毛玉をズルズル引きずっていた捨て猫ナナちゃんの悲しいシンデレラ・ストーリー。
ナナちゃん は捨てられるまで、すごく可愛がられていたと思うのです。
ご飯の催促をしません、猫じゃらしで上手に遊びます。
そして毎日ブラッシングしないと毛玉が出来てしまう毛質。
お外へ放たれて、怖いし寒いしお腹は減るし...でも、ずっと我慢をして待っていたのだと思います。
飼い主が迎えに来てくれ、お家に戻れることを、焦がれていたのでしょう。
新しいお父さん&お母さんに愛され「願いが叶った🌟」と万感胸に迫ったのかもしれません。
人や環境は変わっていても、優しく呼びかけられたり大切に撫でられる感じで、愛情を思い出し満足をして、亡くなったのだと思います。
人間に対して一途な子でした。
ナナちゃんを知る前は「子供が猫アレルギーになった」「急な転勤で連れていけない」と里親様募集される猫たちに対して、遺棄や保健所へ持ち込むより賢明な選択だと、良縁を願っておりました。
今は、共に過ごしてきた家族と別れなければならない猫の憂苦を想い「なんとかならないのかしら」と胸を締めつけられます。
ナナちゃんが教えてくれました...。
一緒に暮らす家族は猫にとって、かけがいのない大切な存在で、離れなければならないのは辛く悲しい不幸なことなのだと😿