ネコリンヘンプ

安定剤(ソラナックス0.4㎎1~2T/dayを頓服で反復服用20年近く)断薬の記録つきヘンプブログ

2009年9月、断薬直前の日々。

2011年09月02日 23時40分07秒 | 断薬
2011.9.2
8月30日と31日はほとんど絶不眠だった。
朝になって食事をして少し眠った。
急な不眠感。
眠れないだろうなぁと昼間のうちから察しがつく。身体の疲れとは別の脳の心地よい疲れが全くなくなる。
眠気もあるのに脳の芯が覚めている。
振り返ってみると2009年の8月末に急に不調感が強くなって9月1日2日3日と非常な不安感に襲われている。体調ももちろんだが腹の底から湧いてくるムクムクとした黒い不安は恐怖だった。
慌ててソラナックスをポリポリしたがいつものようには治まらず強いパニック感を覚えた。
去年もこの日々に不調を感じている。今年はどんなになるかと思ったが不眠はそのせいかもしれない。多少の不安感も戻っている。
身体は覚えているのだ。
そのことに気がついて身体を労わってあげれば不調も和らぐだろう。
しかしいま思い出せばなんという酷い状況だったろうか。10月に離脱症状と確信して断薬するまでの1ヶ月半は実感としては震え上がるくらいの恐怖だ。断薬後ももちろんすさまじいが、訳のわからない絶不調に見舞われてもがき苦しんだあの時期は本当に思い出したくない。

陰と陽、光と闇。プラスとマイナス。たとえ悲しみでもその背後には甘美さを漂わせる。
このクスリの苦しみは全てから断絶された恐怖。
光と交わることの無い永劫の渦の中。
脳も含めてこの身体が宇宙の全てを映す精巧なツールなら化学物質で壊れかかったこの脳と身体は宇宙に浮かぶチリになってしまったのだろうか。
もう私は自分を羅針盤にしてこの宇宙を自由に旅することが出来ないのではないかとまじめに不安になっている。
精緻な宇宙の情報を使えないとしたら私ははじき出されたチリだ。
ブラックホールに吸い込まれるしかないのか。
なんてことだ、病気では壊れないシステムをクスリで壊してしまっていたら回復のユーテリティはどこにも存在しない。
こんなとんでも話を本気で考えている。大丈夫だと誰かいって欲しい。
チョプラさん、膨大なアナタの本の内容は私にも当てはまりますか?
大丈夫、大丈夫。チリはまた宇宙の全て、みんな一つ。