お日さまが出て日差しはありますが
風はまだつめたいですねー。
今日はお休みだったのでお布団を干して
猫たちのタオルも洗ってすっきりしました。
あら、まるちゃん
おはよう～天気いいね
すりり～ん
きもちいいの
その頃のむっちゃ
まるちゃんじゃらしで遊ぼう～
てーい
オレもあそびたい。
あたしもあまえたい
ねえ～
猫たちとまったり過ごした休日なのでした～。
3歳のクロちゃんが家族を探しています。
問い合わせは
neko9hiki2★mail.goo.ne.jp（＠→★）まで。
どうぞよろしくお願いします。
ブビっ
ぽちっとお願いします★
この日でマックスちゃんの姿をはっきり見なくなって数日。
仕事に行ったものの休憩時間や仕事の手が空くと
マックスちゃんのことばかりが心配で
仕事をしていることが夢の中の出来事のような感覚でした。
仕事が終わって帰り道、空に三日月が浮かんでいて
「今日が勝負だ」
と思いました。
家に帰って夕飯を食べて
周囲を声がけしながら回って
早速Ｆさんが送ってくださった捕獲器に
レンジで暖めた焼き魚をセットして家の横に置きました。
庭にはＡさんからお借りした捕獲器があり
から揚げをセット。
しかしこちらは黒猫ちゃんがかかってから
庭に誰も来なくなったので期待はしていませんでした。
22時前に捕獲器を設置して
リビングの電気を消して見守りました。
こんな時間では無くもっと遅い時間にしかけた方が良かったかな・・・？
他の猫が来たらどうしようかなど考えていました。
この日は風があって、雨戸をガタガタ揺らしているようでした。
「風強いなー・・・」
と思っていたのですがなんか変だなと思い庭をそっと覗くと
庭の捕獲器の扉が閉まっていました。
「まさかー・・でもそうであって欲しい！」
と思い見てみると
そこにはマックスちゃんの姿がありました。
「まるちゃん・・・」
もう、なんだか手が震えてしまいましたが
とにかくマックスちゃんを部屋の中に入れたくて
捕獲器を持ち上げると鳴いて暴れたので
出てしまわないように扉を押さえながら
リビングのテーブルの上にマックスちゃんを置いて
窓の鍵をしっかり閉めました。
嬉しいやらほっとしたやら
わけが分からない状況でしたので
落ち着くためと報告で友人に電話をかけました。
捕獲器を仕掛けてから15分も経たない内の出来事でした。
それからマックスちゃんを部屋に連れて行き
部屋に放したのですが
ちょっと籠もった後は私にべったりとくっつき
その日は一緒の布団で眠りました。
私も、おそらくマックスちゃんも久しぶりに安心して眠れました。
実はマックスちゃん保護したあとすぐにご飯をあまり食べなくて心配だったのですが
次の日、物置に置いたご飯が無くなって
しかもマックスちゃんの毛が落ちていましたので
おそらく10日目にしてやっとこの場所を見つけてご飯を食べたと思われます。
少し痩せましたが、今はご飯もしっかり食べて
元の体重より増えそうな勢いです。
本当に今回はたくさんの方にご心配やご迷惑をおかけし
申し訳なく思います。
そしてたくさんの方の励ましやご協力があって
とても救われました。
皆さん本当にありがとうございました。
マックスちゃんはこの度
名前を「まる・マックス」とし
うちの子になっていただくことに相成りました。
マックスは天国のお父さんから
まるはまん丸なお顔であることと
余生は円満にまあるく過ごして欲しいという私からの願いもこめて。
そして後から気が付いたのですが
まるちゃんを保護した日は
3年前のちょうど同じ日、世美ちゃんがうちに来た日でした。
長い話を読んでくださった皆様本当にありがとうございました。
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マックスちゃんがいなくなってもう６日目・・・。
この日の朝方、世美ちゃんの夢を見ました。
世美ちゃんは何故か全体が薄いピンク色で
私は世美ちゃんをたくさん撫でて
世美ちゃんも喜んでいました。
現在の世美ちゃんの飼い主だという
雑誌記者の女性がいて
私は世美ちゃんをやっぱり返して欲しいとお願いしました。
それは出来ないと断られたのですが
雑誌記者なら取材で長期家を空けることもあるだろうから
その時は家に預けて欲しいとお願いしたら
「それだったらいいよ」
と笑顔で言ってくれてホッとしたところで目が覚めました。
毎日世美ちゃんにもマックスちゃんが無事帰って来れるようにお願いしていたので
もしかしたら励ましに来てくれたのかもしれません。
しかし、ここ最近寒暖の差が激しくこの日から冷たい雨で
もしかしたら雪になるかもしれない予報も出ていました。
マックスちゃんは10歳。
しかも心臓にも雑音が少しありそれも非常に心配です。
朝、昼、晩と名前を呼びながら探しました。
名前を呼んでも寄ってはきませんが
マックスちゃんを探しているよ。ここにいるよと安心してもらいたかったのです。
冷たい雨の日はマックスちゃんも他の猫たちもどこかで丸まってじっとしているのか
出会うことはありませんでした。
こんな日は姿が見れなくて当たり前と思っても
昨日他の猫と威嚇しあってその後どうなったのか。
ご飯も食べていないだろうからおなかがすいてしょうがないだろうとか
色々考えるとじっとしていられず
雨の中ちょくちょく声がけに行っていました。
不安で仕方が無かったので
千葉の個人ボランティアののりさんに相談をしたら
「またたびタオル」の作り方を教えてくれました。
まずはタオルに結び目を作って
その結び目に紐を長く通します。
そして、タオル全体に大量のまたたびをまぶして
猫の近くに置きます。
タオルを少しづつ動かしながら近づいて来たら
しばらく嗅がせてそのまま近くに寄って捕獲。
近くまで来ないようならそのまましばらく嗅がせて
ヘロヘロになったところを捕獲するというものでした。
今度マックスちゃんを見たら使おうとタオルも作っておきました。
それと、もう一人個人ボランティアのＦさんにも電話をしました。
Ｆさんは猫ちゃんを捕獲するのは非常になれている方で
事情を話すと
「大丈夫！遠くには行っていないから！
私の踏み板式の安全な捕獲器も貸すから大丈夫よ！」
「それより、くーちゃんが倒れたらいけないんだから
ちゃんと体を休めて、仕事も行きなさい。大丈夫だから」
と明るく言ってくださり
この頃もう憔悴状態だった私には涙が出てしまうほどありがたい励ましでした。
しかし、冷たい雨はしばらく続き
とうとうマックスちゃんがいなくなって一週間経ってしまいました。
姿もここ二日見ていません。
毎日マックスちゃんの亡くなったお父さんや神様
世美ちゃんにもマックスちゃんの無事を祈りました。
百人一首の和歌も柱に貼りました。
たちわかれ
因幡の山の峰に生ふる
まつとし聞かば
いま帰り来む
8日目の深夜張り込みをしていると
窓の外に猫のシルエットが浮かびました。
それは他の猫ではない
マックスちゃんのシルエットだったと思います。
窓の外のご飯を食べて
こちらを首を伸ばしてキョロキョロ伺っています。
しかし逆光になって顔が見えません。
ライトは持っていましたが、向けた途端に逃げてしまうと感じました。
窓を少し開けておいたので
「まるちゃん。もう疲れたでしょう。戻っておいで」
と優しく呼びかけました。
少しの間そこに居ましたがすぐに居なくなってしまいました。
そして9日目はまた雨で全く姿を見ることはありませんでした。
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焦りを感じたまま張り込みの夜は明け
また朝がやってきました。
私がずっと他の部屋で張り込みをしているので
大和とのむっちゃも少し不安に思っているように見えました。
しかし、朝お風呂場からそっと窓の下を覗くと
（家の裏手はお風呂場から見えるのです）
マックスちゃんが朝日を浴びていました。
「まるちゃん」
と上から声をかけると辺りを見回し物置の下にもぐって行きました。
（なるほど・・・声かけても逃げるかー）
でも元気な姿に安心をしました。
物置の下にいるということは
物置の床に穴を開ければ物置の中に入る。
そしてもぐっている状態で入り口を塞いでしまえば物置自体が捕獲器になる・・・
なんて名案！！
と単純に思い早速物置を開けると・・・・
普段全く使用していなかったせいか入った途端床が抜け落ちそうになり
物もたくさんあるため、まずは物置の整理をしなくてはなりませんでした。
邪魔なものはすべて出しましたが本当に床が抜けそうで
もしかしたら下にいるかもしれないマックスちゃんを踏まないように気をつけました。
床の一箇所に穴を開けて
それから、ご飯とお水、マックスちゃんが使用していた猫砂をセットしました。
今の騒ぎでマックスちゃんが床下から出てしまっている可能性が高いので
次にマックスちゃんを家の裏で見かけたら
入り口を塞ぎ物置で安全に確保できる♪
もうこれで捕まえた気になり
家にマックスちゃんが戻ってきたら・・・と気持ちも明るくなりました。
安心してしまいそのまま眠ってしまいました。
気が付くともう16時近くになっていて慌てて起きました。
庭の捕獲器を見ていなくてはいけなかったのに
お昼に仕掛けなおしをしてだいぶ時間が経ってしまっていました。
庭を見ると捕獲器の扉が閉まっています。
「まさか・・・」
と思って近づくと
のんびりノラ猫の黒猫ちゃんがかかってしまっていました。
黒猫ちゃんに謝ってすぐに逃がしましたが
それ以来庭にマックスちゃんも他の猫も寄り付かなくなってしまいました。
捕獲器はありがたい品でもありますが
一度失敗してしまうとその猫はもうかからなくなったり
（何度でもかかってしまう子もいますが）
他の猫がかかっているのを見て警戒してしまってかからなくなったり
また、捕獲器によっては中で暴れて仕掛けで怪我をしてしまう子もいるそうなんです。
黒猫ちゃんにも申し訳ないことをして
私はうっかり眠ってしまったばかりに失敗したのです。
さらにその後他の猫と威嚇しあっているマックスちゃんを見かけて
「まるちゃん！」と呼んで
思わずフェンスを乗り越えて近づいてしまい
それきりマックスちゃんの姿が見えない日々が続くのです・・・。
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４日目は冷たい雨になりました。
朝方他の猫を見かけましたが、マックスちゃんの姿はありませんでした。
午前中に里親さんの元に行った猫をもう飼うことが出来ないというお話が出ていて
そのやり取りもしていました。
猫のことで大きな心配が重なり押しつぶされそうでしたが
そんなこと考えてる暇があったら行動しなきゃ！と言い聞かせました。
その後、捕獲器を持って友人のお母さんと猫のボランティアをされているAさんが車で来てくださいました。
捕獲器の使い方も丁寧に教えてくださり、お二人とも自分のことのように心配してくださいました。
朝方とお昼頃に周囲を声をかけながら探していると
また昨日と同じ家の裏にマックスちゃんがいました。
「いた・・・・！！」
私とマックスちゃんの距離はもう4,5ｍくらい。
しかし隣のお家の駐車場があって、門扉もあるので入れない。
そうこうしているうちにまた見失ってしまいそうだったので
隣のお家に駐車場へ入る許可をいただくためチャイムを鳴らしました。
すると70代くらいの年配の女性が出ていました。
事情を説明すると
「別にいいけど。この町内では猫の放し飼いはだめなのよ」
と仰ったので逃げてしまったことをお話して駐車場に入らせていただきました。
マックスちゃんは私が近づくと物置の下へもぐっていきました。
マックスちゃんサイズでは入れないだろうと思っていたのに・・・。
すると隣のおばあさんがやってきて急に大きい声で
「猫の放し飼いはダメよ！」
と繰り返し仰られたのでもう一度説明をしなければなりませんでした。
しかし、おばあさんは
「この町内では猫は家の中で縄をつけて飼わなきゃいけないの」
（それは外で飼っているワンちゃんでは・・・？）
「もし家の庭に入ってきたら保健所に連絡して処分してもらいますからね！」
「家の物を何か壊したら弁償もしてもらいます」
と言われました。
「保健所で処分」
こんなに簡単に言えてしまうものなんだ。
猫が嫌いな人にとってはそうなんだ。
人間からの危害というのも外に出してしまうとあるんだと改めて感じました。
最後には
「そうなったら可哀想でしょ。だから外には出さないで」
と仰っていたので本気で保健所にとは思っていなかったのかもしれませんが
非常に悲しい気持ちと本当に気をつけなくてはと改めて思いました。
物置の下も改めて覗きましたが奥まで入ってしまっているのか
マックスちゃんの姿は見えなくなってしまいました。
そんなことがあったことを友人にメールしたら
「いろんな人がいるからね。でも保健所は埼玉では取り扱わないし
市役所や動物指導センターに連絡はもうしてあるんだから大丈夫だよ」
と励ましてくれました。
その後すぐに友人のお母さんもかけつけてくれて
励ましてくれて本当にありがたかったです。
夜、捕獲器をしかけた庭をそっと覗くと
捕獲器に近づいてくる猫が見えました。
しかし警戒して迷って結局その日は捕獲器に猫が入ることはありませんでした。
その後友人が差し入れを持ってきてくれたのですが
こんなに近くにいるのに捕まえられないこと、またもう4日目で
マックスちゃんがご飯を食べられていないことに非常に焦りを感じていました。
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