◆『「気と経絡」癒しの指圧法 (講談社+α新書)』
気について長年の治療と研究に基づく驚くべき発見と真の独創性に満ちた本だ。気に特別の関心がない人にも読むことをお勧めする。
遠藤は、ある日患者の経絡がイメージとして見てとれるようになり、それを境に気についての様々な発見をしていく。それが治療効果という事実に裏付けされているだけに、気という奥深い世界にまったく新しい視野を開いてくれたような気がする。
経絡も経穴も絶対固定的なものなど存在しない。時代とともにあるいはひとり一人の中でも、つねに変化し、流動している。
経穴が変化することは、故中川雅仁氏も実践に基づいて主張していたし、私も自分の労宮が変化することで確認していた。
また遠藤氏は、中国古典にない新しい経絡も多数治療中に発見している。中国古典の経絡経穴図を千年一日のごとく信じることが変化流動する気の世界の現実をいかに見失わせるか。
気の真実がどこにあるかを知ろうと思うなら必読の本だ。
気について長年の治療と研究に基づく驚くべき発見と真の独創性に満ちた本だ。気に特別の関心がない人にも読むことをお勧めする。
遠藤は、ある日患者の経絡がイメージとして見てとれるようになり、それを境に気についての様々な発見をしていく。それが治療効果という事実に裏付けされているだけに、気という奥深い世界にまったく新しい視野を開いてくれたような気がする。
経絡も経穴も絶対固定的なものなど存在しない。時代とともにあるいはひとり一人の中でも、つねに変化し、流動している。
経穴が変化することは、故中川雅仁氏も実践に基づいて主張していたし、私も自分の労宮が変化することで確認していた。
また遠藤氏は、中国古典にない新しい経絡も多数治療中に発見している。中国古典の経絡経穴図を千年一日のごとく信じることが変化流動する気の世界の現実をいかに見失わせるか。
気の真実がどこにあるかを知ろうと思うなら必読の本だ。