7月25日に京都市大谷婦人会館にて、北陸WG第1回会議を開催いたしました。
WGメンバー以外の方々にも当日の議論の要約をお伝えし、北陸WGの現状を
ご理解いただくのみならず、何かお役に立てるタネがあれば大変嬉しいです。
最大の成果は、北陸WGにおける研究目標設定の基本的方針を確認することが
できたことでした。「北陸としてどこまでの成果提出を目指すのか」、3点に
大きくまとめることができるように思います。
1.北陸WGの研究成果は、NEOMAPとしての問題提起につながる内容を含むこと
プロジェクトとして最終的に重要視される要素は「未来可能性を提示できている
か」である。=人間・社会と景観との関係性のなかにどれだけ普遍性を見いだし
うるか。それが未来を見通すときの素材となる。
2.上記1を考慮に入れつつ北陸WGの研究目標をどのように設定するか
北陸WGの大目標として、「北陸地方の景観形成史およびその個性と普遍性」を
設定できると考えています。北陸地方の現代景観に連なる景観の成り立ち
(景観形成史)を提示することは可能でしょう(というよリやらねばならぬ
かもしれませんが)。
3.北陸WG研究のためのフレームワークを作成する必要性がある
メンバーの研究成果を連携させ、WGの成果を総合的研究として一体化させるため
のフレームワーク(枠組み)が必要という点では合意ができました。そのためには、
先行研究のレビューを行うことが必要です。これまでの研究成果を集積し活用する
ことは全体を効率的にまとめる方法であるとともに、景観の個性、つまり北陸らし
さを明らかにする基礎作業にもなるはずです。その過程で景観変化の画期をできる
だけ多く抜き出していくことも有用でしょう。
これらの内容は基本的で言わずもがなかもしれませんが、ときどき再確認しつつ
内容を深めていくことはむしろ必要と思います。
「是非とも初心忘るべからず。時々の初心忘るべからず」世阿弥 かな?
(おおき)
WGメンバー以外の方々にも当日の議論の要約をお伝えし、北陸WGの現状を
ご理解いただくのみならず、何かお役に立てるタネがあれば大変嬉しいです。
最大の成果は、北陸WGにおける研究目標設定の基本的方針を確認することが
できたことでした。「北陸としてどこまでの成果提出を目指すのか」、3点に
大きくまとめることができるように思います。
1.北陸WGの研究成果は、NEOMAPとしての問題提起につながる内容を含むこと
プロジェクトとして最終的に重要視される要素は「未来可能性を提示できている
か」である。=人間・社会と景観との関係性のなかにどれだけ普遍性を見いだし
うるか。それが未来を見通すときの素材となる。
2.上記1を考慮に入れつつ北陸WGの研究目標をどのように設定するか
北陸WGの大目標として、「北陸地方の景観形成史およびその個性と普遍性」を
設定できると考えています。北陸地方の現代景観に連なる景観の成り立ち
(景観形成史)を提示することは可能でしょう(というよリやらねばならぬ
かもしれませんが)。
3.北陸WG研究のためのフレームワークを作成する必要性がある
メンバーの研究成果を連携させ、WGの成果を総合的研究として一体化させるため
のフレームワーク(枠組み)が必要という点では合意ができました。そのためには、
先行研究のレビューを行うことが必要です。これまでの研究成果を集積し活用する
ことは全体を効率的にまとめる方法であるとともに、景観の個性、つまり北陸らし
さを明らかにする基礎作業にもなるはずです。その過程で景観変化の画期をできる
だけ多く抜き出していくことも有用でしょう。
これらの内容は基本的で言わずもがなかもしれませんが、ときどき再確認しつつ
内容を深めていくことはむしろ必要と思います。
「是非とも初心忘るべからず。時々の初心忘るべからず」世阿弥 かな?
(おおき)
