いよいよこの4月から電力の低圧小売の自由化がなった。
電気の小売販売というビジネスチャンスに参入の名乗りを上げた企業=新電力(PPS)は900社に届く勢いだという。
(https://enechange.jp/pps/areas/all)
メディアを眺めれば、スマホ・ケータイやガソリンなど得意分野商品との抱き合わせで「お得感」を演出しで顧客の確保を狙うケースばかりが目立つ。一方、東京電力をはじめ原発回帰を強烈に画策する既存一般電力事業者の巻き返しも強烈だ。だが、自由化というけれど価格競争の点では、何と言っても送電網を所有する既存一般電力事業者に比べ新電力が割高な託送料を負担しなければならないのは公正さに欠ける。そればかりか、その割高な託送料金に《原発の維持費用》から《再処理費用》までぶち込むというのだから逆立ちしても許される範囲を逸脱しているのは明らか。
(http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160206-01036739-sspa-soci)
いまの時代、二次エネルギーである電気は使う分だけ身近で発電するのが理にかなっている。電気の地産地消だ。
再生可能エネルギーへの移行について考えるなら、21世紀に入ってようやく、この国でも環境に対する負荷の面(放射能、CO2)からの喫緊性だけでなく、技術的にも産業としても実用化の流れができたと言える(買取制度など)。
★ とにかく原子力はやめる
★★ 相対的にCO2排出の少ない方式のガス発電を中心に繋ぎ
★★★ 再生可能エネルギー(太陽光・風力・バイオマス、etc)へ!
この場合、再生可能エネと言っても行け行けドンドンというわけには行かない状況が顕在化している点を付言したい。買取制度により乱立気味との報道もあり、指摘されている大規模開発化等(メガソーラー、ウィンドパークなど)による環境負荷の増大、自然生態系への影響に対し、たとえば地域のエネルギー主権は誰のもの?といった観点が不可欠となろう…。たとえば今各地で環境配慮型の「ご当地電力」の取り組みが進んでいる点に注目して行きたい。
(http://communitypower.jp/)
さて、一般“消費者”と呼び呼ばれてきた私たち市民はれっきとした“電力需要家”である。送られてくる電気に黙って料金を振り込んでいれば済む時代は終わったのだ。別の電力会社との契約は電話一本からできるが、その際、必ずその電力会社の電源構成を確認することが必要だ。なぜなら本来国(経産省)がなすべき電源構成の開示義務化を拒んでいるからだ。
自然エネルギー100%で供給される電気を求めることはできないものだろうか?…。
残念ながらこの4月からというのは供給能力が需要に追いつけず、買取制度による普及にも国や一般電力による制約が多い。しかし、クリーンエネルギーの供給を行い始める企業や法人、NPOも少しづつ増えているのであわてる必要はまったくない。
(http://power-shift.org/choice/)
ところで、ここ練馬の地でも市民の共同出資による太陽光発電所第一号が5月から稼働する。屋上に設置するのは江古田にあるギャラリー古藤。毎年「福島を忘れない=江古田映画祭」を開催(当ブログでも紹介)している場所だ。設置主体は 一般社団法人練馬グリーンエネルギー(NGE) 。これを記念して4/26(火)には城南信用金庫の吉原毅さんを招いてイベントが行われる。(参加申し込みは上リンクをクリック)また、NGEではソーラーパネル設置への寄付を引き続き募っている。(同リンクから詳細確認できる)
久しぶりの方歓迎、初参加の方大歓迎、です。
日 時:4月23日(土) 18時30分~
会 場:こみゅにてぃかふぇ 和(なごみ)
西武池袋線大泉学園駅南口3分〈地図〉
参加費:会場使用料分担
問合せ:nerikinjyutu@mail.goo.ne.jp
ページトップ
電気の小売販売というビジネスチャンスに参入の名乗りを上げた企業=新電力(PPS)は900社に届く勢いだという。
(https://enechange.jp/pps/areas/all)
メディアを眺めれば、スマホ・ケータイやガソリンなど得意分野商品との抱き合わせで「お得感」を演出しで顧客の確保を狙うケースばかりが目立つ。一方、東京電力をはじめ原発回帰を強烈に画策する既存一般電力事業者の巻き返しも強烈だ。だが、自由化というけれど価格競争の点では、何と言っても送電網を所有する既存一般電力事業者に比べ新電力が割高な託送料を負担しなければならないのは公正さに欠ける。そればかりか、その割高な託送料金に《原発の維持費用》から《再処理費用》までぶち込むというのだから逆立ちしても許される範囲を逸脱しているのは明らか。
(http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160206-01036739-sspa-soci)
いまの時代、二次エネルギーである電気は使う分だけ身近で発電するのが理にかなっている。電気の地産地消だ。
再生可能エネルギーへの移行について考えるなら、21世紀に入ってようやく、この国でも環境に対する負荷の面(放射能、CO2)からの喫緊性だけでなく、技術的にも産業としても実用化の流れができたと言える(買取制度など)。
★ とにかく原子力はやめる
★★ 相対的にCO2排出の少ない方式のガス発電を中心に繋ぎ
★★★ 再生可能エネルギー(太陽光・風力・バイオマス、etc)へ!
この場合、再生可能エネと言っても行け行けドンドンというわけには行かない状況が顕在化している点を付言したい。買取制度により乱立気味との報道もあり、指摘されている大規模開発化等(メガソーラー、ウィンドパークなど)による環境負荷の増大、自然生態系への影響に対し、たとえば地域のエネルギー主権は誰のもの?といった観点が不可欠となろう…。たとえば今各地で環境配慮型の「ご当地電力」の取り組みが進んでいる点に注目して行きたい。
(http://communitypower.jp/)
さて、一般“消費者”と呼び呼ばれてきた私たち市民はれっきとした“電力需要家”である。送られてくる電気に黙って料金を振り込んでいれば済む時代は終わったのだ。別の電力会社との契約は電話一本からできるが、その際、必ずその電力会社の電源構成を確認することが必要だ。なぜなら本来国(経産省)がなすべき電源構成の開示義務化を拒んでいるからだ。
自然エネルギー100%で供給される電気を求めることはできないものだろうか?…。
残念ながらこの4月からというのは供給能力が需要に追いつけず、買取制度による普及にも国や一般電力による制約が多い。しかし、クリーンエネルギーの供給を行い始める企業や法人、NPOも少しづつ増えているのであわてる必要はまったくない。
(http://power-shift.org/choice/)
ところで、ここ練馬の地でも市民の共同出資による太陽光発電所第一号が5月から稼働する。屋上に設置するのは江古田にあるギャラリー古藤。毎年「福島を忘れない=江古田映画祭」を開催(当ブログでも紹介)している場所だ。設置主体は 一般社団法人練馬グリーンエネルギー(NGE) 。これを記念して4/26(火)には城南信用金庫の吉原毅さんを招いてイベントが行われる。(参加申し込みは上リンクをクリック)また、NGEではソーラーパネル設置への寄付を引き続き募っている。(同リンクから詳細確認できる)
久しぶりの方歓迎、初参加の方大歓迎、です。
週刊金曜日練馬読者会 4月例会
日 時:4月23日(土) 18時30分~
会 場:こみゅにてぃかふぇ 和(なごみ)
西武池袋線大泉学園駅南口3分〈地図〉
参加費:会場使用料分担
問合せ:nerikinjyutu@mail.goo.ne.jp
ページトップ