ねこてん~全ての猫は天使である~

東京都港区青山&ビックサイト周辺にて地域猫活動を行っているボランティア

多頭飼育崩壊は心の問題?

2018-06-22 23:15:22 | アニマルホーダーと多頭崩壊
犠牲になるのが動物の命ですから、異常人格者による反社会的な行為だと断じたくなりますが、これは重篤な精神疾患の可能性があります。

事実上、多頭飼育崩壊している板橋区の猫シェルター代表は、ホーディング障害かもしれません。
猫の保護団体が多頭崩壊@板橋区
救助型アニマルホーダーのエゴ



ホーディング障害は、居住空間に過剰な収集することを止められず、それにより著しい苦痛・不全を起こしているという行動パターン。
強迫性ホーディング

一般には「ゴミ屋敷」で知られているかと思います。
敷地内いっぱいに物品が積まれていたり...。
生活するのは困難になり、近隣住民が迷惑を被っていても、自主的には片付けられず、強制的に撤去されるのも拒む様子が報道されていますね。

これを「犬や猫などの動物」に置き換えた症状を「アニマルホーディング」と云います。

ホーディング障害については、2013年に精神疾患と定義されているものの、まだ強迫性障害との区別が曖昧なままで、これから研究が進むようです。

生涯に渡って付き合っていかなければならない障害とされています。
完治することはありませんが、病気なので治療は可能です。

アニマルホーダーは、単身者であることが多く、自身の障害に気が付かない場合がほとんどです。
そして多頭飼育崩壊は、悪臭や騒音による強制撤去やホーダーの入院や死亡によって発覚します。



今回の板橋区保護団体は、外部からの告発によって露呈しました。
猫の保護団体で多頭飼育崩壊!
元ボランティア「治療も受けられず、死んでいく」涙の告発


しかしシェルターは、持ち家自宅にあるため、代表が猫を手放すことはありません。

愛護法違反に問うのも、行政による介入も難しいと考えています。
またレスキュー出来たとしても、100頭を超える猫の受け皿がありません。

何より、猫たちを救い出したところで、また補充されるので、不幸な命を増やす結果になると思われます。



代表の家庭内は、既に機能不全になっていると思います。
話し合いで解決出来る段階ではないとお察しします。

まずは、ご家族が自分たちが苦境にある原因は「代表の病気」であると認識を持って頂ければと思います。

それから医師にご相談をされることをお薦めします。
代表の症状を伝え、対処の方法を伺うとかですね。
幸い代表にはご家族がいらっしゃる...皆さんで病気と対峙することが必要でしょう。

ここで背中を見せてしまうと事態は悪くなるばかり。
世話も治療も愛情も受けられず死んでいく猫たち...その失われた命の数分を充当し囚わるを繰り返していきます。



頭数は増えても決して減りません。
月100万円かかる維持費は、どう捻出しますか。
いつまで寄付に頼れますか。
それとも借金をしますか。
それをずっと継続するのでしょうか。

ご家族がホーディング障害について認知をする、そして理解をする...それから動いて頂かないと何も変わらない気がします ( ΦωΦ )

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救助型アニマルホーダーのエゴ

2018-06-18 22:18:04 | アニマルホーダーと多頭崩壊
報道を知ってから暗澹たる気分です。
適切な治療を受けられない具合が悪い子、病気の子、死に向かっている子だけでも助けられないのかと˚‧º·(´ฅωฅ`)‧º·˚.
猫の保護団体が多頭崩壊@板橋区



板橋区の保護団体Hで、以前にボランティアをされていた方と連絡がとれました。
その実態は、思っていたより深刻で闇は深かったのです。

ボランティアさん達は約半年前から、悲惨な現状を改善をすべく、あの手この手でA代表へアプローチしていたそう。
万策尽き悩んだ末の勇気ある告発でした。



〈 動物救助者タイプ 〉
アニマルホーダーにありがちな、社会から孤立しているわけではなく、動物を救うことが自分の使命であると頑なに信じ、一匹でも多くの動物を救おうと活動します。

自ら積極的に不幸と思われる動物を集め、結局その数が増え続けることにより、スペース・食餌・衛生状態・ケアや医療措置において適した環境での飼育が困難になってきます。
■ 杉本彩さんブログ/アニマルホーダー
アニマルホーダーという病気



多頭飼育崩壊現場へ向かい、動物たちをレスキューするべく、飼い主へ説得したり交渉するのが愛護団体だと思います。

その救う側が病んでいるとなると、厄介どころの騒ぎではありません。
話し合いすることすら難しいのです。

「自分は良いことをしているのに妨害をされた」
「こちらは被害者なので責められるのは理不尽」
「私は不幸な猫を救い室内で看取った優しい人」



~皆さまへお願い~

〇板橋区の猫保護団体H&A代表へ直接攻撃をしないで下さい!

現在、複数の団体&ボランティアが「猫たちのために」と知恵を絞っている最中です。
大変にナーバスな事案なので、慎重に進めています。
どうぞ、ご理解の程をお願い致します。

〇板橋区の猫保護団体Hへ保護依頼をしないで下さい!

年間100頭もが亡くなっているにも関わらず、シェルターに150頭以上。
毎週譲渡会を開催しています。

さて問題です (・_・)/
ココは1年間に何匹保護しているのでしょうか?
尋常ではないことが解るかと思います。

〇板橋区の猫保護団体Hへ寄付をしないで下さい!

飼い猫を含め10頭前後のウチが、フード&トイレ砂などの消耗品費用が月約5万円。

常時150~200頭だったら、1ヶ月100万円近くかかると見積ります。
A代表は無職、ご家族の支援や貯金で賄っているとのこと。

とても医療費までは捻出不可能なはず。
果たして、この火の車のまま継続していくのでしょうか。

兎にも角にも、活動から手を引いて貰わなくてはなりません。
そのためA代表が猫を抱えている間、援護射撃はご遠慮下さい。

猫たちを救出できた折には、あらためてご協力を募らせて頂きたいと思います m(*_ _)m

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猫の保護団体が多頭崩壊@板橋区

2018-06-11 21:45:05 | アニマルホーダーと多頭崩壊
猫の保護団体で多頭飼育崩壊!
元ボランティア「治療も受けられず、死んでいく」涙の告発




件の代表とは 2013年から「猫の共生を図る対策会議」でのボランティア活動で面識があります。

当時から「このままだと保護猫3桁になちゃう」というぐらい抱えていました。
私なぞには全く想像が及ばない...個人でのキャパシティを超えています。
家3件に分けているから可能...それ以外の内情は誰も知りません。

今考えるとこの時点で、ハードルを軽々と飛び越せ「100頭保護イケル」としたのが、全ての始まりだった気がします。



当時は100頭以上に達しても、直ぐに80代へ減らしていたように記憶しています。
それだけ「里親様探し」は熱心に行っていましたね。
都内各所で積極的に「譲渡会」を催していて、バイタリティあるなーと感心しておりました。

そしてTNR も、センター引き出しも。
不妊手術はもちろん、医療処置も徹底していました。



何より、エイズ白血病などウィルス性疾患の子と健常猫を隔離する部屋を設けていました。
まだ、皆ウィルス検査の結果をドキドキ祈るように待っていた頃です。

それだけではなく、小脳障害・てんかんなどケアが大変な子たちも保護をしていました。
これも、多くの保護団体が子猫しか受け付けていない時にです。

TNR 現場で、瀕死のFIP に罹患した猫を引き受け看取ったそう。
でも、地域の餌やり依頼者は、医療費&埋葬などの代金を踏み倒し...なんてこともありました。

押し付ける時は「お願いします」と平身低頭なのだろうけれども...。



昨年の秋から、代表に奇行が見られるようになり、保護頭数は200以上とインタビュー記事にあります。

こうなると何もかもが狂い始める...
保護猫が爆発的に増加→
十分な世話が出来ない→
里親探しが難航する→
頭数は減らない→
猫のストレスMAX→
病気が蔓延する→
医療費が嵩む→
財政窮迫→
「治療も受けられず、死んでいく」
救助型アニマルホーダーのエゴ
多頭飼育崩壊は心の問題?



ボランティアさんの告発によって「多頭崩壊」とされていますが、強制撤去や夜逃げをしているわけではないこと。

また代表は、アニマルホーダーに片足突っ込んでいる様子が伺えるので、170頭を手放すことなく、シェルターは存続していくと思われます。

代表を追い詰めても、猫たちは救われません。
猫たちのために、私が出来ることがありましたら、協力をさせて頂きたいと考えています (*_ _)

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多頭飼育とアニマルホーダーの違い

2018-05-16 21:50:10 | アニマルホーダーと多頭崩壊


ボランティア間で「これ以上、猫を拾うとアニマルホーダーになちゃう」なんて冗談が飛び交います。
「あそこ猫屋敷!20匹ぐらいいるらしいよ」という話もよく耳にします。

猫は室内飼いなので、外側からは飼育頭数で判断しがち。
10匹20匹でも、チャンと愛情を持ってキチンと環境を整えているご家庭は有ります。
猫は何匹飼うのが理想的?

1番の決め手は「去勢避妊手術 」を全頭に施しているか否か。
今や不妊手術は愛護の基本です (๑•̀ㅁ•́ฅ✧

アニマルホーダーは心を病んだ動物過剰収集家。
アニマルホーダーという病気

キャパ超え頭数の動物を集め、適切な飼養が出来ない状況に陥っても、執着し抱え込む人たちのことです。



悪臭や騒音から近所迷惑となり、通報や強制撤去などで発覚します。
これが多頭飼育崩壊。

毎日のようにどこかで起こっている多頭飼育崩壊、これをアニマルホーディングと呼びます。
ホーダーによって病的に集められた、あるいは繁殖された動物が、劣悪な環境でネグレクトされ、現場は動物虐待そのもの。

しかし、ホーダー自身は虐待という認識はなく、世話が出来ないにも関わらず、動物たちを決して手放そうとはしません。
故に精神疾患であり、繰り返されるのです。



「母親がー友人がー、もしやホーダーかも?」とご相談を頂くことがあります。
去勢避妊手術済+動物病院へ行っていれば大丈夫 (*^^)v

ホーダーは他者からの介入を嫌うため通院歴もなく、そのことが救出を難しくさせています。

ウチもたいがい汚部屋で最適環境とは言い難い.....でも多頭になると厄介になる猫様の体調管理を優先しているので、まだ大丈夫かなーと自己確認したりしています (*´ω`)ゞ

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緊急●ネコ監禁虐待事件●嘆願書●求拡散

2018-03-15 20:05:15 | アニマルホーダーと多頭崩壊


2018年3月@札幌 ノルウェージャン虐待事件

★ご協力ありがとうございました (^_ _^)
軽い処罰 軽視される動物の命

■ 報道
猫15匹を劣悪環境で書類送検

■ ニャン友ねっとわーく北海道
起訴されずに終わってしまいます!

■ 杉本彩オフィシャルブログ
札幌市猫虐待事件 皆さんから検察に要望を!

■ ねこてん関連記事
ノルウェージャン虐待事件 嘆願書のお願い!
アニマルホーダーという病気

第1弾/嘆願書〆切/3月30日

【 送付先 】
札幌地方検察庁
〒060-0042
札幌市中央区大通西12丁目
札幌第3合同庁舎


嘆願書PDF
札幌地方検察庁 メールフォーム

起訴となるよう検察に皆さまの声を届けて下さい。
ご賛同頂ける方は嘆願書をダウンロードし、ご署名の上に検察へ郵送して下さいませ。
時間が切迫しています。
どうか、お力添え&拡散シェアを宜しくお願い致します <(_ _*)>



ブリーダータイプのアニマルホーダーによる猫15匹監禁虐待事件。

不妊手術もされず、置き去りにされました。
糞尿ゴミの山だった不衛生な部屋に閉じ込められたまま、飢えと渇きの悪夢からレスキューされましたが...。
1匹は亡骸のまま「証拠品」の箱へ。

タイムリミット寸前で助け出された中には、目が潰れていたり、癲癇で苦しむ子もいたそうです。
また全頭おいて嘔吐下痢の症状があり、体重は2kg 代と骨皮状態でした。

酷く辛い思いをする動物たちがなくなるため、不起訴処分は回避したいと願います。



「ニャン友ねっとわーく北海道」
┈┈┈┈┈ ブログ記事から抜粋 ┈┈┈┈┈

12月の譲渡会の時に1人の方が訪ねて来ました。
この飼い主を知る方でした。
「この崩壊を見てお話があります」と。
お話を聞くと10年前に飼い主(妻の方)はアパートに11匹の猫と1頭の犬を置き去りにしています。
そのうち猫4匹が共食いされ、1頭の犬と猫3匹は新しい飼い主を探したそうです。
残りの猫4匹をなんとかしたいと思ったそうですが、飼い主が猫4匹は箱に入れ、動物病院の前に遺棄してきたと話したそうです。



ホーダーは精神疾患で、再犯率100%です。
飼い主は、保護団体・警察・動物管理センターの「財産放棄」の呼びかけに最後まで頑なに応じませんでした。

もう二度と繰り返されないように厳罰を ٩(。•̀Δ•́。)و
被告人となり裁判を受け...命の重さに気づいて!罪なき命を傷つけたことを解って欲しい!

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