ワイルドローズヒップ?野ばらの実です。浜辺を歩いていて見つけました。意外と大粒なのに驚いた!
珊瑚草みたいな植物。海辺を歩きながら見つけました。北海道特有の種かと思ったら全世界の塩水に浸る場所にまあ南極とか北極は無理でしょうけど、あるらしくて、あながち本物の珊瑚草(科名はアツケシ草)ともいえなくもないかも・・・。
ま~こんな田舎で海辺にアツケシ草が生えてる!なんて判る人間はそうそうおるまい。生物の教師でもない限りは・・・(ちなみに私は元生物部員でしたが・・・)
天気は良かったけど波が高かった。
ミミが昨日から一切食べ物を受け付けなくなって、無理やりシリンジで泣きながら水を飲ませたりしてたんだけど、衰弱するばかり。
亭主は「食えなくなったら死ぬしかないんだから放っておけ。もう諦めろ!」なんて言うし、私も臨終かしらなんて思って、私の寝床に入れて一緒に寝た。朝起きたら冷たくなってる覚悟をしてたけど、朝も息があった。
貰った薬を飲ませて食欲を見たけど改善しないので、病院に連れて行くことにして、タクシーを呼んで、連れて行った。
何も食べないし、水も飲みません、どうしましょう?とドクターに訴えたら、「入院させましょう。食べられるようにして返します」と言ってくれて、そのまま預けてきた。
待合室でよそのうちのワンコと遊んで(実は私は犬も好物なのだ。遠距離通勤だから散歩が出来ないので飼えないけどね、しかも他所様の犬を篭絡するのが得意なのだ。飼い主が、え?初対面の人にここまで愛想良くするか?このバカ犬!と思わせるほど犬を篭絡するのが得意なんである。まあ、苦手な犬には近づかないけど、こいつはイケると思うとだいたい仲良くなってしまうのだ。これは才能かな~)診察券を返してもらって、引き取る時の連絡先を書いて外に出た。
いい天気なのだ。実に・・・。タクシー呼ぶの止めて(入院費にどれだけかかるか判らんし節約)一駅分歩くことにした。田舎の一駅である。都会の有楽町と新橋の間とは訳が違うのだ。1時間は覚悟しないとね。まず海に向かって歩いて、海に出たら、海沿いに家の方向に歩いていったら、けっこう暑くなった。他所様のお宅だったので写真は無いけど、今週は11月になるというのに朝顔が咲いてるのだ!地球温暖化・・・なんだろうかやっぱり。
あとは、驚いたことに、海岸線まで数十メートルって場所に新築中の家がある。信じられん!ここ、去年の震災で津波来たんですけど?ご存知無いの?わたしゃそのトラウマで震災以来、海に近づけなかったんですが・・・・今日海に来るのは実に1年と9ヶ月ぶりですよ。
てくてくと空の猫キャリーぶらさげて歩くが、空でもけっこう重い。昨晩の豪雨で、水溜りが沢山出来てる。
でも田舎者の勘で、ああ、このまま行くとまずいとか、このまま行っても大丈夫とか、なんとなくわかるので、気ままに歩く。
叢を歩くと先々でトノサマバッタやキチキチバッタが逃げるように飛んでゆく。本当に久しぶり。何年ぶりだろう。
ハマヒルガオは流石に姿を消していたけれど、野ばらの実や珊瑚草のような赤い植物を見つけた。面白くて楽しい。
毎日こうやって歩けたら少しは痩せるだろうかと思いつつ歩く。
川に突き当たったので、川沿いに国道に向かうと、きれいな家が何件も建っている。う~ん・・・・すぐ側に、元禄津波はこの高さまで到達しましたって看板が建ってるのだが、このきれいなおうちはみんな1階まで水に浸かってしまうことになる高さなんだが・・・判って建てたんだろうか。どう考えても、去年の3月以降に建ったようなきれいなおうちばかりなんだが・・・・勇気あるなぁ。海と川のそばなんですけどね・・・。
今頃ミミはどうしてるだろうか?
意外にも順応性の有る猫なので、うまく治療してもらってるといいんだけどな。(そこが元野良猫の度胸のあるところなんだな)