背中の目

覚書

宝塚歌劇 花組公演「ファントム」

2006年07月23日 | Play


いわずもがなの「オペラ座の怪人」

映画でしか観たことがないストーリーだけど

映画ほど極端にしたらば

(映画ではちゃんと伯爵を選ぶのに、この作品はどっちつかずなまま)

クリスティーヌって あんなにしどころなくならなかったろうに。

ありゃ、ひどい。

と、思う一方で

初演の花總まりが演じたクリスティーヌはどうだったのだろう?

観てみたい。潔いほどの手の返し方だったんじゃないかしら。

こどものようなエリック=怪人、春野寿美礼をみなおした。(何様だ)

彩吹真央の歌声が非常にすばらしい。主役くってた。

オペラ座新支配人の妻カルロッタ役の出雲綾、たきちゃんは相変わらず。

歌声だけで即分かるのは流石。嫌味だけど下品じゃない。きわどいな。

色んな意味で懐かしく、文字通り夢の中の3時間でした。

娘役のやわらかな動きは本当にうっとり。

最近やたら、ごつかったりムキムキだったりなのを見てるから・・・。

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宝塚歌劇 花組公演
三井住友VISAミュージカル
「ファントム」

「3」はちょうどいい。

2006年07月23日 | Weblog
木曜日のこと。
パソコンの電源が落ちるまでの1分以内に寝てしまう。
三角座り。そのまま午前4:00まで。
気が付いてからも結局朝まで三角座り。
一睡たりともベッドではなく。しかも横にすらなっていない。

金曜日のこと。
パソコンやっていたら寝ていた。
土曜日の朝に目が覚めたらベッドの上で寝ていた。
珍しくうつ伏せだった。
体が本能だけで動いたに違いない。

連日一体何をしているのだか。
メガネはかけたままで、電気もつけっぱなし。
まったくもって酷くなるばかりの病気。
傍に誰かいてくれたら、なんて他力本願?
こんな私を厳しく優しく母のように父のように戒めてください。
とりあえずメガネだけでも外してもらえませんか?


ギター教室の後、南堀江のカフェBarbesまで。
心斎橋からてくてく歩いて、頼りない地図を手にして。
辿り着いたカフェは奥行きのとても長い、居心地のよい空間。
お茶でもしよう、とメニューを見るとルイボスティーがある。
久しぶりに飲みたくなって、今週のスイーツとともにいただく。



まるでチーズの塊、のようなチーズケーキ。
フォークで刺したらもろく崩れそうなのに、
ぎっしりした食感がとっても美味しかった。
生クリーム&マーマレード添え。


すっかりいつもより遅くに着いたジム。
時間がないので初めて時速9kmにチャレンジ。
何とかノルマの30分4kmをクリアしたところで、時間となりスタジオへ。
ボディパンプ45分のクラス、なぜかパーソナルトレーナの姿が・・・。
正面に本来のインストラクタ、後ろにトレーナ。
まるで「前門の虎、後門の狼」。

ちょっと、やっぱり今回のバージョンはきつい。
(ボディパンプには№があって、曲とトレーニングパターンが変わるのです)
膝から下の力が抜けて、一気に崩れ落ちてしまった自分にびっくり。
相変わらず「へたれ」・・・でも、最近けっこう楽しくなってきた。
きついなりに、しんどいなりに、できないなりに・・・。

明日は久しぶりの宝塚歌劇

こどもたち

2006年07月21日 | Weblog



朝の土砂降りは一体?
というくらいに晴れました。金曜日。
閉じた傘を持って会社を出ると、まだうっすら明るい。
午後7時半過ぎ。
さ、寄り道しながら帰ろう。

ということで。
百貨店でアルビオンへ。
ファンデーションを買って、美容部員と色々お話。
年齢に合ったお手入れが大事。若くはないんだよなー・・・。
ここぞ!というところで手抜きしなければ、大丈夫。
基礎、です。胸が痛い・・・。

プラプラとして難波へ移動してタワレコ。
友達一押しや、試聴してかっこよかったのや、ほしかったのや。

チャットモンチー「耳鳴り」
凛として時雨「Feeling your UFO」
スピッツ「魔法のコトバ」
ハチミツとクローバー オリジナルサウンドトラック by菅野よう子

FM802で馴染んだ声、チャットモンチー。
女性の歌は殆ど聴かない割りに、しかもバンドな割りに、
チャットモンチーは好きかもしれない。
女性の歌は殆どソロとかユニットしか興味がなかった気がしている。
凛として時雨、バンド名とは思えない名前。
ヘッドフォンから溢れ出す轟音に、一瞬を見失うような景色。
3ピース。男女のツインボーカル。

映画「ハチミツとクローバー」絡みで2枚。
まいるな。いつものことだけれど。マサムネさんの創る曲は。
大好き、とはまた違った「好き」に近い。
一体それは何だ?
スピッツの魔法の言葉には「弱い」
強くなれるような言葉を紡いでいるのに、いつも、だから
まいってしまうな。こっちは泣きそうなの。


無印でスリッパが安かったので。
ひなたの窓に憧れて。




思う存分な寄り道。
荷物を持って電車に乗って、座れた。ラッキー。
先日、官能な一夜を過ごした友達からメール着信。
「今から我が子の写メ送ります。
 会わせられなかったから、ちゃんとした写真見せるね」
と。

笑って目を細めている長男。
ちょっと斜めを向いた次男。
特徴ある目で見上げる長女。

彼女の家族。
彼女の大切なたからもの。
あまりに違う自分との差を感じながら、彼女を心底尊敬する。
私にもいつか、こんな日はくるのかな?

会社を出てから余裕で3時間。
ようやく地元に帰ってきた。
雨上がりでいつもより涼しい夜。
よかった。晴れて。

大阪は泉大津に住んでいます。
去年から夏フェスの会場「泉大津フェニックス」ができました。
7月22・23日は今年最初のわが町フェス。
UDO MUSIC FESTIVAL 2006
よかった。晴れて。

------------------わが町フェス(勝手にネーミング)
7月22日(土)23日(日) UDO MUSIC FESTIVAL 2006
               (富士スピードウェイ/泉大津フェニックス同時開催)
8月27日(日)       RUSH BALL 06
9月2日(土)        ロックロックこんにちは!ANNIVERSARY SPECIAL Ver.パイレーツ・オブ・10リビアン

レインブーツが、ほしい。

2006年07月21日 | Weblog
なんやろ。
体のあちこちが痛い。
腕の変なところが痛い。
雨で古傷が痛むというけれど
左肩の傷は、まだ大丈夫。


***




思い出しましたか?
思い出そうとして 忘れました
それが事実にしろ そうでないにしろ

忘れられることがしあわせ

そんな思い上がりを踏み潰してしまえ

忘れたい
わすれたい
わすれたい
忘れない わすれたい

記憶に閉じ込められないなら
逃げるのはやめて
いっそ潔く向き合えばいい
思い出なんかで 死にはしない

雨音 つよく よわく
窓の外は闇夜に光る針のよう
雨が降る

ボ ー ル は と も だ ち ?

2006年07月19日 | Weblog
「めくってわかる☆からだのしくみ」



いきなりごめんなさい・・・。
東京や大阪でちょくちょく開催されている人体の神秘展(だっけ?)
の宣伝かと見紛うような「絵本」です。

「からだのなかをみてみよう」から始まり、
「骨格と脳と神経」「筋肉のはたらき」「血液と呼吸と生殖」「消化器と泌尿器」
の全5部門に渡り、図化された人体のあちこちに
ぺろりとめくれる絵がついている。
それをめくると、皮膚の下や筋肉の下には何があるかを更に図化。
とてもよくできた絵本です。

ジムで鍛えているのはこういうのかな?



食事の前後に見るのは少々辛いです。
で も。
自分の体の中身、というのがこんなにも複雑にできているのかと思うと
非常に興味深く面白く感じるのでした。
動く手や足も、食べて消化する体も、
見たり考えたり思ったり泣いたり怒ったり
それが どれほど当たり前かを、
当たり前に思っているかを
認識させられるような、深い深い絵本でした。

「人体絵本-めくってわかる からだのしくみ-」


今日のジム。
パーソナルでは引き続きバランスボール。
でも、今度は座るんじゃなくて乗ることに。
四つんばいまでは何とか。
でも膝だけで立つことが全然できない。
もう、面白いくらいに(実際は全く面白くないが)できん。
乗れそうな気がするのに。あぁ、早く大きなバランスボールほしいな。

ボールと仲良くなるまでは、まだまだらしい。

RSRシミュレーション

2006年07月19日 | 音楽

友人tak-n氏に習い、来るRISING SUN ROCK FES 2006に向け、
タイムテーブルを見ながら悩ましく妄想してみる。
何しろ今年は晴れてくれますように。

【1日目】

清志郎さんが病気で出られなくなったSUN STAGEのトップバッター。
フェスの幕開けだし、どうなるか気になるところ。
その後はGREEN OASISで小谷美紗子、アンジェラ・アキ。
ピアノと歌。ど真ん中に突き刺さるような小谷さんと、
まるで体ごと揺さぶられるようなアンジェラ・アキ。
タイプは違うが楽しみな二人。
ここで小谷さんをとると、くるりが見れないのが痛い。
当日まで迷うことにしよう・・・。

一旦ホームに戻り、夕食。今年こそ美味しいスープカレーが食べたい。
美味しいものを諦めずに見つけたい。

SUN STAGEでZAZEN BOYS、そのまま残ってスカパラか。
途中で抜けてGREEN OASISでsoul of どんとか。
いや、しかしMOON CIRCUSでROVOが見たい。
勝井さんのヴァイオリンでうっとりする(うっかり?)夜に。
うっかりして真夜中も10時をまわっているから迷子にならないようにしなくては。

どうも、あちこち移動し過ぎな感じが否めない。

【2日目】

ここはtak-n氏の意見に賛成。
EARTH TENTのアナログフィッシュを眺めつつ、
RED STAR FIELDの真心ブラザーズで幕開け。この場所で真心とは意外。

そのまま民生を見るか、滅多に見ないのだからSUN STAGEに戻りケツメイシか。

その後は限定復活の米米をしかと、この目に焼き付けたい。もうチャンスはない。

夕暮れ気持ちよくなってきたところでMOON CIRCUSでUA×菊池成孔。
Tシャツとジーンズじゃなくて、風になびく薄くて柔らかい生地のスカートとか。
陽射しも和らいできているなら、キャミソールなんかで。
そんな雰囲気で。

ちょいと休憩。一旦ホームに戻って補給。

再びMOON CIRCUSでrei harakami。矢野顕子も一緒とあっては行かずにいられない。
この後は仮眠した方がいいのかな?結局去年は一睡もしていないまま朝になった・・・。

EGO-WRAPPIN'をSUN STAGEで堪能したら、仮眠かなぁ。
その後はストレイテナーくらいしか見たいと思うものがない。
でも、SUN STAGEはえらい激しいので終わるから(KEMURI)
もう1回移動して、RED STAR FIELDで帰ってきたSPECIAL SESSIONで締め。
なんてのもいいかもしれない。

ほんまの最後は勿論、
朝日を見ながらのSUN STAGE
今年は眩しい太陽に会えることを祈りつつ・・・。

どうも1日目はGREEN OASIS
2日目はMOON CIRCUSに居ついてそうな
予感がしなくなくもない・・・。ワクワク。


雨に手をさしのべる

2006年07月18日 | Weblog
部屋の中が暑い。
廊下との温度差、3~5℃?
ベランダが涼しいので、暫く涼んでみる。
夜目なのと私の視力が悪いせいで殆ど見えないくらいの細かい雨。
パラパラと音がするので手で雨を受けてみる。

わずかばかりの雨。
気持ちよかったので、そのまま手を出していた。
だんだんと水の当たる感覚が多くなってきて、
その後徐々に雨の音が激しくなっていく。

両手をお椀型にして雨を受け止めてみても
水が溜まるほどの雨じゃない。
だけど、何故かそうしたくなった。

受け止めてもまだ
自分の体温で蒸発していってしまうほどの
たったそれだけの水だった。

今もしている雨の音。
雨どいの、水が伝って落ちていく音。

誰かが 誰かに 手をさしのべる時
その全てを握り返すことができたら
たぶん いちばんいい。
でも、もし握り返すことができなくっても
その手に触れられる 存在であったら いいな、と
そんな自分だったら いいな。

そう 思いながら 雨を受け止めた。

朝顔のうた

2006年07月17日 | Weblog
日曜日。
早く起きようと思っていたのに、気付いたら10時。
暑くて目が覚めてエアコンをつけ、
寒くて消して、暑くなってまたつけて、、、、
って、これじゃ土曜の朝と同じやん。

久々に買ってしまったスターバックスのシナモンスコーンで朝ごはん。
しばらくまったりしていたら時間になったのでジムへ。
日曜日のジム。連休の中日。
久しぶりに日曜に来たのだけど、何だか人が少ない。
みんな何処かに遊びに行ってるんやろかなぁ。
いつも45分のクラスにしか入っていないボディパンプ。
初めて60分にチャレンジ。
きっっっつい・・・。
でも指導者が違うと、明らかに受ける側の雰囲気も違う。気がした。
気のせい?

一度部屋に戻ってから再び外出。
久しぶりに友人の家に遊びに行った。
同い年にして既に3児の母親な友人H。
(エッチ、じゃないよ。イニシャルの「エイチ」。エッチは本人が喜びそうな気もするが・・)
今回はダンナ氏が子ども達3人を連れて和歌山の方へ遊びに行ってしまい
友人と水入らずの時間を満喫した。
夕飯のオムライス。ケーキはカシスのムース。
日付けが変わる頃にバーに出かけ、2杯で3時間ほど話し込む。
コンビニに寄り道して帰宅は3:30AM頃。
小さなケーキはチョコと生クリームの2個セット。
彼女は夏限定のシードルで。
私は午後の紅茶のストレートで。

女二人で過ごすって官能的だ。
甘くて、他言無用な会話を交わして、秘密めいている。
ダンナも子どももいない。
二人きり。
昔の恋愛の話。
ちょっと切ない思い出。
どう考えても、若かったとしか思えない行動の数々。


床に就いたのは、窓の外も薄明るくなった4:30AM。
降ったり止んだりの天気模様。
それでも昼過ぎには雨足が弱くなって



真っ青な、少しむらさきの 朝顔の
これでもかって 鮮やか さ。

携帯電話

2006年07月15日 | Weblog
携帯をうっかり忘れて出かけてしまった。
私は時計をしないので、携帯は時計代わりでもある。
でも、街中で時間を分かろうとすると
本屋のレジの後ろとか、
時計売り場で大体の時計が指し示している時間とか、
そういうのを見れば分かってしまうものでもある。
すると。

携帯なんて四六時中持ってなくても大丈夫なんじゃ?

と、思えた。
大体あれを持つことによって、何処に居ても連絡がついてしまう。
電車に座ってメールをチェックしたりしていると、
ふと気付くと周り殆ど携帯見ていたりする。
自分もそういう中の一人なのに、それが可笑しくも不気味でもある時がある。

携帯がないと不便なのも確か。
でも、ある意味世の中から一瞬開放されたような錯覚だった。
いや、でも、ほんと。
ないと不便。
何だか不安。
分かっている。現代病だよな。
だって昔はなかったのだもの。



携帯で世の中と繋がってるような気分になるなんて
そりゃ病気だと思う。

OTODAMA~掛け湯シリーズ③~

2006年07月15日 | 音楽
ギター教室→45RPMでうっかりバーゲン→久々のフレッシュネスバーガー→
ハムサンドをトマト抜きでもりもり食べる→片付ける時にカフェオレの残ったグラスを倒す・・・→
アメ村のタワレコでちらしを探す。あった。チャットモンチーを口ずさむ→
本屋で約1時間過ごす。ハチクロ9巻を買う→スタバ。ハチクロ読んだら泣きたいやら笑いたいやら→心斎橋クアトロへ。

ギター教室からライブまでの時間があり過ぎた。
でも携帯なくったって全然余裕で一人遊び。
あぁ。ほんと一人が好きなのね。。

8月にある野外イベント「OTODAMA」のプレイベントでもある掛け湯シリーズ。
先日メレンゲのライブに行って、再びメレンゲが見たくて行ってみた。
メレンゲ以外誰が出るのかも知らずに行ってしまった。
以前から名前は知っていたポメラニアンズANATAKIKOU、メレンゲの3バンド。
ポメラニアンズは踊れ~!みたいな感じ。
びっくりしたのはANATAKIKOU。
以前誰かのライブで出演者が「関西の変態バンド」とか言っていたような気もする。
ギターでボーカルやってる人のテンションが異常で納得した・・・。
POLYSICSのハヤシ君にちょっと通ずるものがあった。
でも演奏はポップさ加減がちょうどよくて、気持ちいいゆるさ。
たま~に変な歌詞を歌っていたような気もするが。
カッティングギターとか、フレーズがいちいちツボを押される感じも好き。
また観てみたいと思わせるライブ。

久しぶりに全然知らないバンドのライブを見た。
最近そういう機会もなかったので、楽しかったなぁ。
心斎橋の端っこクアトロから歩いて難波まで帰ったけど
相変わらずだよな。
あのゴチャゴチャさ加減が「らしい」と言ってしまえば。
でもやっぱり人ごみでゆっくり歩いていられるほどのんびりはできない自分。

一人のときは信じられないくらいに「のののんびり」しているのに。