はや&あり 我が家の生活日記

子ども達の成長&美味しいお店&趣味&素直な気持ち・・
あの頃こんな風だったと思える日記を残しておきたいな♪

いもや改め天丼家

2008-12-13 21:34:52 | せらび投稿分
 M大やS台予備校などで青春時代を送った人なら、一度は行ったことがあるんじゃなかろうか?
 究極のB級グルメ店、「天丼いもや」である。
 学生時代にはいったい何度足を運んだことか。東京を離れてもう17年目になるが、時折無性に食べたくなるあの味。

 先日、東京出張があったので、飛行機を2便ほど早めて久しぶりに「いもや」で昼食をとることにした。
 客の回転は速いとは言え、昼時は行列ができて結構待つことになることはわかっているから、11時の開店を狙って神田は神保町界隈へ向かう。

 店の前に到着してびっくり。屋号が「神田 天丼家」に変わっているではないか! 8月から変更したそうである。知らなかった。


(携帯画像につき不鮮明ですみません)

 いったい何年ぶりに訪れたのだろうか。しかし店内はあの頃と全く変わっていなかった。てんぷらを揚げる兄さんもそのまま。カウンターのみ10席程度のこじんまりした空間に香ばしい胡麻油の香りが広がる。これこれ、この感じ。
 「ご飯の量はどういたしますか?」これもいつもの台詞。条件反射のように「大盛りで」と応える。どんなに忙しい時でも、着席した客の順番は決して間違えないのもこの店の伝統だ。

 えび、きす、いか、かぼちゃ、のり。揚げたてが丼に盛られ、ちょいクドめの、絶品のたれが上からかけられる。その量がまた絶妙。ご飯がひたひたにならず、そして味が薄すぎることもない。


 しばし再会を目で楽しんで・・・ おもむろに一口ほおばる。
 嗚呼、至福の時。味も全然変わってない。本当にウマい。あとは夢中でかっこむのみ。
 このお店のもうひとつの伝統、ご飯粒をひと粒残さず食べると大盛りも同一価格。これも健在だった。

 これだけ満足してお値段600円。究極のB級グルメたる所以である。ちょっと値上げされちゃったけどね。初めて来た頃は確か450円だったな。まあ、20年前の話だけど。

 また食べたいなぁ。


 神田 天丼家   東京都千代田区神田神保町1-22

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2 コメント

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Unknown (Art-Foods)
2008-12-14 04:43:49
M大やS台予備校には行った経験はありませんが、予備校~大学時代をを静岡市内で過したボクにとって思い出のお店はすっかり少なくなってしまいました。
シゴトで近くまで行ったトキや、よくトラブルでお世話になるルノー静岡南が(笑)大学に近いのでたまに行ってみたりもしますが、再開発や経営者の高齢化によって店をたたんでしまった姿を見ると月日の流れを感じます。
それでもいくつかは残っていて、変らぬ味に感激することもありますね。ワガママでトンガっていた青春時代…お店のカウンターで食事をしながら走馬灯のように思い出が蘇るコトがあります。
せらびさんもふと思い出したコトなどありませんでしたか?ハズカしい話など(笑)
でも、よかったですね。いいお店がいまだに健在で…
こんな天丼ならご新規さんでも大ヨロコビですよね♪
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確かに (せらび)
2008-12-14 20:41:38
Art-Foodsさん

そうなんですよね。すでに無くなってしまった思い出の店ってたくさんあります。
今回ご紹介したお店は、田舎から出てきて初めて東京暮らしを始めたワタクシに、東京育ちの同級生が教えてくれた店です。
確かに当時の記憶がよみがえって来たりしましたね。
当日、他の客の半数以上が会社員でした。同じような思いを抱いて食べに来ている方もいらっしゃったかも知れません。
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