ねぎノート+

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ベートーヴェン振るマラソン

2014-09-01 01:32:13 | 音楽
2014年8月31日(日)

大阪の河内長野ラブリーホールにて開催の
「ベートーヴェン振るマラソン」
に行ってきました。

これは、指揮者の井村誠貴氏が、オーケストラでベートーヴェンの交響曲第1番から第9番までを、なんと、全曲一日で演奏するという企画です。

出演者の中に、私の知人がいて、その人からこの演奏会の知らせを聞いて、妹も興味があると言うので、一緒に行くことにしました。
オーケストラの生演奏のコンサートなんて、よく考えたら初めてかも…

朝9時半開場、10時開演。
河内長野駅から少し歩いたけど、なんとか開演に間に合いました。
この演奏会は東日本大震災の被災地の支援活動もあって、収益は義援金として寄付されるそうです。
入場してすぐのところで関連グッズを売っていたので、いくつか購入いたしました。(タオルとDVD)

入って間もなく開演。
出演している知人は、チケットを譲ってくれたとき
「どれだけの人が来てくれるのか心配…」
とか言ってましたが、1曲目から結構観客が入っていました。

午前中に、交響曲第1番から第3番まで演奏され、45分の休憩が入りました。

ロビーの売店でサンドイッチやおにぎりを売っていたみたいですが、お腹がすいていたので、外に食べに行くことにしました。(チケット半券で出入り自由なのです)
しかし!ラブリーホール館内施設のレストランも近所の食堂も満員で、結局、駅の近くの商店街まで行って中華料理屋で天津飯とかを食べていたら、会場まで戻るのに時間かかって、交響曲第4番の最初に間に合わず、第4番は途中から立ち見で鑑賞となりました。(全席自由席ですが、演奏中は席の移動ができないそうです)
第5番が始まるときに、やっと席を確保できましたが、かなり前の方だったので、舞台を見上げる形になり、ほぼ指揮者と弦楽器の最前列しか見えない状態でした。(後ろの管楽器や打楽器が見えない…)

午後から、有名な曲が並ぶせいか、観客は増える一方でした。
オーケストラの演奏者の人数も増え、演奏はさらに迫力を増しました。
有名な第5番(『運命』と呼ばれる曲)もさながら、第7番がものすごい迫力でした。指揮者がジャンプしたりとか、ハイテンションで、凄かったです。

私は個人的に間の第6番(『田園』と呼ばれる曲)が好みのはずでしたが、あんまり演奏が心地よく、危うく眠りそうになりました。(眠りませんでしたが(^^;)

順調に第8番まで終わり、最後の休憩。

交響曲第9番は、日本人が大好きなベートーヴェンの曲!これだけを鑑賞しに来る人もいるはず!!
私は妹と交代で休憩をとり、席を確保しました。
案の定、客席はほぼ満席状態になりましたが、もっと凄かったのが舞台の上!
オーケストラの演奏者と合唱団の席のために椅子がびっしり!演奏者もびっしりと並び、コントラバスとか大きな楽器は隣の楽器とぶつかるのでは…と心配なくらいでした。
パンフレットによると、オーケストラ奏者と合唱団合わせて300名以上になります。
ベートーヴェン振るマラソン、最後の長い曲は、感動のフィナーレでした。

そして、この日、指揮者の井村誠貴氏のお誕生日だったそうで、アンコール曲は「happy birthday to you」でした。
お誕生日と振るマラソン完奏おめでとうございます!

演奏会が終わったのは夜8時頃になりました。

出演者やスタッフの方々、お疲れ様でした。
私も最後まで鑑賞できて良かったです。