僕は、夏休みになると父と母のところへ行って
一緒に暮らしていました
☆****☆
近所に一つ年上の女の子がいて
たまにいっしょに遊んでいましたが...
ある日、七夕の短冊に
みんなの悪口が書いてあると
悪ガキたちの間でうわさになり
僕もいっしょに見に行きました
「○○ちゃんはいい人だけど
人の悪口を言うのはよくない。」
色々と書いてありました
その七夕飾りを一人がはずして
近くの川へ流してしまったんです
僕は後ろで見ていただけでしたが...
女の子が泣いて追いかけてきて
みんなどこかへ逃げてしまいました
一人だけ、取り残されて
「○○ちゃんがそんなひどいことをする人だとは思わなかった。」
涙が止まらない女の子の前で
僕も泣きそうな顔で立っていました
☆****☆
遠いあの夏の夜、
夜空にはたくさんの星が輝いていました
PS.
ハチの巣を取りに行った時も
刺されるのは
いつも後ろで見ていて
逃げ遅れる僕なのです