2020年に山梨県道志村のキャンプ場から行方不明になってしまった小倉美咲ちゃんのことを書きました。
必死にチラシを配って手がかりを探すお母様が酷い誹謗中傷を受けていらっしゃることも。
この春に、キャンプ場のある山から個人ボランティアの方が骨のような物を発見し撮影し帰宅。
いろいろ調べて「人骨かも」と警察に知らせました。
事態は動き始めました。骨は若い人の頭部の骨の一部と鑑定されました。死亡時期はここ数年のうち。
誰もが、日本一有名な行方不明の少女を思い浮かべたでしょう。
でも、発見された場所は、彼女の母親が最後に彼女を目撃した場所から600mも離れた場所でした。
山梨県警は再度山中を捜索して少女が履いていた物と同型同色のスポーツシューズ一足と靴下片方。
少女が行方不明時に着ていた物とよく似た黒いハイネックのシャツ。そして人の右の肩甲骨を発見。
頭骨からは普通のDNA鑑定が出来る検体が取れず、精度は落ちるけどミトコンドリアDNA型を調べる検査を再度行い
時間はかかりましたが母親のともこさんと血縁関係がある人物の骨という鑑定が出ました。
それでもともこさんは「娘のものと確定したわけではありませんから」と気丈に囲みインタビューに応じていました。
今度は肩甲骨からちゃんとしたDNAが採取できて、それは「美咲ちゃんのもの」と鑑定されました。
偶然にもそれが判明したのが5月13日の美咲ちゃんの誕生日の前日だったかな。
お母様の絶望を思うとなんとも言えません。悲しい結末(いや、亡くなったのが事故か事件かはこれからまた捜査ですが)となりましたが、とりあえず、美咲ちゃんはやっとおうちに帰れます。
2019年9月から2年以上、寒かったろう暑かったろう一人で寂しかっただろうと子を持つ親なら誰しも感じるはずです。
私は以前は、犯罪に巻き込まれたのかもと疑いましたが、状況を考えたら・・・道迷いからの滑落事故で、枯れ沢に溜まった水が押し流してきたのだろうと思いました。
今日はこれまで。また書きます。