
山口県周南市の野犬問題について。
■ 新周南新聞/進まぬ野犬対策
メチャメチャ市街地でしたね。
すいません、山間部だと思い込んでいました。
こりゃTNR 方式は無理だわ。
■ どうする?野犬問題
しかし、周辺に小中学校がある市民が利用する公園に3桁の野犬って、リアル野外ピースワンコ。
解消までに5年ぐらいはかかるでしょうか。
増やすのはアッという間、減らすのは艱難辛苦。
地道に粛々と捕獲していく道しか残されていません。
最初の数年はキツイ、でも頭数が少なくなればトラブルも減っていきます。
それからは早いと思います。
皆さん、増やすことは誰も幸せにならないと実感しますので。
やがて「減らさなければ!増やしてはならない!」と理解が広がっていきます。

東京に野犬はいません。
都心部在住の私は、かれこれ40年近く屋外で徘徊する野良犬を見たことがありません。
だから、いつも野犬の話を耳にするに度に「怖くないのかしら」と思います。
私が最初に、野犬に対して抱く感情は「恐怖」です。
おそらく、当該地域にいる方々の大半は、同じではないだろうかと想像します。
同時に現在 私は、安全な環境で安心して暮らしているのだと再認識します。
これは東京都の行政機関が、積極的に野犬を捕獲し処分した結果もたらされたのだと思っています。

処分に関わる人たちは、都民の生活を守るため、想像を絶する苦悩を持って、私たちの尻拭いをして下さったのだと感謝しております。
心身を削るような役目を担って下さったおかげで ──
私たちは、狂犬病・咬傷事故の心配なく過ごしています。
子供が遊びに行く際に「野犬に気をつけて、近寄ってはダメ」と送り出すこともなく
帰宅が遅くなった時、足早に遠回りをして家路に着くこともなく
来客に、あらかじめルートを指定して注意を呼びかけることをせずに平穏に生きています。

そして、不要と消費された何百万の命。
決して忘れず、未来へ繋いでいきます。
無駄死のままにしたくありません。
日本は半世紀以上、狂犬病の清浄化がされている世界有数の国になっています。
東京都心より、飼い犬の室内飼いと繁殖制限への意識が向上しつつあります。
野犬の被害がなくなったことにより、地域猫活動が可能となり、命を生かす方策が芽ばえました。

「処分せざるを得ない命を増やさないこと 減らすこと」を進め、やがて彼らの魂へ胸を張って伝えたいと願っています。
『君たちがいてくれたからこそ、人間は不幸な悲しむ命が生み出す過ちに気がついたんだ。
動物たちも幸せになれる社会へ一歩一歩と近づいているよ、ありがとう』と (ㅅ˘꒳˘)
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