ねこてん~全ての猫は天使である~

東京都港区青山&ビックサイト周辺にて地域猫活動を行っているボランティア

奄美ノネコ院内集会/ブラックBOX

2019-06-17 22:20:04 | 奄美ノネコ駆除問題
奄美大島の世界遺産登録と「ノネコ」管理計画を考える院内集会は延期となりました🙇‍♀️

主催の福岡大学 山崎教授より
https://twitter.com/yamazaki_fu/status/1232533727441408000?s=19

皆さま、コロナウィルス不安から集会の自粛ムードが広がる折柄、運営ボランティアの皆さんを十分に集められない仕儀に至りました。

院内集会を、改正動愛法施行を目前にした5月に延期したいと思います。
4月にはあらためてアナウンスをし、新しい出席申込みフォームを公開しますので、皆さま奮ってご参加のほどお願い申し上げます。

5月の院内集会では、動物販売業者への数値規制の問題、動物愛護管理基本指針改正の問題も含め、マスクなしで大いに議論し、国政に訴えかけていきましょう。

奄美の問題を考えることは、まず殺処分ありきという発想の危険性を考えることであり、動愛法行政のあり方を根本的に考えることです。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

奄美大島「ノネコ管理計画」
見直しを求める院内集会
6月12日 @参議院議員会館


レポート4弾です🌸
奄美ノネコ院内集会/税金の使い道
奄美ノネコ院内集会/背徳の管理計
奄美ノネコ院内集会/猫を捕食する者
奄美ノネコ院内集会/海を渡る猫
奄美ノネコ院内集会/ノネコの言葉



🔴ノネコ管理計画の不思議

この問題を ややこしくしているのは、ノネコ管理計画はペットを扱う部門ではなく、野生鳥獣専門家が主導していること。

ここが猫に関して権限を持てるのは、主に「駆除」のみ。
つまり、猫のことは解っていないし、動物愛護観点も持ち合わせてない。
私たち愛護側の常識が全く通じません。

環境省は、猫が捕食し絶滅の危機とされたクロウサギの頭数が増えていたことを隠していました。

それを導き出したのは、朝日新聞の太田匡彦記者。
この方は、犬猫の取り巻く問題に精通していらっしゃいます。

管轄外の取材は、大変だったと思います。
ですが、奄美ノネコの太田記者リポート、圧巻でした。
真実を炙りだそうとする熱意が伝わりました。

そういえば、パピーミルの存在を明らかにしたのは太田記者でした。



🔴過去・現在を把握せずに、なぜ将来設計を描けるのか

太田記者が、管理計画に対して最初に思ったのは「おかしいこと、不思議なこと」だそう。

そして、計画の目的を生態系保全としながら、希少種の生息数がフォローされていないことに疑問を持ちます。
クロウサギは12年前に 2,000~4,800
とされたまま。
どのくらい減っているのかが分かりません。

結局、太田記者の公文書公開に応じた形で、 2015 年の調査でクロウサギは
10倍増だったことが判明したのです。

皆さん、目前の物を × 10してみて下さい。
ジャガイモやコップとか愛猫さん…置き場所に困ってしまいます。
ネコさんだったら引っ越さなきゃ。

当然、クロウサギが目視で増えている、増えた実感があると、地元の人たちは知っていたのです。

なのに環境省は最新のデータを公開しません。
なぜでしょう?

〈 奄美希少野生生物保護増殖検討会より 〉
✳さらなる議論が必要。➡
その後、議論や検討は行われていない。
✳行政サイドは、クロウサギを救っていくとしたいため、下限を「確からしい」状態にしたい。

〈 太田記者の見解 〉
データ収集および解析には税金が投じられており、公表できないような結果を導き出したとしたら、その責任の所在は論じられなければならない。



🔴世界遺産との関係

change.orgの進捗情報から~
『朝日新聞太田記者の情報公開請求により、奄美希少野生生物保護増殖検討会の議事録から、世界自然遺産登録には外来種としての野生化したイヌ、ネコを希少種生息地域から排除していくことが話し合われていたことが分かりました。』

議事録からノネコ駆除と世界遺産登録の関係が明らかにされました。

〈 奄美希少野生生物保護増殖検討会より 〉
H28・10・3

🔻石井座長
今、個体数がどれぐらいいて、どの地域でどのくらいのスピードで防除していかないと、ネコはどんどん増えていく。
だから、どのような意味のある対策をとらないといけないかが数字で表せる。
それで何年くらいまでにこういうやり方でやりますと目標を立てることが説明できないと、推薦書にも書けないです。


🔻坂本委員
結局、世界遺産にどのくらい鹿児島が熱意を持っているか、とわいうことです。
人間が離したネコが希少動物を食べている。
これはもう世界遺産には絶対だめです。
だからやっぱりそれに対して、今のところ鹿児島県が積極的に取り組んでいるとは、実際にやっている僕らには感じられないんです。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ユネスコの理念は「多様性の尊重」「非排他性」なので、これはミスリード。

他にも議事録を紹介して頂きました。
「駆除」は幾度も登場するのですが、ただの一度も「繁殖制限」の文言は現れません。

皆さんへ質問です。
人間が生み出した野良猫を地域で共生しながら、頭数を減らしトラブルを最小限に抑えるために、私たち人間は何をすれば良いでしょうか?
⚠️注意⚠️猫は愛護動物です。
「駆除」「殺処分」以外で考えて下さい。



🔴ネット署名でNOを

外暮らしの猫は共に生きながら減らせます!

遠い島の野良猫の話ではありません。
我が国で、罪なく謂れなく殺される命のことです。

どう世間に関心を持って貰えるか?
いかに一人でも多くの方に知らせるか?

【 世界遺産を口実に、奄美や沖縄の猫を安易に殺処分しないでください!】
🌟コチラをClick!Webよりご署名して頂けます♪(ΦωΦ)人(ΦωΦ)♪🌟

計画を見直し または中止するには、もっと たくさんの大きな声が必要です。
ご賛同そして拡散の程を 宜しくお願い致します🙇‍♀️

~関連記事~
奄美大島が変わらなきゃ!
奄美大島が描く10年後の景色
奄美ノネコ駆除問題の真相
奄美自然環境センターの狙い
研究者に騙されるな!ノネコ問題
環境省に騙されるな!ノネコ問題
奄美ノネコ駆除の問題点1
奄美ノネコ駆除の問題点2
奄美ノネコ駆除の問題点3

【 ねこてん 公式HP 】

ポチッとリアクションに感謝 😸
にほんブログ村 猫ブログへ
にほんブログ村
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村