マックスちゃんがいなくなってもう６日目・・・。
この日の朝方、世美ちゃんの夢を見ました。
世美ちゃんは何故か全体が薄いピンク色で
私は世美ちゃんをたくさん撫でて
世美ちゃんも喜んでいました。
現在の世美ちゃんの飼い主だという
雑誌記者の女性がいて
私は世美ちゃんをやっぱり返して欲しいとお願いしました。
それは出来ないと断られたのですが
雑誌記者なら取材で長期家を空けることもあるだろうから
その時は家に預けて欲しいとお願いしたら
「それだったらいいよ」
と笑顔で言ってくれてホッとしたところで目が覚めました。
毎日世美ちゃんにもマックスちゃんが無事帰って来れるようにお願いしていたので
もしかしたら励ましに来てくれたのかもしれません。
しかし、ここ最近寒暖の差が激しくこの日から冷たい雨で
もしかしたら雪になるかもしれない予報も出ていました。
マックスちゃんは10歳。
しかも心臓にも雑音が少しありそれも非常に心配です。
朝、昼、晩と名前を呼びながら探しました。
名前を呼んでも寄ってはきませんが
マックスちゃんを探しているよ。ここにいるよと安心してもらいたかったのです。
冷たい雨の日はマックスちゃんも他の猫たちもどこかで丸まってじっとしているのか
出会うことはありませんでした。
こんな日は姿が見れなくて当たり前と思っても
昨日他の猫と威嚇しあってその後どうなったのか。
ご飯も食べていないだろうからおなかがすいてしょうがないだろうとか
色々考えるとじっとしていられず
雨の中ちょくちょく声がけに行っていました。
不安で仕方が無かったので
千葉の個人ボランティアののりさんに相談をしたら
「またたびタオル」の作り方を教えてくれました。
まずはタオルに結び目を作って
その結び目に紐を長く通します。
そして、タオル全体に大量のまたたびをまぶして
猫の近くに置きます。
タオルを少しづつ動かしながら近づいて来たら
しばらく嗅がせてそのまま近くに寄って捕獲。
近くまで来ないようならそのまましばらく嗅がせて
ヘロヘロになったところを捕獲するというものでした。
今度マックスちゃんを見たら使おうとタオルも作っておきました。
それと、もう一人個人ボランティアのＦさんにも電話をしました。
Ｆさんは猫ちゃんを捕獲するのは非常になれている方で
事情を話すと
「大丈夫！遠くには行っていないから！
私の踏み板式の安全な捕獲器も貸すから大丈夫よ！」
「それより、くーちゃんが倒れたらいけないんだから
ちゃんと体を休めて、仕事も行きなさい。大丈夫だから」
と明るく言ってくださり
この頃もう憔悴状態だった私には涙が出てしまうほどありがたい励ましでした。
しかし、冷たい雨はしばらく続き
とうとうマックスちゃんがいなくなって一週間経ってしまいました。
姿もここ二日見ていません。
毎日マックスちゃんの亡くなったお父さんや神様
世美ちゃんにもマックスちゃんの無事を祈りました。
百人一首の和歌も柱に貼りました。
たちわかれ
因幡の山の峰に生ふる
まつとし聞かば
いま帰り来む
8日目の深夜張り込みをしていると
窓の外に猫のシルエットが浮かびました。
それは他の猫ではない
マックスちゃんのシルエットだったと思います。
窓の外のご飯を食べて
こちらを首を伸ばしてキョロキョロ伺っています。
しかし逆光になって顔が見えません。
ライトは持っていましたが、向けた途端に逃げてしまうと感じました。
窓を少し開けておいたので
「まるちゃん。もう疲れたでしょう。戻っておいで」
と優しく呼びかけました。
少しの間そこに居ましたがすぐに居なくなってしまいました。
そして9日目はまた雨で全く姿を見ることはありませんでした。
3歳のクロちゃんが家族を探しています。
問い合わせは
neko9hiki2★mail.goo.ne.jp（＠→★）まで。
どうぞよろしくお願いします。