練金術勝手連

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※ 練金術(ねりきんじゅつ)とは『週刊金曜日』練馬読者会的やり方という意味です。

     ◆◆◆ 年次改革要望書 ◆◆◆

2008年10月01日 | 参考資料
『年次改革要望書』(『日米規制改革および競争政策イニシアティブに基づく日本国政府への米国政府要望書(The U.S.-Japan Regulatory Reform and Competition Policy Initiative)』)について、関岡英之氏は著書(編・共著を含む)で2004年から一貫して警鐘を鳴らしている。

  ●拒否できない日本-アメリカの日本改造が進んでいる
    文春新書/700円/2004.4
  ●国富消尽-対米隷従の果てに-
    PHP研究所/1500円/2006.1
  ●奪われる日本
    講談社現代新書/700円/2006.8
  ●アメリカの日本改造計画-マスコミが書けない「日米論」
    イースト・プレス/1300円/2006.12
  ●「改革」にダマされるな!-私たちの医療、安全、教育はこうなる-
    PHP研究所/1300円/2007.4

 小泉改革を称揚し続けたマスゴミがタブーとしてきた『年次改革要望書』だが、関岡氏の警鐘は、その昔「NO(ノー)と言える日本」を書いた石原慎太郎をうならせたというエピソードもあるくらいわかりやすく、この国を“属国”へ誘うネオリベ小泉改革の神髄を解説している。《08政権交代総選挙》を前に有権者の共通理解とすべき内容だ。

 著書はいずれも練馬区図書館所蔵なので、手軽に読むことができる。それでも手っ取り早く中身を参照したい向きには★阿修羅♪が便利。

(練金術師)