広島県福山市藤江町の県道で10日朝、集団登校していた市立藤江小の児童の列に軽自動車が突っ込み、児童4人が重軽傷を負った。
福山西署は軽自動車を運転していた福山市沼隈町下山南、アルバイト警備員・村田真樹容疑者(38)を自動車運転過失傷害容疑で現行犯逮捕したのだが、この村田容疑者は癲癇(てんかん)持ちであり、現場にブレーキ痕が無い事が判明した。
自動車運転過失傷害容疑で逮捕された村田真樹容疑者(38)は癲癇(てんかん)持ちであり、当時の状況をよく覚えていないと話している。
家族の話では、村田容疑者は高校生の頃、癲癇(てんかん)の発作を起こし、今でも市内の病院に通院して薬を服用しており、数年前にも車の運転中に癲癇(てんかん)発作を起こし、病院に搬送された事も有ったと言う。
癲癇(てんかん)持ちの自動車事故と言えば、鹿沼市の国道で登校中の小学生6人がクレーン車に跳ねられ死亡した事故で、宇都宮地検は9日、自動車運転過失致死の罪で運転手柴田将人容疑者(26)を起訴した。
運転中に癲癇(てんかん)発作で意識を無くし、車が児童の列に突っ込んだとしている。
事故は4月18日午前7時40分頃、柴田被告のクレーン車がセンターラインを越えて反対車線側の歩道にいた市立北押原小学校の児童の列に突っ込み、民家の納屋に衝突して停車したが、小学4年から6年の6人が死亡した。
柴田被告は逮捕当時「人を跳ねたか覚えていない」と供述、癲癇(てんかん)の持病が有り、地検や県警が関連を調べていた。
癲癇(てんかん)持ちは以前、運転免許取得の欠格事由だったのだが、2002年の道路交通法改正で「2年以上発作が無い」等の条件をクリアし、医師の診断書で運転可能と証明されれば、取得出来る様に道路交通法が法改正されている。
この法改正には、社団法人・日本てんかん協会(東京都新宿区西早稲田2-2-8)による強い働き掛けが有ったと言う。
その一方で日本てんかん協会は、癲癇(てんかん)持ちは精神障害なので、精神障害者保険福祉手帳、所謂「障害者手帳」を申請する様に、癲癇(てんかん)持ちに呼び掛ける等の主張や活動もしている。
日本てんかん協会は、癲癇(てんかん)持ちが自動車を運転する権利を主張し、一方では癲癇(てんかん)は精神障害者だとも主張している訳だ。
この矛盾する主張を繰り返す日本てんかん協会とは何なのか?。との疑問を感じる人も多いだろう。
このブログで、日本てんかん協会の主張や活動内容を全て書くのは無理で有るが、日本てんかん協会に関するエピソードとして有名なのは「筒井康隆、断筆宣言」だろうな。
日本てんかん協会は、作家・筒井康隆が書いた「無人警察」と言う作品に強く抗議して、表現の自由を求める筒井康隆と何度か話し合いをしたのだが、筒井康隆の主張を全く認め様とせず、自己主張ばかりする日本てんかん協会の社風に、筒井康隆は抗議の意味を込めて断筆宣言し、一切の執筆活動を止めた事も有る。
また、日本てんかん協会は、マスコミ関係に対しても癲癇(てんかん)と言う表現を使わない様に強く働き掛けており、マスコミ各社も癲癇(てんかん)と言う表現をなるべく使わない様に自粛している。
癲癇(てんかん)と言う病名なのに、癲癇(てんかん)と言う表現を使えなければ、どうすんのさ?。と言う事で、マスコミ各社は「発作が起こる持病」等と書いている。
勿論、癲癇(てんかん)なのだから、癲癇(てんかん)と書いているマスコミも有る訳で、どのマスコミが癲癇(てんかん)と表現し、どのマスコミが癲癇(てんかん)と言う表現を使っていないのか?、その辺りを見比べてみるのも一考だわな。
今回の福山市で起こった癲癇(てんかん)発作の自動車事故で、日本てんかん協会広島県支部の岩崎学代表は「癲癇(てんかん)発作を起こす可能性が有ったとすれば、車の運転は危険だ。多くの患者は自重して運転を止め、自己管理に努めている。」とコメントしているのだが、法改正して癲癇(てんかん)持ちに、運転免許証を持てる様にしたのは誤りだったのではないか?。
日本てんかん協会には、癲癇(てんかん)持ちが運転免許証を所持出来る様に働き掛けた責任が有る訳であり、これ以上、犠牲者を増やさない為に、法改正が間違っていたと言う事実を認めて、改正前の状態に戻す様にした方が良いのではないか?。
今回の癲癇(てんかん)発作による事故も「氷山の一角」であり、その多くは居眠り運転等の理由で誤魔化され、癲癇(てんかん)発作が本当の原因だと言う事実が隠されているのではないか?。
何れにせよ、癲癇(てんかん)持ちが運転免許証を所持する事に付いて、何故、法改正したのかも含めて、早急に議論をしなければならないだろうな。では。
当ブログの過去ネタ、癲癇(てんかん)発作と自動車事故の関連エントリも読んでみて下され。では。
癲癇(てんかん)発作と自動車事故
癲癇(てんかん)発作と事故・続報
癲癇(てんかん)発作の事故が繰り返される
【ネッタイムス・東坊京門・作】
福山西署は軽自動車を運転していた福山市沼隈町下山南、アルバイト警備員・村田真樹容疑者(38)を自動車運転過失傷害容疑で現行犯逮捕したのだが、この村田容疑者は癲癇(てんかん)持ちであり、現場にブレーキ痕が無い事が判明した。
自動車運転過失傷害容疑で逮捕された村田真樹容疑者(38)は癲癇(てんかん)持ちであり、当時の状況をよく覚えていないと話している。
家族の話では、村田容疑者は高校生の頃、癲癇(てんかん)の発作を起こし、今でも市内の病院に通院して薬を服用しており、数年前にも車の運転中に癲癇(てんかん)発作を起こし、病院に搬送された事も有ったと言う。
癲癇(てんかん)持ちの自動車事故と言えば、鹿沼市の国道で登校中の小学生6人がクレーン車に跳ねられ死亡した事故で、宇都宮地検は9日、自動車運転過失致死の罪で運転手柴田将人容疑者(26)を起訴した。
運転中に癲癇(てんかん)発作で意識を無くし、車が児童の列に突っ込んだとしている。
事故は4月18日午前7時40分頃、柴田被告のクレーン車がセンターラインを越えて反対車線側の歩道にいた市立北押原小学校の児童の列に突っ込み、民家の納屋に衝突して停車したが、小学4年から6年の6人が死亡した。
柴田被告は逮捕当時「人を跳ねたか覚えていない」と供述、癲癇(てんかん)の持病が有り、地検や県警が関連を調べていた。
癲癇(てんかん)持ちは以前、運転免許取得の欠格事由だったのだが、2002年の道路交通法改正で「2年以上発作が無い」等の条件をクリアし、医師の診断書で運転可能と証明されれば、取得出来る様に道路交通法が法改正されている。
この法改正には、社団法人・日本てんかん協会(東京都新宿区西早稲田2-2-8)による強い働き掛けが有ったと言う。
その一方で日本てんかん協会は、癲癇(てんかん)持ちは精神障害なので、精神障害者保険福祉手帳、所謂「障害者手帳」を申請する様に、癲癇(てんかん)持ちに呼び掛ける等の主張や活動もしている。
日本てんかん協会は、癲癇(てんかん)持ちが自動車を運転する権利を主張し、一方では癲癇(てんかん)は精神障害者だとも主張している訳だ。
この矛盾する主張を繰り返す日本てんかん協会とは何なのか?。との疑問を感じる人も多いだろう。
このブログで、日本てんかん協会の主張や活動内容を全て書くのは無理で有るが、日本てんかん協会に関するエピソードとして有名なのは「筒井康隆、断筆宣言」だろうな。
日本てんかん協会は、作家・筒井康隆が書いた「無人警察」と言う作品に強く抗議して、表現の自由を求める筒井康隆と何度か話し合いをしたのだが、筒井康隆の主張を全く認め様とせず、自己主張ばかりする日本てんかん協会の社風に、筒井康隆は抗議の意味を込めて断筆宣言し、一切の執筆活動を止めた事も有る。
また、日本てんかん協会は、マスコミ関係に対しても癲癇(てんかん)と言う表現を使わない様に強く働き掛けており、マスコミ各社も癲癇(てんかん)と言う表現をなるべく使わない様に自粛している。
癲癇(てんかん)と言う病名なのに、癲癇(てんかん)と言う表現を使えなければ、どうすんのさ?。と言う事で、マスコミ各社は「発作が起こる持病」等と書いている。
勿論、癲癇(てんかん)なのだから、癲癇(てんかん)と書いているマスコミも有る訳で、どのマスコミが癲癇(てんかん)と表現し、どのマスコミが癲癇(てんかん)と言う表現を使っていないのか?、その辺りを見比べてみるのも一考だわな。
今回の福山市で起こった癲癇(てんかん)発作の自動車事故で、日本てんかん協会広島県支部の岩崎学代表は「癲癇(てんかん)発作を起こす可能性が有ったとすれば、車の運転は危険だ。多くの患者は自重して運転を止め、自己管理に努めている。」とコメントしているのだが、法改正して癲癇(てんかん)持ちに、運転免許証を持てる様にしたのは誤りだったのではないか?。
日本てんかん協会には、癲癇(てんかん)持ちが運転免許証を所持出来る様に働き掛けた責任が有る訳であり、これ以上、犠牲者を増やさない為に、法改正が間違っていたと言う事実を認めて、改正前の状態に戻す様にした方が良いのではないか?。
今回の癲癇(てんかん)発作による事故も「氷山の一角」であり、その多くは居眠り運転等の理由で誤魔化され、癲癇(てんかん)発作が本当の原因だと言う事実が隠されているのではないか?。
何れにせよ、癲癇(てんかん)持ちが運転免許証を所持する事に付いて、何故、法改正したのかも含めて、早急に議論をしなければならないだろうな。では。
当ブログの過去ネタ、癲癇(てんかん)発作と自動車事故の関連エントリも読んでみて下され。では。
癲癇(てんかん)発作と自動車事故
癲癇(てんかん)発作と事故・続報
癲癇(てんかん)発作の事故が繰り返される
【ネッタイムス・東坊京門・作】