぞいても1458フィートあり、シアーズ・タワーよりもはるかに高い設計となっている。しかし、カーリー氏の計画ではテナントの割り当てなどで未定の部分も多く、ライバル業者からは実現不可能との声も出ている。
ニューヨークでは世界貿易センター跡地に「フリーダム・タワー」という新しいビル建設が計画されており、2010年に完成予定の建物の高さは1362フィートで、尖塔部分を加えると1776フィートにまでなる。しかし、カーリー氏が計画されるビルがシカゴに建設された場合、ニューヨークのビルは高さでシカゴに再び追い越される。現在世界で最も大きなビルは台湾の台北市にある「101」で、その高さは実に1670フィートもある。建物の利用プランについて決まっていない部分が多いため、ライバル業者から実現は不可能と揶揄されるカーリー氏の新ビル建設だが、スペイン生まれのカルトラーバ氏によるデザインは非常に斬新なものだ。ミルウォーキー美術館やアテネ・オリンピックの競技会場のデザインも行ったカルトラーバ氏は、今回ドリルの先のようにツイストを繰り返すビルをデザインした。
カーリー氏のビルはまだ建設が開始されておらず、建物の40パーセント以上のテナント契約を確保しなければ建設そのものが開始できない取り決めになっている。カーリー氏はAP通信の取材に対し、来年3月までに起工して、4年以内でビルを完成させたいと語っている。シカゴで高層コンドミニアムを建設した有名デベロッパーのドナルド・トランプ氏は、シカゴ・サンタイムズ紙の取材に「911テロ事件後に高層ビルに入居する人はそんなにいるとは思えない」と語り、カーリー氏の計画を間接的に批判している。この発言にカーリー氏はすぐに反応を示し、トランプ氏がシカゴに建設した92階建てのコンドミニアム(高さは1360フィート)を例に出し、「どこまで高いのがよくて、どこまでがダメなんでしょうか。1360フィートはOKなんでしょうね」とトランプ氏に反論している。
経済誌フォーブスが全米で独身者が最も住みやすい町のランキングを発表していて、面白そうな企画かなと思ってのぞいてみたら、コロラド州のデンバーが1位という結果だった。ちなみに、2位はボストンでワシントンは5位にランク入りしていた。ボストンとワシントンに関しては、実際に自分が住んだ(いる)経験があるので、なんとなく分かる気がする。イベントや遊ぶ場所も適度にあって、いろんな出会いも多い町だし。ニューヨークが8位で、ロサンゼルスが7位ですか。ランキングの基準がいまいちよく分からないけど、ニューヨークなんかもっと上位に来ていてもと思ったりもするんだけど…。デンバーの1位にもピンとこないけど、自分が知っているデンバー出身者にはナイスな人が多いのも事実。最下位の40位にはノース・カロライナ州グリーンズボロが。まぁ、これは妥当でしょう…。