ネッタイムス・ブログ

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ビートたけし、東京湾に原発を作れ

2011-04-11 23:24:12 | 様々な話題
漫才をしない漫才師であるビートたけしが「ビートたけしのTVタックル春の3時間SP」で、1996年発売の著書「落選確実選挙演説」で書いた「東京湾に原発作れ」と言う持論を提唱した。
「福島原発の電力を首都圏が利用しているのに、原発のリスクを地方の県や人に押し付けるは可笑しい。東京湾に作って、東京の人がそれで生活したら、何も文句は出ない筈。都心は地盤が悪いとか言うけど、地震が来れば何処も同じだよ」と話した。

原発推進派であるビートたけしは、雑誌「新潮45」2010年6月号の「達人対談」で、原子力発電の達人・近藤駿介(原子力委員会委員長・東京大学名誉教授)VSビートたけしの中でも原発推進の考えを展開している。
以下、本文よりビートたけしの発言を抜粋。

相変わらず原子力発電に反対する人もいるけど、交通事故の年間の死者の数を考えて、自動車に乗るのを止めましょうとは言わない。
やっぱり使ったほうが便利だからね。どうも原子力発電というとリスクばかり言う傾向があるけど、実際、おいらたちはもっとリスクのある社会に生きている。
変質者に刺される確率のほうがよほど高い(笑)、民主党はCO2を25%削減すると大見得切ってたけれど、これからどうするつもりなのか。
火力発電よりも圧倒的にCO2排出量が少ない原子力発電を使って行くしかないでしょう。
だったら、原子力発電には頑張ってもらわないといけない。追い風になるんじゃないですか。
小型原子炉がテレビショッピングで売られる時代が来ないかな。「今日は特別に、ウランをもう一つお付けして、この値段」「うわー、安い」とかさ。

以上がビートたけしの発言なのだが、1996年の本「落選確実選挙演説」から昨年6月の「新潮45」まで、原発推進派の考えを変えず、福島第一原発の事故後も意見がブレないな。
他にも原発推進派の著名人は居るのだが、その多くは頬被りして知らん顔を決め込んでいる状態の中、ビートたけしは一貫して、原発推進の意見を変えない所は評価出来る。
勿論、原発に付いての考えには賛否両論あるのだろうが、原発事故の後に、こう言う意見を述べるのは、躊躇するのが普通だけど、反論を恐れずに、はっきり言っちゃうのは大したもんだね。
果たして、ビートたけしが言う様に、テレビショッピングで小型原子炉を販売する日が来るのでしょうか?、チャンチャン。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

統一地方選で民主党が大惨敗

2011-04-11 15:48:26 | 様々な話題
東日本大震災や福島第一原発の事故によるゴタゴタムードの中で行われた為、イマイチ関心の低かった10日の統一地方選前半戦なのだが、民主党は自民党との対決型選挙となった知事選などで相次いで敗北、菅政権の人気の低さを改めて露呈した形となり、菅政権は手痛い打撃を被った訳だ。
東日本大震災や福島第一原発事故の対応が長期化する中、直ちに菅直人首相の進退問題に発展するかは不明だが、民主党の小沢一郎に近い議員からは、首相や岡田克也幹事長の責任を問う声も出ている。

岡田幹事長は選挙結果に付いて「非常に残念だ」と落胆したが、選挙を取り仕切った幹事長としての責任問題は何処吹く風で、自らの引責辞任は否定したのだ。
一方、自民党の石原伸晃幹事長は「国民は菅政権にハンドリングを任せて大丈夫か、と言う事を示したのではないか」とコメント、父の慎太郎が東京都知事選で圧勝した事もあり、余裕のよっちゃんだ。
公明党の山口那津男代表は「菅政権は国民の評価を得られなかった。震災に対する評価が今回の選挙に表れている」と指摘した。
民主党は12都道県知事選の内、自民党推薦候補と対決した北海道、岡田幹事長の地元である三重の両知事選で敗北し、首相のお膝元である東京都知事選は自主投票で不戦敗となった。

党執行部は「国政と地方選とは別」(党幹部)としているが、昨年9月の菅改造内閣発足後、主要な地方選では敗北が続き、首相自身や前原前外相の政治資金規正法違反、大震災や原発事故の対応でも指導力不足と批判され、小沢一派からは「最低でも幹事長の責任は免れない」「首相を降ろすしかない」等の声が出ている。
平時であれば即刻、首相の責任問題と言う話になるのだろうが、現在は東日本大震災と福島第一原発の復旧や復興対策が急務であり、「菅降ろし」には動きにくい状況だ。
党幹部の1人も「直ぐに首相に辞めろとはならないだろうが、じわりと選挙の影響は出てくる」と語った。

民主党と言う政党の体質なのかは知らなけど、地方選で負ける毎に「国政と地方は違う」と、判で押した様にコメントしているのだが、国政の時は地方に負担を強いる癖に、地方選の時は頬被りして知らぬ存ぜぬで逃げ捲る。
こんな光景が毎度お馴染みなのだが、民主党の地方議員は利用されるだけ利用されて、怒らないのかね?、マゾなのか?(笑)。
今回の統一地方選の予想でも、民主党の負け戦は判り切っていた筈なのに何の手立ても打たずに、「はい、やっぱり負けました」って(笑)、地方議員は悔しくないのかね?(笑)。

今回の選挙戦でも、民主党と言う泥船から逃げ出して戦った候補や、民主党の議員で有りながら、それを隠して戦った議員も大概だが、民主党と言う政党は地方議員を切り捨てる事を平然とする訳だ。
端から見ていて余りにも滑稽で、本当に不思議な政党なんだが、民主党の国会議員は自分達が良ければ、仲間である筈の地方議員なんざ、「知ったこっちゃねえよ」と言う感じで、平気で仲間を見捨てるのが、民主党の本質なんだろうな(笑)。
仲間を切り捨てる事を、平気で遣る様な奴等が、国民の事を考えて政治が出来るのか?、こんな政党が政権与党と言う現実、本当に不幸なのは国民かも知れない。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】

神田うののパパは原発官僚

2011-04-11 01:32:11 | 様々な話題
当ブログのエントリ、神田うのが死者数で賭けの噂でも書いたのだが、「神田うのが阪神大震災の時、死亡した人の人数を賭けてた」と言う噂がネット上に出回り、神田うのが激怒して自身のブログで反論した訳だ。
しかし、である。雑誌「uno!」(1997年11月号)に、「ねぇ、うのちゃんが何人くらい死ぬと思う?」なんて、番組のスタッフに誘われて賭けみたいなことをやっちゃったんです。そのことがすご~い自分の中で残ってて・・・。と書かれており、賭け事をしていた事が事実だと判明したのだが、前回のエントリで書けなかった、神田うのの反論文を掲載する。
以下は神田うののブログより抜粋。

私は、インターネットを使っての悪意に満ちた作り話を流した人間を許せません
ましてや「死亡者の人数をかける」そんな発想をする人間がいるなんて・・・ショックです・・・
パソコンに向かい匿名にて人を陥れる作業をしている人間の姿・・・本当におぞましいです・・・

以上が噂に対する神田うののブログなのだが、いけしゃあしゃあと嘘を吐くなんて、本当におぞましいですな(笑)。って、笑い事では無いけどね。
この死者数で賭けに付いては、一先ず置いといて今回は別のネタを書くとする。
この神田うののブログでは、3月17日「ご報告」と題し、「可能な限り援助したいという気持ちを母親、税理士に相談した上で決めた」として、日本赤十字社に義援金1000万円を寄付した事を明らかにした訳だ。
死者数で賭けをしていた事は、大変けしからん事なのだが、義援金はした事は当然褒められる行為である・・・筈なのだが、これが波紋を呼んでいる訳だ。

神田うののパパ、神田淳(65)は有名な原発推進派の旧通産省(経産省)キャリアであり、資源エネルギー庁の原子力発電安全管理課長だった86年、ソ連(当時)でチェルノブイリ原発事故が起き、原発安全確保政策を纏め上げて一躍、名を上げたと言う。
米国スリーマイル島原発事故(79年)の際は同庁安全審査官で、事故を教訓にした52項目の安全対策を、原子力安全委員会で纏めたらしく、言ってみれば原発政策を推し進めたバリバリの原発官僚なのだ。
それ故に、神田うのの義援金は、福島第一原発の事故で、放射性物質を撒き散らかしている問題への、罪滅ぼしでは無いのかと囁かれているのである。

神田うのの義援金が、原発推進派パパの贖罪の為かどうかは判らないが、義援金は義援金として立派な行為だとは思う。
しかし、それとこれとは別で、阪神大震災の死者数で賭けをしていた事は批判されて当然であり、神田うのは事実を認めて、謝罪なり何なりするのが筋だろう。
まぁ、どうなるものか、今後の展開に注目である。では。

【ネッタイムス・東坊京門・作】