最近、ニュースを見ていて感じるんだが、世界情勢の変化の流れが速い訳でね。(関連エントリはこちら)
チュニジアで起こった「ジャスミン革命」の火種が、アラブから周辺地域へと燃え上がり、世界は大きく変わろうとしてる。と、言えば大袈裟だろうか?。
かつての東西冷戦時代、東側諸国の雄であるソ連衰退により、ベルリンの壁が崩壊して、東欧民主化の波が広がり、旧共産圏が崩壊した。
それと同じ様に、米国の衰退により、国際的な影響力に陰りが見え、親米圏が崩壊しつつある訳だ。
例えば、新米の独裁国家で大規模デモが起こり、政権が次々に崩壊し、革命が成功したとする。
その国が即、イスラム国家になるかは不明だが、反イスラエル国家になる可能性が高い。
それはイスラエルの後ろ楯である米国への不信感へと繋がり、反米国家にも成り得る。
そうなればアラブや中東のパワーバランスが大きく変わり、中東が再び「世界の火薬庫」になると言う危険性を孕んでいる。
これらは宗教問題も絡むから、ややこしい訳だ。
アラブや中東が不安定になれば、原油の供給にも影響が生じて、世界経済の先行きも暗い。
身近な問題では、ガソリン価格だろう。2008年8月に原油価格の高騰で、1リッター185円の高値を記録した訳だが、現在も同水準の原油価格(ガソリン価格は別)高騰である。
今後も産油国で政治的に不安定な状態が続けば、更に原油価格が高騰する可能性が高い。
チュニジアからエジプトに飛び火した「ジャスミン・ドミノ」だが、周辺地域へと拡大するのか?、その動向から目が離せない訳だな。では。
【ネッタイムス・東坊京門・作】
チュニジアで起こった「ジャスミン革命」の火種が、アラブから周辺地域へと燃え上がり、世界は大きく変わろうとしてる。と、言えば大袈裟だろうか?。
かつての東西冷戦時代、東側諸国の雄であるソ連衰退により、ベルリンの壁が崩壊して、東欧民主化の波が広がり、旧共産圏が崩壊した。
それと同じ様に、米国の衰退により、国際的な影響力に陰りが見え、親米圏が崩壊しつつある訳だ。
例えば、新米の独裁国家で大規模デモが起こり、政権が次々に崩壊し、革命が成功したとする。
その国が即、イスラム国家になるかは不明だが、反イスラエル国家になる可能性が高い。
それはイスラエルの後ろ楯である米国への不信感へと繋がり、反米国家にも成り得る。
そうなればアラブや中東のパワーバランスが大きく変わり、中東が再び「世界の火薬庫」になると言う危険性を孕んでいる。
これらは宗教問題も絡むから、ややこしい訳だ。
アラブや中東が不安定になれば、原油の供給にも影響が生じて、世界経済の先行きも暗い。
身近な問題では、ガソリン価格だろう。2008年8月に原油価格の高騰で、1リッター185円の高値を記録した訳だが、現在も同水準の原油価格(ガソリン価格は別)高騰である。
今後も産油国で政治的に不安定な状態が続けば、更に原油価格が高騰する可能性が高い。
チュニジアからエジプトに飛び火した「ジャスミン・ドミノ」だが、周辺地域へと拡大するのか?、その動向から目が離せない訳だな。では。
【ネッタイムス・東坊京門・作】