これは、うちのケージです。
同じものが二台あるのですが、
世美ちゃんや、姫ちゃんが環境に慣れる数日間だけ使いました。
あとは猫たちの踏み台がほとんどの役割です。
このケージを一番最初に使う予定だったのは
実は黄ちゃんでした。
おじいさんのお家に猫がたくさんいた頃
なかなか人慣れしない黄ちゃんを
うちで預かる話が出ていました。
黄ちゃんは人見知りだけど
慣れてる人には甘えん坊で
弱そうなのに、親愛込めのしつこい世美ちゃんにパンチを繰り出す
なんだかとっても可愛い子で私が黄ちゃんが大好きでした。
うちで預かることまで決めてケージも用意したのですが
最終的にやっぱり黄ちゃんは姉妹のサラちゃんと一緒にいて
一緒のお家にもらわれた方がいいと感じて預かりはやめたのでした。
そして、サラちゃんと一緒にべにおさんのお家の子になり
ひゃーんと可愛い声で鳴いて甘えて
幸せな猫になりました。
最期の夜もお母ちゃんに撫でてもらって
安らかな顔で猫生を全うしました。
あの日の朝、世美ちゃんのような猫の鳴き声が外からして
私も、そばに居たのむちゃも思わず外を見ました。
窓を開けたけれど鳴き声は止んでしまいました。
他の猫の声だったのか子供の声だったのかもしれませんが
もしかして「黄ねえちゃんに会ったよ」って知らせてくれたのかなぁ?
黄ちゃんおつかれさま。
黄ちゃんに会えて私も幸せをたくさんもらったよ。
本当にありがとう。
べにおさん本当に黄ちゃんを大切にしてくださってありがとうございました。
べにおさんが黄ちゃんのおかあちゃんで本当に良かった。
皆さんも見守ってくださりありがとうございました。
黄ちゃん、またね。