殺さない方策を考えましょう。
私たち人間が、向き合わなければ解決はしません。
ピースワンコへお子さんやお孫さんと支援されていた方は、どうぞ一緒に話し合って頂けたらと思います。
動物愛護は“ 知る ”“ 考える ”の繰り返しなのです。
〇 ピースワンコの場合
上の図をご覧下さい。
ピースワンコは、蛇口を全く閉めることをせずに水を流しっ放し。
容器に溜まった水を、別の水槽へ流し込んでいます。
そこが満タンになったら、入れ物を増やし移す...エンドレスです。
汲み出す人が疲れて休んだりすると、水は溢れ出してしまいます。
また、満杯の水は管理が行き届かず、放置され濁っています。
■ 不妊手術をしない保護活動こそエゴ
ナゼ告発した愛護団体が「センターからの引き出しを止めること」をピースへ訴えているか理解して頂けるのではないでしょうか。
〇 ペット産業の蛇口
「生体販売やブリーダーを禁止しなければ」と皆さんは言います。
しかし現実的に、ペットショップを日本から無くすのは難しい。
ペット業界は、国が認可しているン兆円産業です。
それだけ需要があるのです。
現在は、その在り方を変えようと動愛法改正へ働きかけています。
今回はパピーミルを縮小させるべく「8週齢規制」「各数値規制」の成立を望んでいます。
これは十数年間、声を上げ続けても通りませんでした。
人の意識を変えることが最優先だと思います。
■ 動物を救うヒーローにオレはなる
● よく考えたら命が手軽に売買できるって変だぞ
● こんなコト子供たちや外国の友達に知られたくないな
● ショップの前にセンターや譲渡会へ行こう
● ペットの里親文化が当たり前になれば人も動物も幸せね
〇 一般飼い主の蛇口
動物の遺棄やセンターへの持ち込みをゼロにすること、これも現実的には難しい。
というか、これから増えると予想しています。
センターでの引き取り拒否が理由ではなく、高齢化・核家族化が進み、受け皿がなくなることからの懸念です。
たった3つの約束。
これが果たせない方は「飼わない選択」をして下さい...あーこれが常識になれば!
■ 猫からのお願い
■ ペットと暮らしている皆さんへ
〈 去勢避妊手術/飼い主の義務 〉
1度も産ませないように
最初の発情期を迎える前に
〈 完全室内飼い/飼い主の責任 〉
地域住民として守るべきルール
〈 終生飼養/最期の看取りまで 〉
人間と異なり犬猫は自立して生きてはいけません
極端に言えば彼らを残しては死ねません
〇 野外で繁殖の蛇口
広島など各地の野犬問題に関して、捕獲や収容は行政の管轄です。
原因は、飼い主が繁殖制限せずに、放し飼いや遺棄したことによるでしょう。
都市部から離れたエリアだと思います。
何かが隔絶している...動物の知識・命への自覚・飼い主の責任感・早期手術可能の動物病院など。
これは自治体が、分析して対策を講じなければなりません。
猫は「地域猫活動」について、ご一考下さい。
餌をあげることで増えると考えている方もいますが、野良猫に不妊手術をしないで放っておくからアッという間に膨れ上がるのです。
猫を排除しても餌やり禁止にしても、トラブルは根本から解消されません。
SNSで不満を列ねていても、何ら進展はしません。
地域のために住民が中心となって行う活動です。
近隣での助け合いや情報共有からスタートします。
よく餌やり行為に対しての文句を見かけますが、餌をあげている方も同様に地域猫活動をご存知ないのだと思います。
その橋渡しをするのが愛護団体やボランティアです。
一度、相談してみてはいかがでしょう。
セミナー参加もオススメです ( ΦωΦ )ノ
■ 地域猫活動の始め方
〇 殺されるための命を生ませない!
殺処分ひいては、不幸な悲しむ命を減らす道筋は、実はシンプルなのです。
『去勢避妊手術の徹底』これに尽きます。
犬や猫へ一生に1回こっきり施せば、1年後の十数頭、3年後の数十頭の命を救うことに繋がります。
3ヶ所の蛇口をキッチリ閉めるまでには、時間を要するでしょう。
ですが、放水が細くチョロチョロになったら、出口の保護譲渡のチャンスも広がります。
「殺処分ゼロ」を願うならば、先に不妊手術の必要性を伝えて頂きたいと思います (^_ _^)
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■ 危険な殺処分ゼロ
■ 殺処分ゼロの犠牲になる命
【 ねこてん 公式HP 】